和平交渉へ(5)
あらすじ
何となくでし知ってる知識を異世界に伝え技術発展させるのはよくあるけど、何回も転職して違う業種ついた自称・秀才を転移させたらよくね?って思った。
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和平交渉の為に口に出したことを実行してドワーフやワーウルフ達に指示を出して居住区と農村部と移動用の道路整備の整備計画を実行に移していたが、フォロットル王国とワーウルフの支配領域を合わせると
広さは大体東京ドーム何個分とかで例えられる事が多いが愛知で東京ドームいったことない俺からしたら『わかりずらい例え』だと前々から思っていた。
取りあえずは始めに水路の整備を整えてから居住区や農村部を作らないと洪水被害は洒落にならない損害を出すからな…。
子どもの頃に川の近くで水位が上がって大雨で反乱したのを見たことがあった為に自然災害には例えチートスキルで太刀打ちするは難しいだろう。
水源となる川を繋げる為に必要な事それは深く掘る事である。
「ゼェー…ハァー…ガキの頃に穴掘り好きで良くやってたけど、これを掘るのは年単位はいるだろな… 」
「土を掘るだけなら土魔法を使える者をフォロットル王国から手配しよう」
「こっちは言われた通りにのモノが出来たがこれはなんだ?」
「カゴ工っていうおれの世界でやってたヤツ。石多いから見よう見真似で何となくで説明したのに良くドワーフらに伝わったなって思うわ」
「お前さんが口で説明しながら地面でどう作りたいか画にしながら説明してくれたおかげ何となく理解したからな!!ドワーフの職人気質舐めるなよ?」
異世界モノのドワーフはいい武具や建造物などをよく任せられるイメージがあるが、曖昧な知識で何となくで書いたラクガキの様な画で良く伝わったなと思うよ。
まぁ、普通は重機とかで堀を作るんだけどベンケイの怪力は頼りになりすぎた。
精霊だから休むことなく働いてくれるのはありがたいが俺がブラックな工事現場の監督になるから休めというのだ。
「このベンケイにお任せください!!!まだまだこんなものではありませぬぞ!!!」
…重機がないからベンケイの怪力が頼りになるから期待してるといったのが間違いだった。
主に頼られる精霊はそれを達成するまでそれを遂行するらしいが、契約してからアイツ目茶苦茶イキイキしてるんだよな。
「んー…よし!!流石ベンケイだな!!おかげで予定よりも事が進みやすくなるしこのまま頼むぞ?後はマジで疲れたら休めよ?マジでよ…」
「ガッハッハッハ!!!このベンケイそんな柔ではありませぬぞ!!!主殿の指示に全力で活かせて貰うまで!!!」
取りあえずは疲れたら休む様に伝えたがベンケイは作業を再開し始めたのであった。
ドワーフらにはガコ工に必要なカゴを製作して貰い、レイラ達がドワーフらの棲みかで鉱山から魔物討伐後に必要な石をワーウルフ達に荷台に乗せて運んで貰い、積めるという職人の仕事を任せてしまったのだ。
実際に成功するとは思ってはいないからまだ家も畑も作りも行ってはいないが、作業に参加しているワーウルフやドワーフ、そしてフォロットルの農民達はそれぞれが意見を出しあって作業を効率良くこなしている姿に安堵した。
てか、普通に異世界じゃ定番なんだけど言い出しっぺの法則で指揮権と責任は俺持ちになるのだが…。
「なるほどなぁ…この編み込んだカゴの中に石を合わせて崩れにくいように隙間をなくせば、確か足場にはいいな… 」
「おぉ、これならば、大きさを変えて足場を整えれば、水汲み場の階段としての役割りも担えると…」
「あくまでも俺もやったことないし、プロじゃなくて何となくで知ってるだけだからね!?
専門的に学んだことの知識こっちだと意味ねぇんだもん!!!」
ぶっちゃけ、こういうのって工業系の高校とか大学で専門的な知識とか現場で培った職人の腕が必要な世界なのは間違えない。
大雨対策で増水しても危険度が判るように柱に線をつけて目安をつけて避難場所を作るなど当たり前の提案をしただけだ。
ハッキリといって仕舞えば曖昧で何となく知ってるやり方を見よう見真似で実行してそれを遂行できる異世界人らが異常な程腕が良いのは間違えないだろう。
いや、これなら普通に知識を持った人間を転移させた方が色々と発展させられるんじゃないかと思った。
だが、元々敵対していた者同士を和解させて協力関係を気づくのは人間同士でもかなり難しく何よりも支持力がなければ民は動かせない。
まぁ、俺が気にしてもどうにもならないし、あの美人局の女神らの目的が【世界平和の為に魔王を討伐する】という一般的なファンタジー定番がない世界で【ファンタジーの定番】をあてにするのは辞めようと思うが、勇者がそれを許容出来る器が問題になってくるだろう。
少なくとも梨央奈らは琴音や亜梨沙らがついてるし、何よりもレベル的な問題がある。
あの勇者の剣を何百年も取りに来れない事から魔族側からは脅威ではないと思われているのではとふっと余計は事を考えてしまったのだ。
「新しい技術や交流が増えて楽しいのはわかるけど適度に休めよ~!!! 」
日本人も良く働くがこいつらも負けず取らず良く働くので休む様に指示をすると種族問わずに飯の席がちらほらと出来ていた。
まぁ、取りあえずは少しは成功していると信じてやれることをやろう。




