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七十五 戦闘


 祐介は塀の中の東半分を制圧するために地対地ミサイルを撃ち込むことにしたが

塀の側に壕を掘られ大国の兵士の位置が不明だった。そこで、監視カメラが付いて

いるのに気が付いて、モニターで位置を確認することにした。


武内から連絡があり英介が対応した。


モニターは一辺に五台ずつ付いていて間隔は二百メートルだった。何台目のカメラ

から、左右に何メートル位と教えることで大国の兵士達の位置は確認できた。


祐介は塀のコンクリートの厚さと強度を聞いた。


「厚さは三メートル位、門の袖壁で門から両側五メートルは普通コンクリートで

他は高強度コンクリートです。強度は普通の五倍位はあります」英介は答えた。


祐介は塀に直接ミサイルを当て爆発させる方法にした。


祐介は地下の上官に連絡して人口塹壕の設置を依頼した。


すると、北側の門から南へ向かって、出入口の横を通り南側塀に直角に

ぶつかるように地面が沈んだ。そして塹壕が出来た。


溝は幅三メートルで深さ二メートル程あった。


祐介と兵士達は塹壕に展開して行った

そして、英介は監視カメラより正確な数字を教えた。


ミサイルはその位置のコンクリート塀に当たり爆発し、

兵士達は叫び声を上げ倒れた。


効果は絶大で其処にいた兵士は全滅した。それを繰り返して東側に展開していた

大国の兵士を殲滅した。


今度は西側に地対地ミサイルを据えた。そして、英介に連絡し指定された位置に

ミサイルを撃ち込んだ。


ほぼ制圧したと思った時に残った兵士と軽い負傷の兵士が立ち上がって最後の

突撃してきた。


「止めろ、降伏しろ!」と大国語で叫んだが無駄だった。


みんな、銃弾を受け倒れるが十数人が塹壕に侵入し白兵戦になり大国兵士は

全滅した。


祐介の部下も大勢戦死した。英介が工場の中で見かけた半分ロボットのような

若者達でモニターから見ると目は虚ろで死ぬようにと暗示を掛けられていた

ように見えた。


避難通路が爆発する前に大国の工場では、三千人の兵士の内千五百人が先に

自衛隊の駐屯地を攻撃する予定でバスに乗っていた。


残り千五百人は地下に待機していた時にドーンと音と共に3階建の宿舎の十棟が

激しく崩れて地下からの出口は塞がれてしまった。


数日での撤去は困難なのでバスに乗った兵士は臨時政府攻撃に変更された。


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