あの海をまだ見ている
誰もいない
波打ちぎわ
風と揺られる
瞳の奥ざわめく
すれ違った波
寄せては返し
砂浜に打ち上げられ
輪の外側
描き続けた
自分の貝殻
そっと耳に当て
音を聞く
それでも
何も聞こえず
こみ上げる涙
このまま
乾き消えゆくのだろうか
ならばどうして
あの海をまだ見ているのだろう
--------------------------------------------------------------------------------
誰もいない
波打ちぎわ
風と揺られる
瞳の奥ざわめく
すれ違った波
寄せては返し
砂浜に打ち上げられ
輪の外側
描き続けた
自分の貝殻
そっと耳に当て
音を聞く
それでも
何も聞こえず
こみ上げる涙
このまま
乾き消えゆくのだろうか
ならばどうして
あの海をまだ見ているのだろう
--------------------------------------------------------------------------------
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。