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最凶最悪の魔女と、敵性魔女と交戦する

「おーほっほっほ!!人造巨人何するものぞ!!・・・先日は魔女の攻撃力を低く見積もりすぎたのが失敗だったけども、今日はもっと固い材質の巨人を作って殴り合うから大丈夫よ!!」


 あの人、もう結構な額の保釈金払ってたと思うんだけど、大丈夫かなぁ・・・もう僕たち、海辺の町へ行こうと思うんだけど・・・


「・・・そろそろ勝たないと懐が非常にさみしいことになっているのよ!!しっかり働いてるのにお金が無くなっていくってどういうこと?」


 僕たちが言う事じゃないけど、傭兵なんて不安定な仕事じゃなくて、もっと真っ当な職を探したほうがいいんじゃないかな?


「しかしまあ、こちらへの対策の方向性としては、間違ってないわね。あれ、岩石ね。」


 ・・・あれができるんなら、僕たちを無視して、あれで街を襲撃すればいいのでは?


「やあねえ、女にはどうしても譲れないことがあるのよ。見栄とかプライドとか。」


 なんだかなあ・・・で、あれどうしよう?岩石と格闘戦したほうがいい?


「いやあれなら、もうちょっと威力上げて吹き飛ばしても大丈夫でしょ?」


 オーラム、とてもいい笑顔だなぁ。あまり周りに被害が及ばない程度にね。


「もう、馬鹿にしないでよ。このぐらいの調節・・・・・・あ。」


 あああああああ!!!やっちゃったあああああああ・・・


              ・・・・・・・


「・・・今回の依頼料です・・・あの・・・もしや次の標的はこの町?・・・この際私の命だけでも・・・ほら、顔見知りを殺すのって後味悪いですよ?」


 よし!!ほとぼりが冷めるまでこの町から離れよう!!海産物が僕たちを待っている!!町の外は綺麗な更地に先程なったばかりだから、旅もはかどるぞ!!(半分ヤケ)


「・・・ところで、あの捕虜が保釈金を払えないらしくて、身柄を含む債権がオーラムさんたちの物になるんですが・・・」

「うん、いらない。」


 判断が早い。まあいらないけども。


「それですと、権利をこちらで買い取って、奴隷として引き渡すことになりますが、宜しいですか?」


 それはそれで気分が悪いなぁ、僕の。


「それなら私が引き取るわ。」


                 ・・・・・・・・


「・・・この私が・・・どうして・・・どうしてこんなことに・・・」

「なんかぶつぶつ言ってるわね・・・どうする?持って帰る?」


 もうここで開放しちゃってもいいんだけど、却って気味悪がられそうだよな・・・どうしたものか。


「じゃあ、私の好きにしていい?」


 何も思いつかないし、任せるよ。


「おーほっほっほ!!いいザマね、豪炎のイグニス!!私は 最凶最悪の魔女、オーラム!!」

「???・・・・・・・・・・・ひああ!!!!!!!!」


 あ、本当に名前だけは知ってたんだ・・・なにもへたり込んで失禁するほどビビらなくても・・・


「さて、私はお前なんぞに興味はない。が、タダで無罪放免というのも気味が悪かろう。だから、保釈金相当の魔力をいただこう。さあ、このクリスタルに触れるがいい。」


 どっから出したんだ、あんな怪しげなもの。でもこの状況下では、触るしかないよなあ。


「ひにゅあああああ・・・・・・・・」


 おい、気を失ったぞ?何をしたんだ?


「ああ、本当に魔力をもらっただけ。三日分前借で。それまで目を覚まさないから、雨が当たらないような廃屋に放り込んでおきましょう。これで本人も適度に納得するでしょ?」


 まあ、新婚生活(仮)に余計な同居人が増えるのはどうかと思ってたから、それでいいか。比較的平和な解決法だし。


 さあ!!海辺の町へいざ!!

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