表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/23

秒で交代のハズ


「それでもいいんだ。

俺は彼女の歌声と、笑顔に元気をもらってる。たまに見る、彼女が映るテレビだけが、

勉強に明け暮れてる俺の楽しみなんだ...!」


「はーっ。可哀想なやつ。

これだから、貧乏人は嫌だよ。

ポスターも買えない。CDも買えない。

グッズも買えない。俺はな、滅茶苦茶、投資してんだよ!バーカ!俺の方がお前より、

ヒロちゃんにとってはいいファンなんだよ!

大切にしたい、ファンなんだよ!」


俺と藤島は。前後に並び。


順番が来るのを待った。


先に藤島くん。


それから俺。


「ま、ヒロちゃんは清楚系にみえるけどな、

あんまりファンサービスよくないって噂。

てか、滅茶苦茶塩対応でさ、ちょっと

握手しただけで、交代しちゃう、

女の子だけどさ」


「ま、この、イケメンの俺様には!

金かけてる俺様は、特別扱いしてくれるっしょ!?」


「対して、おまえは!

秒で交代っしょ!!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ