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後遺症で病院転々としてたので投稿遅れました。完治するまで投稿遅くなるかも。
煌びやかなシャンデリアに高そうな壺、赤い絨毯が敷かれている豪華な立食系のパーティに参加している。
朝にクレア先生に起こされ白をメインにしたドレスを着させられ髪を結い上げられ軽く化粧をされ気がつけば大きなお屋敷に着いていた。
昔テレビでみたハリウッド映画の俳優の家という題名に出てきた家だ。
観光でなら見学するのも楽しそうであるが住んだりましてやパーティになんか参加しようものなら胃が食べ物を受け付けない程にストレスを私に与えそうだ。
気を紛らわせるためにリムジンで一緒に来たクレア先生とアリス、アーロンさんを見てみる。
クレア先生とアリスは赤をメインにしたドレスでアーロンさんはタキシードだ。
流石上流階級、偽上流階級の私と違って着こなしている。
私?立ち止まっていれば綺麗で可愛いのだろうが動くとドレスの可動域と下半身のスカートの部分の重さでブリキのような動きになっている。
転けないように筋力によって無理やり体勢を保っているのでどうしても優雅さに欠けるのだ。
「小冬音、何してるの?行くわよ。」
白い手袋をしたアリスに手を引かれ玄関に向かう。
玄関に着くと黒い服を着た執事みたいな人が立っていた。
執事さんがこちらに会釈したのち扉を開いてくれる。
中に入ると豪華!としかわからないが高そうな物が沢山並んでいる。
唯一わかるのがフェルメールの油絵なのだが本物なのかわからない。
「ああ、これは贋作だよ。贋作でも有名な贋作師に書いて貰っているがね。」
「そうなんですね。」
絵を見ていると急に後ろから恰幅のいい某チキン屋の大佐のような人に話しかけられた。
クレア先生にここにくる途中に何か話しかけられても言質は取られない会話をしろと言われ無難に済まそうとする。
「アーロン君、クレア嬢、アリスちゃん、よくいらしてくれた。君は小冬音ちゃんだね初めましてジョナサンだ。」
「初めまして小冬音です。よろしくお願いします。」
手を差し出してきたので軽く握手をする。
「この絵が気に入ったかい?欲しかったらプレゼントしようかい?」
「いえ、本で見た絵だと思っただけなので」
クマのぬいぐるみだらけの部屋にリアルな人物画の絵は合わないだろう。
「ここは直射日光が当たるから本物を置いていないが何点か本物があるから見てみるかい?」
「いいえ。次の機会にお願いします。」
興味はあるが好きなものを見ると自制が効かなくなりそうなので我慢する。
「ははは、フラれたなジョナサン。」
180cmはある身長にすらっとした体白髪だが昔女を沢山泣かしてきたであろう老イケメンが会話に入ってきた。
「五月蝿いよレイ。」
二人とも仲がいいのであろう皮肉混じりの会話をしたあと長身の老イケメンが話しかけてくる。
「おっと、すまないね。私はレイモンド。小冬音ちゃん。私の事は知ってるかい?」
「は・・・はい。小冬音です。よろしくお願いします。」
深くお辞儀をする。
「俺の時と反応が違うけどしょうがないか・・・。な、大統領。」
「役職で呼ぶんじゃ無いよ。」
困った表情でクレア先生に助けを求めるが顔があった瞬間逸らされた。
アリスは面識があるらしく無難に挨拶をしている。
日本の小市民である私にこの対面はキツすぎる。
「小冬音ちゃんも緊張しちゃったみたいだから退散するか。」
「ジョナサン、お前が余計な事を言うから。」
「いや流石にお前の顔を見るだけでバレるだろ。ではパーティを楽しんでくれ。」
二人は言い合いを続けながら立ち去っていった。
「クレア先生。今日誰が来るかわかってて私に言いませんでしたよね?」
「言っても来ることに変わりがないんだ無駄だろう。」
「小冬音今更何を言っても無駄だからご飯食べに行こ。」
アリスにクレア先生との話を中断され料理の乗っているテーブルに連れていかれるのであった。




