和平交渉へ(1)
あらすじ
コンプレックスと恋路地ってあるよねーw
**********************
いや~まさか、宴会になるとは思ってなかったけど、こーいうのが異世界の娯楽で醍醐味なんだよ。 ドワーフの作る秘蔵の酒もメシも旨いし、いうことないわぁ…
「そ、それよりも!!小猫族の黒猫よ。我の質問にも答えてもらおうか? 」
「おう。なんでも答えてやるぜ。まずは俺は異世界からの転移者でその中で勇者だったけど… 」
「ん?待て待て待て待てッ!!勇者だったのに黒猫になった経緯は!?」
「女友だちが黒猫だったから可哀想だったから女神脅して変えてもらったンよ。
ちなみにレベルバグ持ちでレベル15でカンスト済みだぜ?ステータス画面みるか?」
ぶっちゃけ、こっちは駆け引きする意味が無いんだよ。
だって普通なら女神が導いてくれたりするけど美人局行為で騙されまくってるんだよ?
前の世界の出○い系のサ○ラより達が悪いし、悪質なんだもん。
隠す意味のもないし、天敵の勇者が何人もいることや勇者の剣が今はラインヴッセル王国にあることなどを話すがベルがなることなかった。真実だもん。
魔王・ガオーンもこれには何ともいえない表情をしていた。
まぁ、こっちとしては美人局の女神の言葉が信じられなくなってるから情報を集めてこっちで判断したいだけだしな。
…ん?そういえば、ガオーンが小娘なのにラインヴィッセル王国の王女を拐うか?
「そいや、ラインヴィッセル王女の王女拐った魔王ってガオーン?」
「それは知らないわよ?他の魔王じゃない?少なくとも我は魔王になったばかりで色々な条件がまだ達成できてはいないからね… 」
「あー…やっぱし? ガルシア将軍と恋仲になりたいのは惚れたのはあるだろうけど、人間のと繋がりも条件って事か? 」
「そうね。少なくとも今やってフォロットル王国にこっちの言うことを従わせるように侵攻してる手筈よ? そうすればいずれは… 」
「ふーん。けどさ~ 脅しで獲る愛に価値はあるのか? 俺だったら、そんな女のモノになるのはゴメンって死にたくなるけどなぁ…」
まぁ、少なくとも互いを知らずに脅しの恋愛等は間違いなく両方を不幸にする悪手であるのは間違えない。
そもそも国の将軍がそんな惨めな想いを受け入れる筈がないだろう。
普通に人間でもそういった貴族への許嫁とかめんどくさい決まりやら色々な形は存在するがどれが正しいとかは存在しないが、いずれは崩れてしまう脆い感情であるのだ。
前の世界でも恋心がめんどくさいになって別れてる事もあったし、それを愚痴として聞いていたからガルシア将軍とガオーンの恋仲は長く続かないと見えたからだ。
「魔王のやり方としては間違ってねぇけど…それはガルシア将軍の立場を侮辱する行為だし、ワーウルフのお前ら言う誇りを踏みにじった相手に従えって言ってるのと変わられねぇんじゃねぇか? 」
「そ、それは…~~~~!!!!」
「向こうは向こうで敵対心を魔道騎士兵に向けてるのは確かだろうからなぁ~
さて、どうしたものかなぁ~…少なくともフォロットル王国とドワーフ族、ワーウルフで和平交渉が必要なんじゃないか?」
「だ、だが、それは不可能では…?」
まぁ、確かに不可能ではあるだろうし、反発するヤツもいるだろう。
だが、それに似合う対価を提案して和平交渉に持ち込めば良いだけの話だろう。
しゃーねぇから力を貸してやるか。
「取りあえずはドワーフの奴らもそれで良いか?人間と手を取り合うのが種族的に無理とかワーウルフ達にされたことが許すことができないっていうなら俺が聞こうか?」
「な、何故そこまで協力してくれるのだ?お主に利益にならんのでは? 」
「勿論後から返してもらうから良いんだよ。他の魔王と揉めて戦争になったらフォロットル王国からドワーフの造る武具とワーウルフとガルシア将軍が援軍として見込めるって利益が見込みるからな」
「だが、どうやって… 」
「まぁ、俺がちゃちゃいれるよりも英雄になって貰うヤツに仲介役を頼むのさ。ちょっと呼び出すから待っててな?」
その場から離れて広い場所で魔法陣を展開させるとベンケイが現れたのであった。
勿論、ベンケイは直ぐ様戦闘態勢に入ったがそれを止めに入った。
ベンケイに大方の事情を話すと納得してくれた。
本当に頼りになる漢の精霊だな。
無論、ベンケイにはワーウルフ、ドワーフ、フォロットル王国を纏める大仕事をして貰わなくてはならないが問題は小猫族の黒猫のいう事をフォロットル王国の重鎮達にどう納得させるかが肝になる。
取りあえずはベンケイにはレイラ達との情報交換として行き来して貰ったが結局レイラがベンケイの中に入って来てしまったのでまた一から説明をしてレイラにナタリアにも事情を説明して和平交渉の場を設ける様にフォロットル王国に交渉を任せてた。




