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短刀使いよ柄を握れ

「え〜と、これをこうして・・・」


 この世界は敵を倒すと武器が確率でドロップするとかいうクソゲーム仕様、ついでに防具なんかも武器と一緒で確率性だった・・・クソ。だがゴブリンの持つ棍棒はレアリティーが低いのだろう、一体目で棍棒をゲット出来なかった恨みをあの後出会った2体目ゴブリンにぶつけると棍棒をドロップした。それに武器ドロップの対策も思いついたし何とかなるだろう。


棍棒・・推定ドロップ率50%


 棍棒は50cm程度の大きさだったため持ち手以外を折り、短剣の柄にする。石で石を砕き、鋭利になる様に祈りながら砕く。この工程を30分ほど繰り返していると目算15cm程度の鋭利な石がドロップした。この鋭利な石と持ち手以外を折ったゴブリンの棍棒を俺の髪留めで繋げる。それを下留めとして使えそうな草で更にぐるぐる巻きにして出来上がったのが・・・・


「・・・っできた!!即席短剣」


 余り良い出来とは言えない、欲を言えば30cmを越える程度の刃がドロップして欲しかった、だがイヤイヤ言いつつも俺がこの世界で初めて作った武器だ・・いやでも愛着が湧く。


「使い心地を試したいな」


 そういえば二体目のゴブリンを倒した時の近くにゴブリンの巣を見つけたっけな、棍棒をゲット出来たのが嬉しくてすぐにその場を離れたが、多分最初に出会ったゴブリンの仲間だったんだろうな。2体目も最初のやつも出て来る方向は一緒だったし、大方俺と最初に出会ったゴブリンが中々帰って来ないから探しにでも来たのだろう。


「えっと確か、この辺だった気が・・・おっいたいた」


 洞窟の中にあるゴブリンの巣を見つけたが見た所外に2体、多分中にも何体かいるのだろうが洞窟の大きさからして中に4体以上はいなさそうだ。外にいるゴブリンを一匹ずつ誘い出すのもいいが今の俺は武器の性能を試しにきたんだ。


「不意打ちやゴブリン複数体如きで役に立たなく武器など武器では無いってね」


 俺は分かりやすく物音を立てながらゴブリンの前に立つ。ゴブリン2匹は俺を警戒しながら棍棒を構える。


「別に悪いと思っていねぇが実験台になってもらうぞゴブリン共!!」


「ギュアアアアアーー!!」


「ギィギュギァァァー!!」










「ふぅ〜結構強かったな〜あのゴブリン」


 外にいる2匹を倒し終わった後騒ぎを嗅ぎつけた3匹のゴブリンが洞窟の中から出てくる。その3匹の中に一際デカく色の赤いゴブリンがいた・・・多分あれが群れのボスだったな。耐久・攻撃・速度、ほぼ全てのステータス値が他ゴブリンと比べ物にならない程高い。けどその分経験値も他のゴブリンとは比べ物にならない程入ったな、赤ゴブリンだけでレベルが2つも上がったし、ゴブリンの巣を襲撃するのは結構良い経験値稼ぎになるな。


「にしてもいろんなガラクタ集めてんな〜」


 俺はゴブリンが人間を襲撃して得たであろう物資を漁る。物資からして多分襲撃されてのは冒険者とかその辺かな? 冒険者なら水袋ぐらい持ってそうだが。


「・・・・おっ短刀だ!!」


 俺と同じで短刀使いでもいたんだろうな、刃渡20cm程度の出刃包丁の様な見た目の短刀があった。後は・・・茶色のフード? ゴブリンに倒された奴アサシンだったりする? その他には、革の鎧、鉄の兜、皮袋・・・


「皮袋あんじゃん!!」


 いやぁー幸運だった、こんなにも速く水の持ち運びができる様になるとは、これで崖を登る準備は出来たな。

後はっと・・・革の鎧は血塗られてるしボロボロだからいらないが鉄の兜、これはアイテムボックスに入れとくか、別に兜に興味があるのでは無い、興味があるのは素材が鉄であるという点だ。鍛冶屋とかに行けば溶かして短刀の素材にできそうだし出来なければ売ればいい、そのため鉄の兜は都合がよさそうなのである。インベントリの容量は・・・


「たった5つ!?」


 普通10個、15個位スロットは空いているものだろう、フードは装備するとしても崖を登るために両手は空けなきゃいけないから短刀2つに鎧の兜そして水袋も入れるとなると・・・


「・・・・空きスロットはたった1つか」


 持っていくものは節約して行かないとな・・・まあ嫌なことより良いことを考えよう。レベルが上がったんだ、ポイントでも割り振ろう。


「オプ」


ステータスオープンの呼び方が変わる今日この頃ごろ。

_______________

NAME:カミシロ ユウイチ

LV:6

残量数:25ポイント


筋力: 40

スタミナ: 50

耐久力: 30

敏捷性: 40

魔力: 20


役職

・短刀使い


獲得スキル

帯雷(たいらい)

京雷(きょうらい)


称号

・不到達の雲内放電


装備

・頭:(死角のフード)

・上半身:(上着、タンクトップ、ネクタイ)

・腰回り:(ベルト)

・下半身:(ズボン)

・足元:(靴下、靴)


持ち物

・片刃の凶手

・即席短剣

・鉄の兜

・皮の水袋(空)

______________


「不到達の雲内放電・・・・何だこの称号?」

Q,何で上代は髪留めを持っているの?

A,三つ編みを留めるのに使っているからです。

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