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七十九 円華との再会


 祐介は、正確な位置を教えてくれたメンテナンス員に会いにモニター室に来た。

お互い顔を見て、気が付いた。


「おじさん、だったんだ。でも良く生きていましたね? 正確な位置を教えて

いただき有難うございました」祐介は礼を言った。


「あー 私の警護をして頂いた人ですね。運の良い事にこの施設に入り熱中症

にならずに助かりました。仕事だから礼なんて良かったのに」

英介はモニター見ながら答えた。


祐介はある事を思い出してカメラならと思い塀の上に少女が写っていないか?

 確認したいと英介に頼んだ。


モニターには塀の上を見上げる祐介とその先の有刺鉄線がない塀の頂上には

少女達は写っていなかった。しかし、三本の縦の光の筋があった。


暫くするとその光は消えた。何かがいたのは確かだった。


次に祐介は円華達の部屋に行った。円華は、急に会いに来た祐介に戸惑った。

会いたい気持と申し訳ない気持が入り乱れていた。


祐介は耐火服の実験人から警護隊になるまでの経過とそれに合わせて変わって

いった自分の心境を話した。


円華は付き合った頃の祐介とは別人のように変わり目標を持っている事に驚いた。


祐介は円華の顔を見て懐かしさと甘えから自分の事を聞いて欲しくて夢中で

話してしまった。


それは円華も分かっていてまた会うことを約束して祐介は兵士の弔いに戻った。


緑の顔の娘の話は幻覚で半信半疑だったが円華に会えて自分の話を聞いて

貰えたのが嬉しかった。


後に病院の精神科で軽い統合失調症だと診断された。生死に関わる状況なので

発病しやすいとも言われた。最初に見た時は自分を助けてくれる強い存在を

空想で捜してそれがゲームの無敵の少女だった。


それで偶然にも命が助かり信じるようになった。次の狙撃の時も最後の戦闘後

もその子達を空想することで心が楽になった。と精神科医に言われた。


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