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第四話 心~もう一度~

世界の廻間。

銀狼はとある世界にいるルキを見つめていた。



「クッ…転生するのか?ルキ」



銀狼が笑っていると、その世界に亀裂を入れてルキが廻間に戻って来た。



「銀狼!久しぶりに世界に転生する!!」



すごく嬉しそうな顔をしたルキは銀狼に勢いよく抱き付いた。



「離せ」



そう言う銀狼だが、嫌がるということはしない。

もう諦めと慣れである。



「世界に拒絶されても、あの世界で関わる人間は私を“仲間”って言ってくれるの…」



ルキが能力を発動させると、銀色の風が舞い上がった。



「またお前の本体(からだ)のお守りか…」



銀狼が、めんどくさそうにぼやくと…ルキの(たましい)が身体から銀色の風に護られながら、その世界へと侵入していった。



「(いってきます…銀狼)」



声がきこえなくなると、ルキの身体が崩れ落ちる。

銀狼が自身の銀色の風で受け止め、守るように自分の銀色の毛並みに隠した。



「俺を楽しませろ、ルキ…」

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