第11章 終章
1. 旅の終わり
ケイたちは、生命体を倒し、世界を救った。
長かった旅も、これで終わりを迎える。
ケイ、メイリア、グロウは、それぞれの時代へと帰っていく。
「みんな・・・ありがとう」
ケイは、仲間たちに感謝の言葉を伝えた。
「あなたたちと出会えて、本当によかった」
「私たちもよ、ケイ」
メイリアは、笑顔で答えた。
「あなたと一緒に旅ができて、楽しかった」
「ああ、ケイ」
グロウは、力強く言った。
「お前は、最高の仲間だ」
ケイは、二人の言葉に、胸が熱くなった。
「みんな・・・」
ケイは、言葉を詰まらせた。
「また・・・会おう」
ケイは、そう言い残し、時空の彼方へと消えていった。
メイリアとグロウは、ケイの姿が見えなくなるまで、手を振り続けた。
そして、それぞれの時代へと帰っていった。
2. AD1000年
ケイとメイリアが帰ってきたAD1000年は、建国記念日で、お祭りの真っ最中だった。
人々は、二人の帰還を喜び、盛大に歓迎した。
「ケイ様! メイリア様! お帰りなさい!」
人々は、二人に駆け寄り、抱きしめた。
「ありがとうございます・・・」
ケイは、笑顔で答えた。
「ただいま」
「ただいま」
メイリアも、笑顔で答えた。
二人は、互いの顔を見合わせ、微笑んだ。
「二人とも・・・ただいま」
ケイは、大切な仲間たちとの再会を喜んだ。
3. 日常の始まり
お祭りが終わり、ケイとメイリアの日常が始まった。
二人は、幼馴染であり、共に育った大切な存在だった。
共に旅をし、苦難を乗り越えてきた二人の絆は、何よりも強いものとなっていた。
ケイは、時々、過去や未来を旅した。
様々な時代の人々と出会い、交流した。
そして、人々のために、自分の力を使った。
ケイは、人々に愛され、尊敬された。
しかし、ケイは、英雄と呼ばれることを嫌った。
ケイは、ただ、人々を助けたかっただけだった。
ケイとメイリアは、共に穏やかな日々を過ごした。
時には、喧嘩もしたけれど、すぐに仲直りした。
二人は、互いを支え合い、愛し合った。
そして、いつまでも、幸せに暮らした。
4. そして、未来へ
ケイとメイリアの物語は、これで終わりではない。
二人の魂は、永遠に生き続ける。
そして、いつか、また、巡り会うだろう。
その時、二人は、再び共に旅をするかもしれない。
新たな時代で、新たな人々に出会い、新たな物語を紡ぐかもしれない。
ケイとメイリアの旅は、終わらない。
(完)