私の人生は君に捕まった
夜の星空を見上げ
自分を慰める
きれいだなと思いながら
私も それになりたい
流れ星のようになれたらな
一瞬で輝いて
すぐに消えられる
もう私は
そんな人生でいいや
悲しい時に
星空に向かって
歌声を響かせるの
「星が好きなのか?」
急に声をかけられる
理由を告げると
君は悲しそうな表情
そんな君が
私に かまってくるから
同情だと思いつつも
君と言葉を交わした
いつの間にか
話し込んで
饒舌になっていく
気が付けば
クラスメイトから
「笑うようにったね?」と言われた
その言葉に
私は驚きを隠せなかった
いつの間に笑えてた!?
笑顔なんて忘れたはずなのに
気が付けば表情が
やわらかくなったかも?
こんなことになったのは
ぜんぶ君のせいなのかな?
君が私に
話しかけてくれるから
終わっちゃえ世界?
そう思ってたんだよ?
そう思っていたのに
いまは
終わらないで世界?と
思ってしまう
私は
何を期待してるの?
君が私を
どう想ってるかなんて
わかりもしないのに
今夜も星空を見上げ
悲しい気持ちを押し殺すように
歌声を響かせる
そうだよ
君は私を
どう想ってるかなんて
知らない
だったら
期待して痛い目に合うのは嫌だ
そんな涙交じりの歌声に
優しいバイオリンの旋律
驚いて
振り返ってみると
君が
「唄えよ?」と促してくれる
その
温かい想いに
つつまれて
涙交じりの歌声は
どこに行ったの?
気づけば
私の歌声は
はしゃいでる
君の
優しい音色に乗せて
私の
はしゃいだ歌声が響く
流れ星に
なりたかったはずなのに
今では
永遠に輝く星になりたい
私を笑顔にしたのだから
ずっと笑顔にして?
その言葉を聞いた君は
驚いた顔をしていた
少しの沈黙のあと
「・・・それ
・・・プロポーズに聞こえるぞ?」
心の中で私は
悲鳴をあげてしまった
でも私は
その方がいいやと
思ってしまっている
「君がくれた私を離さないで?」
君は私の手をつかんで
「まず この手を離さない」
私の人生は
君に捕まった




