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最凶最悪の魔女と、潜水漁業に挑む

「えー、この気持ち悪いの生で食べるのぉ?やだなぁ。」


 ああ、ナマコは気持ち悪いだろうから、無理にとは言わないよ。本命はこっち!!アワビ!!アバローネ

とかいってたな。

 ちなみにサザエはトゥルボって言うらしい。あのエビはアラゴスタって言ってた。ナマコはオロトリアだってさ。やっぱりナマコは食ってないらしい。もったいないなあ、高級食材なのに。

 サザエとアワビは、いつもの元締めの親父に見せたら、少しでいいから分けてくれってすごく縋りつかれたので、今日食べる分以外は売ってきた。さすが高級素材、結構な高額だった。正直マグロ狙うより効率がいい。エビもせっつかれたが、一匹だけだったので断った。値を釣り上げてきたので、次から獲れるんなら多めに獲ってやろう。籠罠とか作ろうかな?


「まあ、こっちは気持ち悪くないし・・・まあ!!ケン!!これは寿司よ!!寿司にしないと!!」


 オーラムならそう言うだろうと思って、作ってあるよ。サザエもエビも大丈夫だろう?


「OH! SUSI!!」


 そのネタどっから拾った?


「あー、いや、この海苔っていうの食べ物だったの?なるほど、小さいネタはこうすればいいのね?サザエは少し苦いけど、これはこれでいいわね♡逆にエビは生だと甘いのね!」


 やっぱり、いい食いつき方してきたな。でも、この大型のエビは、僕は加熱調理の方が向いてると思うな。そんなわけでこれだ!!


「なんだ、エビ半分焼いちゃったの?寿司でよかったのに・・・まあ、食べるけども・・・これは!!美味い!!このエビを美しく彩るソースが(以下略)」


 あ、そういう料理漫画みたいなのいいから。で、サザエのつぼ焼きとアワビのステーキを作ったんだ。生もいいけど、僕は加熱したのが好きだから、オーラムも気に入ってくれると嬉しいな。


「お・・・」


 お?


「おおおおおおおおおおおおおお!!!ここの海産物はすべて私のものよぉぉぉ!!!」


 そう?良かったぁ。ナマコは僕の世界でも食べない国が多いんだ。それを食べる僕ごと毛嫌いされるんじゃないかと心配だったんだ。じゃあこれ!ナマコ酢!!


「え?あ、そ、そうね、私の物だものね?もちろん食べるわよ?・・・でも、独り占めって良くないわね。反省、反省・・・え、ちゃんと食べるって。・・・本当に食べなきゃダメ?」


 無理しなくていいよ。まあ、こんな悪の帝王みたいなことを、口走るのは控えた方がいいよ?あ、ナマコ酢は僕が食べるから・・・ああ、ナマコ酢美味しい・・・


「ごめんなさい・・・あと、ナマコも一口ぐらい食べてみるわ・・・」


                ・・・・・・・・


「おーほっほっほ!!ナマコよ!!いっぱいいるわ!!こんな美味しいものが見向きもされてないだなんで!!これなら、何の気兼ねもなく独り占めよ!!」


 ・・・ほどほどにね、オーラム・・・とりあえず、干すか・・・

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