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破戒僧・ナタリア

人物紹介

川口知哉(カワグチトモヤ) 18歳 男

女神・ヴィッセルに頼んで女友だちである速水梨央奈(ハヤミリオナ)と職業を変えて貰い、小猫族(リトル・キャット)の黒猫になる。

黒い短髪に110cmと小柄になりクラスメイト達とは別行動。現在はクロという偽名を使っている。


レイラ 20歳 女

異世界の女盗賊でショタコンのレズ。白髪で片目を隠した美女の盗賊。フードつきのマントにチューブトップにデニムっぽいショートパンツに片足に短剣を納める鞘をつけている如何にもエロい女盗賊らしい格好をしている。

盗賊として情報通で各国に情報屋として使われた過去がある。性欲が強すぎて首になった。ナタリアとは幼馴染でファーストキスの相手。


ナタリア 20歳 女

僧侶のイメージ合わないにスポーツ系美女ギャルの様な褐色肌にキツい目付きにセミロングにパーマ掛かった様な黒紫色の髪が特徴。黒い僧侶服を改造しており、レオタードと僧侶服を交ぜた様な格好と金砕棒を操る怪力女。

レイラとは幼馴染でファーストキスを奪われた過去がある。教会に祈りを捧げ、質素な飯に飽き飽きして破戒僧と呼ばれる。

基本エロトークには興味はあるが、顔を紅くする。

*********************


目的地である聖職国【エデン】近くの廃教会が森の中で放置されている場所をレイラが知っていた為、俺はその廃教会で身を隠す事になったのだ。


レイラがエデンにレベルバクを解除できるかもしれない僧侶を捜索しなくてはならない為に別行動になってしまう。


はっきりいってこういう荒れた廃教会ってチンピラとか野盗の集会所的な事に使われてる事があるためにレイラと離れるのはリスクが高いがこればかりは仕方ない。


上手いこと荒れた教会内部の椅子の隙間に小さくなった身体を活かして身を潜める事にし、レイラの帰りを待つことになったのだ。


気分的には前にテレビや動画でみてたご主人が出掛けて寂しくて隙間に隠れる猫の気分だった。


…にしても、固有スキルのレベルバグか。

解除できなかった場合も考えて置かないといけないし、体力と魔力『だけ』上がっても魔法系のスキルを習得する方法を探すか。


体力だけ増えて前衛の壁役はこの身体には不向きだろう。


そう考えていると、廃教会の扉が荒々しく開いたのだ。

いや、正確にはぶち破られたというべきだろう。わりと、頑丈そうな扉だったのにそれをぶち破る怪力って見つかったらヤベぇな。


長い間放置されていた為に辺りには誇りが立ち上ってしまっていた。


こんな所でくしゃみや咳などをしたら確実に見つかると思い両手で鼻を塞ぎ、乱雑に積み上げられた木材や椅子の隙間の奥に身を隠した。


だが、小猫族(リトル・キャット)は聴力も優れていた為に小声で愚痴をいっているのが聞こえてしまったのだ。

そして、何より声の主が女性であった事に戸惑いを隠せなかった。


えっ?この声ってお、女だろな!? あの頑丈そうな扉をぶち破る怪力ってヤベぇ女じゃん…関わったらダメなヤツだわ。


「ア゛ァ゛~うざってぇ~…何が『神の御声が聞こえないのは己の心が未熟だからです~』だ。

ふざけやがって…毎日毎日祈っても神がなんだってぇいうんだよぉ~ いざって時に頼りになるのはテメェの腕っ節だろうがよぉ…」


どうにも酒瓶を持って、長年放置され、埃が掛かりクモの巣が掛かった女神像に愚痴を言いに来ているみたいだ。

姿は見ていない為に発言からの推測だが、恐らくは聖職国【エデン】の僧侶で教会のお偉いさんが決めた言葉や修行に疑問を抱いて教会を飛び出してきてこの廃教会の女神像の前で冒涜を吐き捨てている辺りかなりヤバい僧侶なのだろうな。


・・・ん?『いざって時に頼りになるのはテメェの腕っ節だろうがよぉ』って破戒僧の思考じゃねぇのか?


てか、レイラから聞いてた【怪僧】も女で教会で禁止されてる肉や酒を飲み食いするし、葉巻も吸うかなりの問題のある僧侶だが、腕っ節は戦士よりも威力のあり、魔物(モンスター)の群れに単独で突撃して返り血を浴びってスッキリした表情で戻ってきた事があったって言ってたよな?



確か、異名と名前は・・・


「もしかして、レイラがいってた【怪僧】【女破戒僧】の異名を付けられた女僧侶なのに全然お淑やかさが無くて荒々しい男口調で荒々しく、その強さゆえに戦士や騎士よりも逞しい筋肉娘のナタリアって… 」


「誰が戦士や騎士よりも逞しい筋肉娘じゃあ!!?ゴラ゛ァーー!!!!」


いやいやいやいや、小声で独り言いってただけなのにどんだけ地獄耳何だよ。

乱雑に積み上げられた木材や椅子を吹き飛ばすと後ろの壁に風穴が開いてしまったのだ。


あ、これ死んだわ。女神・ヴィッセルの元に送られるわ。


だって、片手に鬼が持ってる金砕棒の細いヤツ持って首根っこ掴まれて捕らえられてますもん。


声しか聞いていなかったが、流石異世界と言うべきか噂の【怪僧】美人レスラーみたいな美女であった。

僧侶のイメージ合わないにスポーツ系美女ギャルの様な褐色肌にキツい目付きしていた。


そして、セミロングにパーマ掛かった様な黒紫色の髪を靡かせ、黒い僧侶服を改造したのか、はっきりいってドラ○エの女戦士のビキニアーマーよりヤバい格好をしていたのだ。黒いハイレグだもん。筋肉美女マニア好きそうな格好だな。


「…レイラさんより少し小さめだけど張りのあるおっぱい。 間違えない。筋肉娘のナタリアさんだわ…聞いてた話し通りの格好と言動だもん… 」


「ア"ァ? レイラのツレかよ?チッ、ならボコるわけにはいかねぇな…」


「いや、その前に小猫族(リトル・キャット)の黒猫を捕らえてるのにそれでいいんですか?

間違えなくここで俺を始末すれば英雄ですよ?」


「んなもん興味ねぇよ。で?レイラは?」


「え~と、ナタリアさんを探しにエデンの城下町に…あっ…」


俺の首根っこを掴んで睨みを利かせているナタリアは背後にレイラがいることに気づいていなかったのだ。


だが、俺がレイラに気づいて声を出した事によりナタリアも背後の気配に気が付いた。


だが、一流の盗賊の腕前を持つレイラが背後を取れば後は首元にナイフを当てて脅しでもするのかと思ったが、この二人はそう言った力の関係性はないと思うことをし始めたのだ。


「うふふ、ナタリアちゃ~ん。 私のお気に入りクロを虐めたからにはそれなりに覚悟あるのよねぇ~♪ 」


「ゲッ!?れ、レイラ?お、落ち着けって…コイツは離すからな?それで… 」


「ダメよ。落とし前として小振りなおっぱいを気が済むまで揉みます♪ 」


「あぁ…ショタコンだけじゃなくてレズも入ってたのか。


薄々、レイラに疑問は感じていた所はあったからだ。この世界では小猫族(リトル・キャット)の黒猫は魔族が魔王になる為に必要な種族であり、人間側は驚異となり得る魔王を産み出さない為に小猫族(リトル・キャット)を迫害して数を減らしている事実を聞いてた。


それが本当なら幾ら、問題のある怪僧でも小猫族(リトル・キャット)の黒猫を助ける筈がないと思っていた。


だが、レイラにはナタリアという切り札があったから大丈夫だと自信があったのだろう。


何故ならさっきまでオラオラだったナタリアがレイラの前では完全にメスの顔になっていたからだ。


「気を利かせて外で待ってようか? 」


「ちょっと待ってクロっつったか!?助けろ!?

レイラの性欲の強さは…」


「あ、出会って2、3日で身体の関係持ってしまったので…後レベル的にレイラさんに勝てる気がしません。何せ、レベル1なので!!! 」


「ダメよ。お互いに知り合うには抱くのが手っ取り早いの!!!○○○して○○○するの!!! 」


確かに異世界モノってハーレムとか肉食系女子多いなぁって思ってたけど自身が巻き込まれるとこれわりとしんどいなぁ。 いや、前の世界よりも美人・美女に抱かれるのは男としては嬉しいよ?


けど、これはナタリアさんが可哀想だろう。


ヤンキーぶってるけど、この人初心(うぶ)だよ?

レイラの下ネタトークに顔赤めてるし、その辺は教会の僧侶っぽいと思ったが、先に問題を片付けてスッキリした気持ちで始めたとレイラを宥めさせると納得してようやくナタリアにレベルバクの解除を依頼することが出来たのであった。


(レイラが性欲強いのは知ってたけど、そっちもアリなのか…エッチ疲れたらナタリアにこれから降ろうかな…)

名:ナタリア 種族:人間 職業:僧侶


レベル:32


固有スキル:【癒しの拳(イージス・フィスト):レベル6】


『能力:殴った相手の傷・異常態を治す事が出来る。ただし、相手の魔力か幸運を100対価として必要とする。(*足りない場合は使用不可)』


【選択スキル一覧】

:金砕棒武術:レベル7

:攻撃力上昇:レベル7

癒し(ヒール):レベル3


筋力+250 敏捷+15 体力+130 魔力+30


 器用+30 知能+0 幸運+5


経験点:0ホイント


ナタリアさんは経験値入ったら全部使いきる派

詳しい設定とか書いてみました。前書きに方に…

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