魔王見捨てて悪魔が来たよ
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ブランドン国王は器が大きいのだ。名付けしたばかりのクロエを千年樹に住まわせてくれる事になったのだ。
クロエが棲みかを探している際に千年樹に目が止まり近づいてオルゴーンとヒルダに交渉したらやはり酒によってエルフ達に悪絡みする輩は少なからずおり、蛮族が今のところどうにかしているが部屋では助けを求められても助けるまでにヒルダ以外には千年樹からの声が聞こえないのだ。
その為にクロエの子どもらが部屋に監視役をしてエルフ達が助けを求めてたら糸で捕縛する事になったのだ。
クロエに尋ねたら子蜘蛛らは100匹以上いるらしいのでブランドン国王の護衛としての役割も任せ、フォロットル王国の警護班に同伴させて糸電話の役割りもできるそうなのだ。
異世界の蜘蛛強すぎて便利すぎねぇ? 俺よりも目茶苦茶仕事できるじゃん。
・・・んで、早速厄介事を報告してくれました。あのサキュバスが帰ってきたのだ。他の上位悪魔の軍勢を引き連れて転移してきやがった。
最初こそ、フォロットル王国の乗っ取りかと思ったが、もう魔王・デュガルディンに着いていくのは嫌だと支配下から抜けたのだ。
魔王の支配下から抜け出す事って可能なのか?
試しに尋ねてみたら上位悪魔クラスになると支配無効スキルがあるらしいので魔王に飽きたらそれを使って支配下から抜け出せる事ができるらしいのだ。
「あのさぁ。サキュバスちゃん?なーんでフォロットル王国に来たの?しかも人間付きで・・・」
「いや~何かもう嫁探しに付き合うの飽きちゃったからさ~んで、ゲーム教えたら皆が興味をもったからフォロットル王国に加えて?役に立つからさ~」
「魔王・デュガルディンがキレるだろう・・・」
「んー・・・連れてきた上位悪魔達が精鋭部隊で目茶苦茶強いし、こっちには上位魔将軍の大将達もいるから迂闊に手出しできないわよ?」
詳しく話を聞くと魔王・デュガルディン直属の配下の精鋭部隊でほぼレベル40前半で上位魔将軍の大将達は魔王クラスのレベルであり、一匹で大国を滅ぼせる力を持つ悪魔が3人も連れてきやがった。
このバカサキュバス。余計な仕事を増やしやがって・・・。
すると、古参の上位魔将軍の大将の一人がじっと俺を見つめてきたのだ。小猫族の黒猫を見るのは久しぶりだというのだ。
「あの~千年樹もあって天敵の女神の力がありますけど?そこの所は大丈夫ですか?」
「天敵の女神は神聖騎士国【マリアディア】のアルカディア位だからな・・・」
「あ、もう勇者とかガン無視なんですね?」
「・・・そもそも異世界から来ただけの人間が職業を与えられただけで悪魔や巨人に勝てると? 勇者の剣1本で勝てるとおもうのか?」
・・・確かにいわれてみれば、たかが勇者の剣1本で悪魔や巨人相手にどうこうできる次元ではないだろう。少なくともタイマン勝負ならわかるが、複数でこられた間違えなく負け戦確定だろう。
仲間がいても勝てる勝てないの話じゃないよな。普通に考えて無理だろう。レベル差もだけど悪魔と巨人相手に人間がどう太刀打ちすれば良いんだよ。
よくよく考えて見れば、相手側が気を使ってくれてるだけじゃねぇか?
「何やらゲームとやらで賭け事をやっているみたいだが、それを教えて貰えないか?」
「ブランドン国王。どうする?カジノ街作っちゃう?」
「カジノ街とは何だ?」
「勿論、賭け事をする街。誰でも賭け事をする事が出きる。自分を掛けてもいいし、女を掛けてもいいし、そこの管理を悪魔達に任せればいいし、悪魔って魔力で金貨とか産み出せるよな?」
「勿論だ。悪魔は契約に乗っ取りそれを従順するからな。魔王・デュガルディンは勝手に契約して俺らを利用していたが付き合いきれん・・・」
悪魔が仕切るカジノ街なら悪さする奴らもいなくなるだろうし、記憶を見せてラス○ガスみたいな街を作れないだろうか?
わりと面白そうじゃねぇ?
「なら、俺の記憶を見てカジノ街を好きにしていいからそこで賭け事を楽しむってのはどうだ? 魂は賭けの対象になる?」
「ならん。少なくとも悪魔は人間の感情が一番の食事になる。戦いよりもそっちのが好きな悪魔も多い位だからな・・・」
この赤紫色の肌のムキムキの悪魔さん古参なだけあって話が通じるな。サキュバスに教えた遊びの他に記憶を見て再現できそうなものを作れる空中娯楽街を作れたらフォロットル王国の娯楽増えるんじゃないか?
スロットとかパチンコとかルーレットとか歓楽街みたいな悪魔が仕切る色と金の歓楽街とか面白そうじゃん!!
「んじゃ、記憶を見て歓楽街を作ってそこに棲むのどうよ?転移魔法で浮遊娯楽街作って遊べる街を作って色んな感情を楽しめる悪魔の歓楽街建設!!」
「魔王の嫁探しの手伝いするよりも面白そうじゃねぇか?俺はいいとおもうぜ?」
同じく赤紫色の肌の悪魔とサキュバスのリーダー格の女悪魔も頷いたのだ。
取りあえずは契約成立だから名前着けた方がいいよな。魔力5000あるし、 名付けして何とかならんかな?
名:カワグチ・トモヤ 種族:小猫族職業:盗賊
レベル:15
固有スキル:【生命強奪:レベル1】
『能力:一定時間見つめた相手の体力・魔力を強制的に奪い取る事が出来る』
【選択スキル一覧】
・拘束能力:レベル1
・爪攻撃:レベル1
・忍び足:レベル1
・癒し:レベル1
・名付け親の加護:レベル1
筋力+10敏捷+20 体力+3530 魔力+8500
器用+15 知能+30 幸運+15
経験点:0ポイント
何かスキル増えるじゃん!何々、名付け親の加護、魔物や魔獣、精霊や悪魔に名付けをすると体力か魔力が上昇する。なにこれ?俺、ベンケイとクロエしか名付けしてないけどそれでスキルになった感じか?
試しに古参の悪魔に【キング】次に強そうな上位魔将軍の大将に【ジャック】女上位魔将軍に【クイーン】とありきたりな名前を着けたが契約が成立したようだ。
すぐさまはフォロットル王国の上空では浮かぶ歓楽街が建設され始めたのだ。
名:カワグチ・トモヤ 種族:小猫族職業:盗賊
レベル:15
固有スキル:【生命強奪:レベル1】
『能力:一定時間見つめた相手の体力・魔力を強制的に奪い取る事が出来る』
【選択スキル一覧】
・拘束能力:レベル1
・爪攻撃:レベル1
・忍び足:レベル1
・癒し:レベル1
・名付け親の加護:レベル1
筋力+10敏捷+20 体力+3530
魔力+35000
器用+15 知能+30 幸運+15
経験点:0ポイント
魔力だけ等々35000いっちゃったよ。ヤベェな・・・。まぁ、悪魔達がこっち側に着いたし、ルベリア帝国も終わりだろう。
取りあえずは暫くは悪魔達の観察もあるし、フォロットル王国から離れられなくなったな。
夢の中に女神出てこなきゃいいけどなぁ・・・。




