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第十六話 「決意表明、あーんど、ハーレムについてリベンジ!」

久しぶりに更新。

マジで賞に応募してみようかなと思って、遅ればせで一から勉強のやり直しをやってる。

狙ってるのは一般のミステリー系だ。

よって、なろうではジャンル違いのファンタジーを練習用の題材にすることにして、新しい作品を書き始めた。


刑事モノを書きたいけど、ドラマや映画の情報だけじゃ全然書けないと痛感していて、これまた遅ればせで話題になったミステリー小説をぼちぼちと読み始めた。

ある程度、刑事モノのイメージが固まったら本格的な警察機構に関する資料など集めていこうと思っているよ。幸い、リアル知人に警察関係が多いこともあるし。


ドラマや映画は、古いの入れて百本以上は観てるはずだが、ぼんやりとしか観てなかったんだなぁと。

しっかりしてると評判の作品を十冊ほど読んだら、資料集めにかかろう。

同時に、三人称での書き方をこの際にキッチリとマスターしておこうと思っている。

今は、ちゃんと把握した上で三人称〇〇視点、という書き方は出来ていないもんなぁ、と。(苦笑

これがブレると作品の空気が揺らぐ原因になり、意図的でないのに途中で作品の空気が変わるという悪手が生まれる原因だからね。

基礎だから、一般狙うならちゃんと克服しようかな、と。


ほら、70歳でデビューて。アレをTVで観て、諦めんの止めようかな、と。(笑


わたしの三人称作品は、実は色々と入り乱れている。一元視点とか、100%で理解出来ていないままで書いてるからだと解かってるけど、あまり気にしていなかった。

他の、プロの作品だって三人称という大枠さえ嵌っていればわりと適当に思えたから、まぁいいやとか思って今まで来ていたんだけど、それじゃあ駄目だと気付いたね。

作品の全体像をコントロールするのに必要なことだったんだよ、100%理解の上で、プロは色々と混ぜているんだ。混ぜようとして混ぜられた作品と、勝手に混ざってしまった作品とは、違うんだ。


●とりあえずは中編15万文字~30万文字の物語を枠に嵌めて書けるように。

●三人称で情景描写を過不足なく書けるように。

●三人称〇〇視点、と決めたならブレないよう、途中でスタイルが変化しないように。


そんで、わたしの苦手である人物描写をね、克服したいなと思う。

主役級の人物というのは、序盤ですでに読者の気を引くことが出来ている、と気付いた。その人物が気になって、先を読もうと思っている自分が居るって気付いたよ。

今まで、本当になんとなくで読んでいたんだなぁ、と反省しきりだ。


まず軸になる事件がある。

そして、主役級の人々が登場し、その人々がどうなるんだろう、と気に掛かるんだ。


これが、序盤に必要な要素なんだね。



さて、資料集めというので、ちょっとした注意が。

例えば、わたしは歴史系、幕末を2年ばかりどっぷりと漬かり込んでいたんでその経験からだが。


資料というものには、等級がある。


なぜそんなもんが付いているかと言うと、わりと嘘八百がまかり通っているからなんだね。(笑

特に、個人の手記だとか告発本は八割が嘘と思っていい。個人の主観に依っています、で言い訳できるんで公正さに欠いても問題ないもんでね。

センセーショナルな見出しのモノは、特に信用が置けない。興味深く、思わず目が止まるというようなモノに限って、トンデモ幻想本だったりするんだ。(笑


そういうのは、枝葉とか傍流というもので、本流をきちんと学ばないうちから触れるモンじゃない。

傍流ってのは、たいがいが本流に対して異議を唱えるものであり、もっともらしい論理や説を語っているんだけど、よぉ~く考えると矛盾してたり、単にIFとして、可能性の範囲を出ないものだったりする。

けれど、もっともらく書かれてあると、最初にソレに触れてしまった読者はそっちが本流だと勘違いしてしまいかねないんだよね。


だから、初心者だというなら、最初に手を出すべきは傍流のものではなく、スタンダードな一級資料だけに絞らなければいけない。

本流ってのは、捻りがなくて面白味がないんだよ。面白味がないからこそ、幾多の傍流が生み出されたという逆説的なものがね、あるわけなんよ。(笑



ところで話は変わる、というかちょっと横道だが。

禁を破って、ちょっと2chスレを覗いてしまったんだ。


なんかまた”女作者だからどうこう君”が元気な日でね。うんざりしただけだったんだが。(笑

ちょっとアレコレ考えることがあって。

これは完全にわたしの屁理屈で、桶屋が儲かるってレベルの話なんだけども。


動物の中で、人間だけらしいんだ「男性が女性を選んで繁殖する」形式の生き物は。

で、カマキリとか進化で後進になる生物はメスのが大きい。

ライオンとかはハーレム作るね。


以上を照らし合わせて、考えた。


動物界の自然なハーレム形態は、「多数のメスが一頭のオスを選んだ結果に出来上がる」というもので、人間のハーレムも自然なものはそうならなきゃいけないはず、と。

で、レイプする男ってのを女性は嫌悪するけど、これも劣性の塊であるというレッテルからだよね。


オスに分別がない進化後進の生物、カマキリとかはメスが大きいことでオスから身を護るわけだろ。

進化の過程で、オスに「メスを無理やり襲わない」という分別が付いたから、オスのが大きくなったんだろうしね。だから、メスに襲い掛かるオスというのは、劣性であるわけだよ。


人間に当てはめると、「メスに襲い掛かる」行為って、もっと広範に渡り、”男性性としての魅力”以外で女をぐらつかせる行為すべて、になると思う。

性的魅力、内面的魅力、以外のあらゆる要素は”暴力で従わせた”と同義語になるのかな。金にものを言わせ、だと解かりやすいけど。

集まった女は納得の上であっても、他の人間が見た時にその男に性的魅力がさほど無いなら、やはり無理強いと映るんだろう。

「あの男なら仕方ない」という定義は、他者から見てセックスアピール以外のものじゃない、というか。


だから、金持ってるとか、力もってるとか、それはモテ男の説得力にはならない、と思われ。

定義としてのモテ男でない男がハーレムを作ると、嫌悪感を感じることの理由としてはどうだろうかね?


特に、男性はその定義がユルく、女性は厳しいっていう理由にならんかな。

逆ハーの場合は女が選んでいるから、自然のハーレム⇒一夫一婦への移行、に過ぎんわけだよな。この場合の女主への嫌悪ってのは、ほとんどの場合は「さっさと決めんかい、後がつかえてんだよっ!」だもんな。(笑


男主のハーレムモノだと、正しく、資格がないのにハーレム作っているという違和感やご都合臭、あるいは金や力になびいたとしか思えない女への嫌悪感、という複合的なものだろうか。

女性読者は特に、自身が本来は選ぶ側なんでよけいにカチンと来るんだろう、とか思ったり。

(動物全体で人間だけが”男が選ぶという”非効率的なことしていると考えるならね)


男が選ぶ、を人間が選択してしまった原因は、人間だけが知能というもので別レベルへ移行したせいだと思うんだ。進化の過程でいうなら、別レベルで1からやり直しというか、試行錯誤開始、というか。

それで、他の動物が気の遠くなるような時間かけて思考実験の結果に出した結論を、ひっくり返してみましたー、と。(笑


なろうというサイトの場合、最初のタイトルとかあらすじだけではその男主の”こう見えてスゴイんです”は見えてこないわけで、それなのに「ハーレム」という単語があったら、先に嫌悪感が来てしまうんじゃなかろうか? 特に女性読者の一部過敏な方とか。

読んでみれば、まぁ、納得の”こう見えてスゴイんです”なのかも知れないし、男性特有のユルイ許容範囲で赦されているだけかもしれんけども。

ハーレム作れる男主って、リアルに女読者のファンが多数付いている、という話だからさ。

ヒジョーに解かりやすい。(笑


進化でいうと、女が選ぶ⇒男が選ぶ⇒偏り解消策⇒一夫一婦、という道筋だと思うんだ。

だって、一人の女は生涯で4人の子を産むとするだろ?

ハーレムってのは、複数の女が一人の男の子供をそれぞれ孕むわけだが、社会全体で観たら産みっぱなしの野生動物と違って、長い期間育てなきゃいかんじゃないか。

ハーレムでもアフリカのように子沢山なら理屈が通る。女が選んだ結果で一人の男に偏っているだけという場合も。子育てに制限かかるのに、ハーレム制を社会が維持ってのは理屈が通らない。

イスラムやインドのようなハーレムは、途中で理屈が歪んでいる。

歪み始めた理屈は、社会が成熟し、人々が進化を続けるごとにどんどんその歪みを酷くする。

無意識にそれを予感して、他国は彼らを忌避するんじゃないかな、と。


・・・うんぬん。

まぁ、とりとめなく終わる。(笑



イスラムやインドの、他国とのズレって、価値観以外の何物でもないわけで、どーにもならんけど。

同様に、多数の女性読者に嫌われるハーレム主を違和感なく読める男性読者も、価値観とか感性なんで、どーにもならん。(笑


んで、プロを目指す皆様方にはですな、公正な目で見てモテる男を書く意識を持ってもらいたい。これは逆ハーでも、三角関係や、もっと絞った恋愛テーマを扱う場合でも全般関わってくる。

主人公がモテる設定なら、願望を排して、モテる人間として描写しないといけないってことね。

あくまでセックスアピールや内面に限る、とあるんだから、他のオプションには関係してこないんだから、他の設定は好きに付けまくればいいんだよ。(笑


リアルの対象読者に好かれそうな主人公を書けば、ソイツにモテ設定付けても問題ないってこと。

女性向けで逆ハーの場合、ちょっと難しくなるけど。


偏見かも知れんが、男性読者は許容範囲が広いってえか、モテ主人公を受け入れるベース広いと思う。

憧れってのを素直に出す? 女も惚れる(モテ男)主人公、てのはよく聞くが、男も惚れるモテ女主てのはあまり聞かんし、シンデレラストーリーで何の取り柄もないアテクシが、てのも好きだし・・・(溜息

リアル男から見たら、噴飯ものだろうなと思うわ。(商業の話だ、アマチュアの狭い範囲でなく世間一般で。)


なにより、女からも好感度抜群のモテ男キャラなんて商業にもゴロゴロ居るけど、逆版って思いつかんし。(これが最大の理由だ)



納得のモテ男、ハーレムについて書いてきたけど、これがいわゆる『説得力』て話ですよ。

キレイにオチたね。(笑

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