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悪堕ち魔法少女になってみた  作者: ナイアル


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第十三話:手段と目的

「ん……」

 彼女がうっすらと目を開ける。

 起き抜けの意識に状況確認が遅れ、しばらくしてようやく自分が見慣れない光景の中にいることに気づいたのか大きく目を開く。

 激しく波打ちかけた胸を何度かの深呼吸で落ち着けると、警戒するような表情で周囲をそっと見回し――そこが豪華な食堂と知って小さく息をのんだ。

「なるほど、百合子と同じ仕草だな」

「当然よ。あたしはあれを真似したんだから」

「……その言い方だと、お前が彼女を拉致したことがあるように聞こえるんだが」

 ささやき交わす声にこちらの存在に気づいて身じろぎしようとするけど、両手足が金の鎖につながれていて達せず。

 はあっとかすかに呆れたようなため息。

「お目覚めのようだな、青井雛菊――いや、魔法少女シャイニーフラワーのブルーデイジーよ」

「……何をしているんですか、百合子さん」

 バカ皇子の真似で出迎えたあたしに、ヒナギクが胡乱な目を向けた。


「んー、拉致監禁?」

「朗らかに言うことじゃないでしょう!」

「だいじょーぶ、営利誘拐じゃないし」

「……どこが大丈夫なのか、まったくわかりませんが」

 思わず額を押さえようとしたのか、拘束具をぎしっと鳴らして眉をひそめる。

「で、これはいつ外していただけますか?」

「ま、お約束って奴だから」

「そんなお約束はいりません!」

 苦笑しながら端末を操作して即解除。

「実際、魔法は普通に使えるから拘束しても無意味なのよねえ」

 ヒナギクなら電撃一発で拘束具を破壊することも容易だっただろう。

 はずれた手首をさすりながら――痕にもなってないけどね――あたしを睨むヒナギクの目の中にあるのは、呆れと軽い怒り。ここまでやって見せた割には穏和なことである。


「おふざけもいい加減にしておかんと話が進まんぞ。……今回の件、非常に申し訳ない」

「だから今回のはあたしのミスだってのに」

「作戦行動における部下の失敗の責任は、命令した上司にある」

 融通が利かないったらもう。

「ええと……『今回の件』とは具体的にどのような件でしょうか?」

 ヒナギクがきょとんとした顔で尋ねてくる。

「あんたが撃たれた……えっと、撃たれたのは覚えてる?」

「ええ。あれは……転校生の日乃輪さん、でしたか」

「覚えてるなら結構、その件で……って、あれ?奴も変身しなかったの?」

「奴『も』?」

「あー、うん、まあ、それは一応どっちも想定内ではあったんだけどね……いきなり襲撃にまで発展するのはこっちとしても想定外でさ。守りきれなかった、ごめん」

 素直に頭を下げる。

 下手すりゃ命を落としてた件での判断ミス、謝ってすませられるもんでもないけど。

「一応ここの施設の全力で治療させてもらったけど……おかげであれから三日経ってる。あんたんちには、うちに泊まってる最中に来ちゃって、体調も崩したようだから寝かせてるとアリバイ作ったわ」

「相変わらずそういうところは手回しいいですよね、百合子さんは」

「……一応ほめ言葉と受け取っておくわ。で、傷は右わき腹の貫通創、損傷臓器の培養修復もしたからきれいに治ってはいるけど、三日ほどはひきつれるような感覚があるかも、だそうよ」

 ふうっとお互いに小さく息をつき、苦笑を交わす。

 制服にもでっかい穴が開き、血痕というには穏やかじゃない量の血の染みができてたので廃棄処分にした。

 今ヒナギクが身に纏っているのは大人しめのナイトドレス、それがあつらえたみたいに似合ってるから、年相応なはずのこっちが結構劣等感を感じてたり。

「それで師匠……一緒にいたはずの方は?」

 師匠とか呼んでたんかい。

 どっちからその呼び方を要求したか、後でじっくり聞き取りたいところだけど。

「彼……ディスクート将軍ならさっきからそこに」

「え、あ、あの、師匠!?」

 あたしが指さした先、部屋の隅っこでは正座して額を地面にすり付けるという見事な土下座スタイルのおっさんが約一名。

 そんな師匠のみっともない姿に、かわいい弟子は悲鳴を上げた。

「本当に、すまなかった!」

「い、いえあの師匠、そんな、か、顔を上げてください!」

「そりゃー、妻子の面影のある可愛い弟子を守りきれないとなったら、悔やんでも悔やみきれないわよねえ」

 思わずくすっと笑みを漏らしたら、ぴきっと周囲の空気が凍り付いた。

 ……ん?

「妻……子?師匠、奥様がいらっしゃったんですか?」

 そこかい!

 横で見ていたあたしとバカ皇子ががっくりくるのも、二人にはまったく見えてない。

「そうだ……あのときは、守れなかった。今回も、俺は……」

「そうですか。……いえ、本当にお顔をお上げください」

 未だ悔いるおっさんとは対照的に、ヒナギクの方はあっさり穏やかな表情に……あーもー、なんつーか、ごちそうさま?

「こんなにふがいない師を許してくれるのか?」

「許さないわけがありましょうか?」

「おお、ヒナギク!」

「……それじゃあ後は若いお二人にお任せしてー」

「おいっ」

 蜂蜜を練乳で煮詰めたみたいに甘ったるくも熱っ苦しい空気に辟易したあたしが放った冗談も、律儀につっこみ入れたバカ皇子の台詞も、完全に無視。

 やれやれ。

「はいはい、アホなお芝居はとっとと畳んで、ご飯食べたら事情聴取するわよー」

 ぱんぱんと叩いた手に返事するように、ヒナギクのお腹がくうとかわいらしく鳴いた。

 ――腹の虫まで可愛いとかどんだけだ、あんた。



「……これは、なんとも……」

 食後のコーヒーをすすりながら、感嘆の声を上げるヒナギク。

 まー驚くわな。あたしも最初はびっくりしたし。

「合成や加工で形を飾っているだけで、中身は固形レーションと変わらんが、な」

 バカ皇子が苦笑交じりに答える。自己紹介の時「皇子……」つってキラキラした目でこっちを見つめてきたヒナギクの顔が忘れられない。なんでこっちを見るんだ。

 まーしかし、一応は高級料理となると、おハイソなお二人はやはり優雅に食うわね。二人とも実にお似合いというか……カップラーメンを意地汚く食ってた誰かさんと同一人物には見えないわ。

「それにしても、都内の一流店と比べても遜色ないとは」

「食事は生活の基本だからな。食事を楽しむのは生活を楽しむと同じことだ」

「それは……この星の生活も、ということですか?」

「ここに住むほかはないのだから、それを楽しまなくてどうする」

「なるほど」

 ……たかだか食事の感想ひとつで、どーしてそこまできな臭い空気になるのかね、君らは。

「占領後の文化保護なんつー皮算用はとっとと置いて、事情聴取するわよ……ったく」


 将軍からの聴取は済んでるし、二人の報告に齟齬がないかなどと突き合わせるつもりだったんだけど、二人ともまあバカ正直な上に戦況判断に関しては正確、結果としてヒナギクからの報告も口裏を合わせたかのようにおんなじだった。

「……つまらん」

「つまるつまらんの問題ではないと思うが……」


 稽古の最中境内に現れた日乃輪紫が銃を構え、とっさにお互いを庇おうとしてお見合い状態になったところに発砲。

 ヒナギクは障壁を張るために変身しようとしたけど、何故か変身できずに生身のまま撃ち抜かれた、と。

 

「……ねえヒナギク。あんた、変身しなくても障壁張れるって忘れてた?」

「え?」

 きょとんとこちらを見つめるヒナギクに、呆れるほかない。

「あたしが何のために生身でも魔法使える方法教えたと思ってたんだ、あんたは」

「……ああ!」

 ほんっとーに気づいてなかったんかい。

 今はじめて思い至ったみたいに手を打ち合わせるこのアホの子、いったいどーしてやろうかしら。ほんとにもう。

「ですが……そうすると、百合子さんは私が変身できなくなる事態を想定していたということになるのですが」

「ああ、あたしも変身できなくなったからね」

 ひらひらと手を振ったらぎょっとした顔をされた。

 ちなみにあたしの変身アイテムは、何か情報が得られないかと調査に回しているけど、これがまた妙なブラックボックスだらけでさっぱりわからん状態。うかつにばらすとその場で自爆しそうで怖いので、このまま日本海溝にでも鎮めるかと検討中である。

「えっと……でも、この間も変身してらっしゃいましたよね?」

「ああ、ここで作った偽物。ダークネスフラワーの子達が着てるのとおんなじ、って言ったらわかる?」

 その言葉を聞いたヒナギクの変化はちょっとした見物だった。

 口をあんぐり開けて硬直、閉じたと思ったら中空を見つめてプルプルと震え、何か小さくつぶやいて……すべてをあきらめたかのような大きなため息。

「本当に……百合子さん、あなたって人は」

「とゆーわけで、あんたの分もあるから渡しておくわ」

 取り出だしたるは変身アイテム(偽)。微妙に黒のラインとか怪しげな装飾が混じってオリジナルより悪っぽいのがこだわりどころ。

「……ええ、もう、何も言いません。何も言いませんとも」

「一応肉体補強のほかに魔法の制御能力とか威力とか改善するし。三日あったからフィッティングもばっちりよ」

「フィッティ……見たんですか!」

「どいつもこいつも医療行為だっつってんのに。男連中にゃ見せてないから安心しろ……あ、もちろん将軍も見てないし」

「ししし師匠は関係ありません!」

 真っ赤になって慌ててる時点で関係大有りっつってるようなもんだけどね。

 

「これを受け取ったら……そちらにつかないといけないのでしょうか」

「もともと保険として渡すつもりだったしその辺は好きにしたらいいけど、たぶんもうきっちり裏切り認定されたわよ?」

 聞き取りでもユカリがどっちを狙ったのかはわからなかったけど、「お互いにかばおうとした」なんて状況では、どんな間抜けでも敵と通じていると判断する。

 まして「変身できない」となれば、光の聖霊がヒナギクへの魔力供給を絶ったのは明白。

「……それは、確かにそうですね」

 苦々しい表情のヒナギクも、その辺は理解したらしい。

「ま、惚れた男のために裏切るなんて実にお約束だしいいじゃない」

「ほほほほほれ……!」

 わたわたしだしたヒナギクは実にかわいらしいけど、そこでおっさんまで真っ赤になるんじゃない。いい年こいたおっさんが照れてもキモイだけだから。


「そーゆー百合子さんはどうして寝返ったんですか」

 むうっとむくれてるほっぺたをつっつきたくなったけど、とりあえず我慢。

「まー大体の経緯はさっきあんたが経験した通りなんだけど」

「経緯の問題ではなくて!」

 ばんばんとテーブルを叩きだした。いかん、これは本気で怒り出す兆候だわ。

 まーこやつ的にはあたしもバカ皇子への好意がどーたらとか言い出して欲しいんだとは思うけど。

「簡単に言えば、無理ゲーだったから?」

「……は?」

「初対面でいろいろとあげつらってくれたよな、百合子は」

 バカ皇子の疲れたような同意とともに、呆然とこちらを見返すヒナギク。今日一日でヒナギクの間抜け顔がコンプリートできそうな勢いだわ。

「島流し同然に送り込まれてきた上、あたしらみたいな得体の知れない小娘に妨害されて膠着状態、挙句の果てに敵のあたしをヘッドハンティングするような人材不足っぷりよ?どー考えても色々無理でしょ」

「たしかに……あ、いえ、その」

 思わず納得して……さすがに失言だったと慌てはじめるヒナギクに、男連中が微妙に微笑ましい表情なのはなんでだ。いやあたしも和んだけど。

「どれほど言われても、認めざるを得ん苦境でな。私の不徳の致すところだ」

 頬杖をついてくっくっと笑うバカ皇子。かっこつけても、話の内容の情けなさでいろいろダメだ。

「……でまあ、その無理ゲーひっくり返そうってバカがいたから、面白そうだな、とね」

「これ以上ないほど百合子さんらしい理由をありがとうございます……ですが。そうすると百合子さんは侵略が成功するとは思っていない、と聞こえるのですけど」

「うん、正解」

 バカ皇子の顎がかっくんと落ちた。

「いやおい百合子、ちょっと待て!」

「なによ。今の勢力でどーにかなるとかおめでたいこと思ってたわけ?」

「ぐっ……いやしかし、各人の一層の発奮と努力があればだなあ……」

「根性論で物事が解決するなら兵站なんぞいらんわい」

「ぬぐぐ」

 何をいまさら焦ってるんだか。

「最初っから無理って言ってたわよね」

「……言っていたな」

「あれから何か状況改善したっけ?」

「しとらんな」

「で、無理じゃなくなるとなぜ思う」

「そこは貴様がっ!」

「だから一介の女子ちゅーがくせーに全軍の命運を預けるなって」

「……『一介の』と言うには、ユリコ殿は色々規格外だと思うのだが」

「そこに自覚がないのが百合子さんらしいところなのです、師匠」

「ほらそこの師弟カップル、失礼な内緒話をしない!」

「カッ……」

「う、うむ……」

 三者三様に顔を真っ赤にした周囲を見回し頭をがりがり。


 今更ヒナギクには説明するまでもなく、彼女もよくわかってるとおり、あたしの第一義は「面白いかどうか」なわけで。

 現状の「無理ゲーに挑んで好き放題やれる環境」は楽しいけど、ゲームクリアそのものは失敗したところでどーでもいい。

 最初からできないとわかってることができなくても、そんなとこで後悔はしない。

「ま、難易度踏み越えてクリアすんのが一番面白いのは確かだけど」

「侵略そのものに反対しているわけではない、と?」

「反対してたら今頃この戦艦沈めてるわよ」

「……そうならないことを切に願う」

「賛成してても必要なら沈めるけど」

「お前なあ!」

 沈めた――姿を消させたほうが動きやすくなる場面も多いんだけど……問題は示威効果との兼ね合いなのよね。

 隠すにしろ、じえーたいはともかくその先の米軍とか国連軍、あとは戦略兵器関連くらいを一旦叩き潰しておかないと……。

「ま、あたしが面白いと思ってるうちは協力するから」

「……まったく、俺はなぜこいつなんかに協力を……」

「なんか言った?」

「いやなんでもない!」

 


・・・



「……で、本当のところはどうなんです?」

「嘘をついたつもりはないけど?」

 戦艦も降りて、カモフラージュついでに招いた我が家の居間で。

 安売りティーバッグの紅茶が注がれたカップを優雅に傾けたヒナギクが笑う。

「ええ、きっかけはその通りだったんでしょうとも」

 面白いおもちゃを見つけたと雄弁に語るヒナギクの目から逃げるように、近所のスーパーの特売で買い貯めたクッキーを摘み上げ。

「……まさか、百合子さんの彼氏がそのまま皇子様だったなんて」

 むせた。

「だーかーらー!そーゆーんじゃないって言ってんでしょうが!」

「最初にお会いした時からすごく親密そうにしてましたし」

「ありゃバカ皇子がうろたえるのが面白かったから、わざとそーしただけで」

「いつぞやは抱き留められて頬を赤く……」

「染めてねええええ!」

 白川百合子、魂の絶叫であった。


「――あの時よ。あたしが魔法封じられてるのに気付いたの」

「そういえば、障壁を張るのが遅れたような気はしていましたが……なるほど」

「何が『なるほど』?」

「いえ、光の聖霊様の魔法が使えなくなる条件ですけど……どなたかに思いを寄せるのが原因、なのかなと」

 ……ガラスでできたテーブルの天板は限りなく痛かった。おでこ腫れてるんじゃないかしら。

「そこに戻ってくんのかい……」

「あら?恋に恋する乙女としては、必須の話題でしょう?」

 しれっと開き直ったけれど、頬がほんのり赤いのは隠せない。

 恐るべき自爆特攻。何がヒナギクをそーまでさせるのか。


 紅茶をひとすすりして混乱気味の頭を落ち着かせる。

 戦艦で飲むやたら高級なソレの模造品とは違う、色水に香りつけただけの代物だけど、それでもいくばくかの鎮静効果は発揮して。

 ――ああ。なるほど。


「……自覚、した? ……じゃなくて、自覚したいのか」

 とたんにヒナギクが耳までどころか頭のてっぺんまで真っ赤に染まった。

「えっと……あの……はい。たぶん」

 恥ずかしげに目を伏せるヒナギクは今まで見たことがないほどキラキラと輝いていて。これが恋する乙女補正というものか。

 自分がこんな風にキラキラしてるとこを想像……永久に封印しておこう、そうしよう。

 よーするに。

 ヒナギクのやつ、「お仲間」がほしかったらしい。



「命に代えても、なんて思ってしまったんですよね」

 一客千円のカップをとても高価なお宝のように抱えたヒナギクが、ぽつりと漏らす。

 いつと聞かなくともユカリに襲われたときなのは明白で、だから本当に命かかってたそのタイミング。

 そんな状況では自分の本音がさらけ出されたには違いなく。

「だから、そうなのかな……って」

「……どーでもいいけど、あのおっさん、あんたの親父さんと大差ない歳のはずよ?」

 詳しく聞いたことはないけど、ヒナギクくらいの娘がいたとして、早婚だとしても余裕で上回ってるんじゃないだろうか。

 あっちもなんかまんざらじゃない雰囲気を醸し出してたことは確かだけど、文字通り親子ほども歳の差のある相手っていうのは……

「やっぱあのおっさん、ロ……」

「百合子さん!?」

「はいはい」

 両手をあげてホールドアップ――心情的にはお手上げ?

「まーなんつーの、恋愛に障害はつきもの?愛があれば年の差なんて?」

「それは励まそうとしてるんですか、落ち込ませようとしてるんですか」

「あーうん、そのカップは一応気に入ってるから割らないでくれるとうれしいかな?」

 ヒナギクの手の中からぎちぎちと危険な音がしだしたのでどうどうとなだめつつ。


 一応お嬢様なヒナギクのこと、年齢問題を置いたとしても、どこの馬の骨ともわからんどころか異星の侵略者なんつープロフィールは障害どころの騒ぎではない気がするんだけど。

「……あ、でも侵略成功すれば軍組織のトップになるわけだから、問題ない、のかな?」

「頑張って侵略を達成しましょう、そうしましょう!」

 突如元気になってあたしの手をぶんぶんと振る愛の戦士・ヒナギク。

 腕がちぎれそうなんで、勘弁してください。


 ……いやはや、愛の力とは恐ろしいものである。


百合子「手段のためには目的を選びません!」

シャキール「いやそれはどーなんだ」

雛菊「目的のためには手段など……うふふ……」

百合子「あー……まー、ほどほどにね(ドン引き)」

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