白い惑星
氷に閉ざされた惑星へとやってきた。
スノーボールアースと言われる現象の真っ只中に有る星だ。
極地では最大一万メートルの氷に覆われ、氷の重さで大陸が押しつぶさている。
最も温かい赤道周辺の氷でさえ、厚さ100メートルは有るほどだ。
第一次全球凍結と言う感じだろうか?
恒星の活動が穏やかになった事で、惑星全体で受けるエネルギーが減少したために凍ったのだろう。
一度凍ってしまうと、光を反射してしまい。氷を溶かす事が困難になる。
凍った惑星が元に戻るには、恒星の活動が活発化しただけでは足りない。
例えば火山の噴火による温暖化ガスの充満や、それなりに巨大な隕石の衝突などが必要と言うわけだ。
驚くべき事に、こんな状態の星にも生命がいるのだ。
氷の下にバクテリアが繁殖しているのだ。
一度生まれ命は、あらゆる方法で生き残りを模索する。
生き残った生命は、氷が溶けるに連れ爆発的に繁殖するだろう。
地球で有れば、カンブリア期の様に生物の大爆発が起こるのでは無いだろうか?
生き残りをかけて、あらゆる可能性の模索をした蓄積がいかされる事となるだろう。
補給を終えて次の惑星へ向かう事にする。




