そして到着風の国
すみません。
短いです。
風の国に船で到着。
着いたのは祭りの……3週間前。まあ、観光しながらとはいえ、まっすぐに海に向かえばそんなに時間はかかんないわな。
で、この国。
風の国は地の国と同じくらいの気候で過ごしやすい。
ただ、常に風が止むことなくふき続けてて、空気がカラッとしてるかな。
あと、所々に風車も見えるね。風が止まないってことは、ずっと利用出来るってことだしね。
「んー。心地よい風ね」
「潮風でも、船の上とは違うな」
みんなで久々の陸を堪能しながら、とりあえず宿に向かう。
今回は最初から王都に向かうって決めてるしね。
まあ、のんびりと行きたいなー。
ーーー
「おい、間違いないか?」
「はい。あの黒い竜、間違いなく真竜です」
「そうすると、あの娘が……」
「ですね」
「……連絡を」
「はい」
ーーー
(……だそうです)
「なんなの、そいつら?」
(さすがにそこまでは……。私たちもそこまで人を気にしてませんし)
「まあ、カラスだし?」
(そういうことです。あ、そうそう。そこの魔術師さん。私を使い魔にしませんかー)
「……簡単に決めるね」
(話は聞いてたんで、目をつけてたんです)
「えっと、シオン?」
「……うん。聞こえてる。どうやら僕の魔力も大きくなってたみたいだね。だけど、いいのかい?」
(いいんです)
道端で聞いたって話を伝えてくれたカラスさん。
いつのまにやら気に入ってたシオンに売り込みしてるし。
そういうわけでシオンも使い魔出来ました。
4枚の薄紫の翼に翠の眼をした四翼鴉。
それにしても、あたしを狙ってるのって何者だろ?




