ミル子の未練
初投稿の初心者です。一応シリーズものとして書いてくつもりなので誤謬盛り盛りの文章になるとは思いますかご容赦願います。
いいなづけ、それは恋する乙女にとってはとても甘い響き。加えて彼が優しい王子様のような人ならば女の欲望番外地もびっくりな盛りすぎの幻想であるが、今その夢のような事実が私に近づいてくる。容姿端麗清潔なタキシード姿着ささっているのは幼馴染の雄太だった。私は甘い目つきで雄太を迎え入れようとする、それは唇でもあり夫婦の近誓いでもあった。あらゆる未来をはらむ決意の瞬間なので少し緊張した私はちらりとギャラリーを見ると、なんとそこには幼いころ川におぼれたところを白馬で駆け付けて助けてくれた王子様がいた。しかし幼いころに助けてもらったままの格好でいたので私は変に思ってしまった、それがいけなかった。「あ、これ夢だわ。」と私はあっけらかんと言ったとたん目の前の雄太はするすると消えてなくなりまわりの結婚式会場であろう舞台もボロボロと崩れていく。ミル子は激昂した、幼いころから惹かれていた雄太との夢の中であろうと結婚式をあげようとできたのにもかかわらず、もっと雄太よりも憧れていたが助けてもらったきり私の元へ一向に姿を見せない淡い恋心を勝手に抱かせた白馬の王子に小市民である私のささやかな恋路を邪魔されたかのように感じたからだった。そんなミル子に怒りを抱かれてるとつゆしらず夢の中の主導権を握るミル子のもとに図太く未だに残っている王子に対しミル子はそんな自分の思いを憤怒の怒りも添えて唱えだした。王子は優雅に王子らしく「ふむ、ふむ。」とあいずちを打ちながら聞いていたがすぐに返された言葉はレム睡眠で頭が冷めかけてたミル子が王子に抗議しながら思いつつあった言葉であった。王子は「君の夢の中なんだから僕は勝手に呼ばれただけさ。」とのたまうと消え去っていった。ミル子はもしかするとこんな問答も自分が作り出した空想であり夢にまでみた王子との差をあきらめがついていない自分にばっさり切り捨ててほしい表れの象徴だったのではないかと朝ボケ栗色天然パーマのミル子は王子が消え去った後に目が覚め枕に十発ボディブローを決めた後で冷静になった頭で自己分析をした。
読んでいただきありがとうございます。無味無臭な文章ですがこれでも精一杯書いたつもりなので薄味好みの方々に向けれるよう定期に近い不定期投稿を目指していきたいです。