第百二話 「言視の神伐戦 Ⅹ」 詳細設定Ⅵ
設定 Ⅵ
□ サイス=バルタ □
金髪碧眼の線の細い男性。 容姿端麗といえばそのまんま。
男というよりは女に近い容姿といえる。
年齢25 身長175 体重65 痩せ型。 服は白の厚手服。
性格は、従順で余り喋らない。 余り自分の事は表には出さない。
初期でも登場したケルベロスのリンカー。
瞬発力と攻撃力・再生能力が高いが飛行能力が無い。
昼とは違い、身も凍る寒さのサルメア砂漠。 そこにイグリスの駐屯地があり、そこから少し外れた所。
周囲は暗く、辺りに人気も無い。 視界も当然暗くて宜しく無い。
そんな場所で姐御に両肩を押さえ付けられて押し倒されてる俺。 当然ながら抱く気は絶無。
「取り合えず、シアンさ…いや、シアンと呼ばせて貰うわ…これから。
アンタは化物みたいに強いし、その上で頭も良い。
あの心が読めるケルドすら出し抜いたんだ。 幻滅させないでくれるか?」
力の限りで姐御を振り払って体を起こす。 そのまま姐御の両肩を逆に掴んで睨みつける。
「冷静になれよ。 それを仮にやったとしたらどうなる?
確かに武力は上がるし、うまくすりゃスイグトと同等に近い戦力も手に入るかもしれねぇ」
その言葉に睨み返してくる姐御。
「どういう意味さ」
「そのまんまだよ。 その手の国の行き着く先は一つ。 内部で派閥出来て腐り落ちるんだよ」
典型的だ。 所謂王家の血筋。その血筋の後継者が複数居たら内部で争いあう事になる。
その結末は宜しくない。毒殺やら暗殺ばっかで結局滅亡する。
それを詳しく姐御に伝えた。
俯いて俺に尋ねてくる姐御。
「じゃあ、どうしろってんだい? 100万だよ。 こっちは精々1万。いくらレガやヴァラン。
ディエラ達がいてもね。 纏めてこられたらそれで終わりなんだよ。
今回の一件は確実に向こうの耳に届く、無茶な事を言ってアンタを要求してくるよ?」
それに頷いて、軽くそのまま姐御を抱きしめて答える。
「落ち着いてくれ。 そこが付け入る隙でもあるんだ。 俺が素直に投降すりゃ当分はそれで治まる。
そんで俺が向こう側で…色々と内部から腐らしてやるよ。大国ってのは大抵、周りの連中が
権力を欲して互いを貶めあってるモンだ。 そこを突いて攻撃力を根こそぎ叩き落してやるさ」
俺の背中を痛いぐらいに握り締めてくる姐御。
「だがね…アンタにもしもの事があったら」
「ノヴィアにもいるだろ」
何か死亡フラグだなぁおい。 まぁ…ありとあらゆる手段使って死んでやらんがな!!!!!
「ノヴィア…確かにね。 だけど…」
「ああ…判ってる。 確かにアンタの考えも一理ある、それにいつかケリアドと戦う事になるんだろう。
現在の種だと勝ち目も無いってのも判る。 だから新しい種を生み出す必要もある。
シアンの竜化の能力と体力。それに疾風の力。うまくすりゃクァを召喚しても死なない種が生まれる。
だから、アンタにだけは残してからスイグトに行く。 それでいいだろ」
納得してくれたのか、締め付けていた力が緩んだな。
「…判った。 だがイストはいいのかい?」
少し、空を見てから再び姐御の方を向く。
「ああ、イストは置いていく。 見せたく無い国に間違いは無い。
変わりにスイグトの方の言葉が判る魔人を一人だけ連れて行く」
「判った。 スイグトはアンタに一任すると言ったからね」
「ああ。 んだから今は、あのデカブツをぶっ潰す事だけ考えて戦う事だな」
んだよ、何で不満げな顔をするんだ。
「今…アタシを抱かないのかい?」
「余計な体力使うワケにゃいかんだろ?! あのデカブツを何日も押し続けるんだぞ?」
遠くで砂煙を上げて暴れ狂っている蛇神を指し、姐御に怒鳴る。
「あーっもう。 判った判ったよ」
「そゆことで、戻ってちっとでも体力温存しておく! 姐御の化物染みた力も必要だろ?」
いだっ!! 頭殴られた。
「乙女捕まえて化物は無いだろ!! ったく!!」
何処が乙女だよ!!! 漢女とかいてヲトメじゃねぇか!!!!
…おもっきり頭ぶん殴ってから、駐屯地に戻りやがった。 はぁ…こりゃ死亡フラグか?
いやいや、それっぽいのを全て回避してぜってぇ生きて帰ってきてやるわ!!!
そのまま地面に寝転び、夜空を見ながら考える。
血が出ない…なんでだ? そもそもあのフザけた力場。 …このパターンだと…アレを倒したら中から本体が…。
デントロビウムかよ!! いや在り得るかもしれんな。
もしくは考えすぎ。 神っても様々だしな、そもそも蛇神と伝えられてるだけで別の何かってかのうせ…。
…。
蛇? 何かいたなデイト周辺に似た様なのが…。 アメーバみたいに細胞分裂して復元みたくに再生しやがる蛇が。
いや、そんな程度ならリーシャが気付いて倒しているだろ。
まぁ、取り合えずは淡水にぶち込んで結果見てからだな。 俺は立ち上がり、駐屯地の方へと帰って寝る事にした。
-------------- 十三日 同駐屯地 スヴィア 昼 -----------------
「お~…こりゃまたスゲェな」
「多いのう…」
昼を少し過ぎたぐらいだろうか、お天道様が少し下がり始めた時間帯。 天候は快晴。
相変わらず遠くで砂煙を撒き散らして暴れ狂うデカブツ。 その上空あたりから途中で合流したのだろう。
ガイトス兵3000騎がこちらに来ている。 これだけ集まると灰色の小翼竜も圧巻だ。
それらが駐屯地上空に届き、順々に降りてくる。 その中の一騎がここに飛んできて降りてきた。
その小翼竜から降りてきた金髪を短めに切った男性が駆け寄ってくる。
「サイス=バルタです。 遅ればせながら到着しました」
「サイス…。 良く来ました、彼等と共に蛇神を倒しましょう」
ん? 姫さん何か歩み寄って…跪いて喋ったサイスとか言う男の右手を握ったな。
ちょっと回り込んでお顔を拝見…。 成る程、そういう事か。 おてんばかと思いきや。
ちょいと歩みよって軽く姫さんの肩を叩く。
「そういう事か。 頑張れ!」
思わず茶々いれてしまったが、逆鱗だった事を忘れていた俺。 姫さんが勢い良く振り向いて睨んできた。
「どう言う意味?」
「ん? いやほれ、あ~…まぁ…健気だねぇと」
だーっ! 余計怒らせてどうするよ俺!!!! ほら眉間にシワよってるぞこれは!!
「…で、スヴィア。 どの部隊から往くのじゃ? 後ろで皆待っておるぞ?」
ナイス!! 空気読んだのかイストが俺の耳を引っ張って、駐屯地に居る姐御達を指差している。
「おお! そういやそうだ。 急がねば!! ファリアも早くその人つれてこいよ!」
そう言うと、一目散に逃げ出して姐御の下に駆け寄った。
「どうやら、集まった様だね。 で先発はどうするんだい?」
「そうだな…、ギアさ…いやギア殿の部隊は夜と昼どっちが強い?」
そう俺はギアのオッサンに振り向いて尋ねる。 オッサンは軽く刀を鍔鳴りさせて答えてくる。
「我等に天候は関係無い。 だが日中の暑さに慣れている」
ふむ。そういやそうだな。 俺は頷いてギアのオッサンに返す。
「じゃあ、タガク残り…370騎だったな。 先発で北へ向けて全力で押していっくれ」
俺はラナさんに今度は顔を向けると、ラナさんは頷き連れていた人達と一緒に、
タガラクの騎兵に塩の入った皮袋と、水の入った容器を渡し始める。
そういや、ギアのオッサンはリンカーフェイズしてないのか? 気になったので聞いてみた。
「拙者は元々地掘の者。 其は不要」
と、言うと刀を抜いて砂地を切りつけた。 …あまりの事に口をあけたまま顔がフリーズした。
剣圧というやつですか? 何か右上から大きく両手持ちで振りかぶり、
砂地目掛けて全体重を右足に乗せて振り下ろした。 その直後1~2mぐらい砂が見事に割れてしまったんだが。
どんだけ鋭い剣閃やねん…。 唖然としてみている俺を睨めつけてきて一言。
「不服か?」
「不服どころか、見ての通りあまりの攻撃力に絶句しとりますがな」
タガラクはこんなんばっかかよ!! つか地掘ってなんだ? 名前からして地中移動する様なユニットっぽいが。
聞くところタガラクの主力部隊らしいので、相当な攻撃力を期待しておこう。
俺的分析。 タガラク 攻撃力・高 防御力・低 回避力・高 移動力・低 耐久力・中 ってとか。
敵陣制圧用のユニットっぽいな。 レガと組ませたら手におえない強さだぞこれは…。
良し、確認がてら試してみるか。
俺は、レガとヴァランの方に向いて今度は喋る。
「レガ・ヴァラン。 タガラクと一緒に戦ってくれるか?」
二頭とも黙って頷いたので、これで良し。
「じゃあ、先ずはレガとヴァランのブレスで一気にデカブツを押した勢いのまま、タガラクが追撃。
その間レガとヴァランは休んで、暫くしたらまたブレスで一気に押す。 その繰り返しでよろしく」
二頭とギアは納得したのか、互いに顔を見合わせている。 ギアがレガの方を見たな。
「レガ殿とヴァラン殿か。我等が地母甲竜アーガートとも宜しく頼む」
そういうと、頭を深く下げた。 そういやまだ何か超強ドラゴンユニットくるっぽいんだよな。
移動時間からして飛行機能が無い…相当攻撃と防御の高い竜と見ていいか。
「大甲竜アーガートか…。名前は聞いた事がある。 楽しみだ」
お、ヴァラン知ってるっぽいな。
「では俺達から先手を打たせて貰うか」
そう言うと、レガがデカブツの方へと、砂煙を上げて走り助走をつけて一気に飛んでいった。
アレの前にいたらT-レックスに追いかけられてる様なモンだな…。
ヴァランはゆっくりと歩いていく。 なんつーかとことん似てないな。 同じ大翼竜だっつのに。
そして、それを追う様にタガラクの全騎が飛び立って追いかけていく。
現状最強火力だろうな…あの二頭とタガラクが組んだら。 ん? 何か俺の横で浮いてるイストが。
「スヴィア…。 ワシ今回何もしておらぬのじゃが…」
「お前の火力は危なすぎるんだわ。 必要になったら頼むが極力使わせたくは無い」
「そ…そうか」
軽く頭を撫でてやる俺の肩を姐御が叩いてきた。 その後ろにはイグナとラナさん。
「さて、うまく行くかねぇ」
「うまくいってくれなきゃこまるね!」
「大丈夫だろうさ」
ま、なんとかしなきゃならんのだよっと。 それから日よけや食料と水の移動準備が整う頃、
遠くで足止めしているロドさん達の部隊が一気に退いた。 相変わらず砂煙上げて暴れているデカブツ。
その上空に…うほ!! またアレやるつもりなのか、レガが翼で自分の周りに空気の渦を作って…
更にそこに一瞬出来た真空に火を吐くとそれが一気に燃え広がる。 それを… 何!?
吸収せずに口元で溜めて…そのまま器用に空気を吸い込んでおいおいおい…。 まだそんな奥の手隠してがったのか。
いや、被害デカ過ぎるから使わなかったのか…何にせよサザとの併せ技っぽいソレ。
手前にある極大火炎を、溶岩のレーザーブレスで一気に撃ちだすといえばまんまそのまま。
退いて周囲にリンカーがいなくなった瞬間にそれを吐き出すと、轟音つか衝撃波に近いソレが空気を焦がしてデカブツ
に向けて一線に飛んでいく。 それが直撃したのか、一気に相当な距離まで吹き飛ばしていた。
それも一瞬出しているワケではなく、まだあのレーザー砲みたいなブレスを吐き続けている。
その下、砂漠ではヴァランが体を帯電させており、最早体が判らない電気の塊になっている。
ソレを似たように口の周りに収束させて…こっちは電磁砲みたいなもんかありゃ。
追い討ちをかける様に電撃つか極太のレーザーみたいなモンを吐き出した。
砂地をまるでモーゼの十戒のアレみたいに、海でも割ってる様な勢いで砂漠を蹴散らし、
デカブツに一直線に飛んでいく。 レガのブレスは着弾後に爆炎と爆風・轟音を伴ったが、
ヴァランのは貫通でもしたのか、そのまま遠くの方で着弾し砂漠が吹き飛び、鈍い音が少しこちらに届く程度。
その火と雷の二種類の極太レーザーで、あのデカブツが浅黒い肉片を飛び散らせて左右上下に暴れ…感電してるのか?
多分に先のレガの超火力で装甲がかなり削れたんだろう。 そこからヴァランの電撃で貫通・麻痺した様だ。
相当なダメージいってるのだろう。 こちらからでも吹き飛んでいる肉片が確認でき、
そこら一帯の砂漠が小型の地殻津波みたいになり波状に広がっていく。
…互角に渡り合った? ヴぁかな。 人間相手で手加減している奴等とやりあっただろだろ俺やら姐御は。
小さい島や国ならそれ一発で吹き飛ばしてもおかしくない様な火力。
そこから生まれる爆風が北より吹き、砂煙が周囲の視界を奪う。
姐御達もそうだろう、余りの爆風に体を前に倒し必死で耐える。
「ぶわっ!! アイツ等どんだけ超火力隠してやがったんだよ!!!!」
「なんじゃこの砂嵐…」
おまっ。俺の羽毛に逃げるなっ。 がーっ息すると口に大量に砂がっ。鼻にもっ。
砂嵐というか砂煙というか、物凄い勢いと量で飛んできた。 暫くは視界も完全に奪われ、
それがようやく治まり、俺は目をこすりながら先を見た。
恐ろしい事にこの鷹の目でも、豆粒ぐらいにしか見えない距離まで一気に吹っ飛ばされている。
「なんじゃありゃ…」
疲れたのか、二頭ともその場に座り込んで、その後をタガラクが北へと押し続け…てるのだろう。
ここからだと判別が出来ない。 少なくとも10km以上は一気に吹き飛ばしたと思われる。
その爆発地点は、大きく抉れてクレーターになり波状に広がっている。
「ヴァランにレガ。 敵に回さなくてよかったねぇ」
ん? 姐御が寄ってきたな。 俺もそれに頷く。
「流石に単体で神族と渡り合う種族ってのは伊達じゃないスな。
老体のサザでもあの威力だったんスから」
それに軽く頷いた姐御か、右腕を上げて号令をかける。
「よし! こっちもおいかけるよ!! 」
そう言うと、先程のレガとヴァランのとんでもブレスが士気を高めたのだろう。
大気が震える程の応の声と共に各自それぞれが、食料や水日よけを持って二頭が休んでいる地点に。
然し嬉しい誤算。 レガが単純な破壊力のみのブレス。
どてっぱらに穴でも開いたんだろうそこに、ヴァランの麻痺効果付きの極太ブレス。
そして二頭が休み、麻痺が解けるまでタガラクが全力で攻撃。 予想を遥かに上回る極悪なハメ技だった。
つか、これだけ火力出してもまだ超高リジェネ下回るってどんだけだよ…。
----------- 同日 サルメア大砂漠 南部 夜 -------------
「そろそろ出番か? つかさぶっ」
「さぶいのう…」
あれから、近づいて見てタガラクの攻撃方法がようやく判った。
あの歯入れしていない刀。それを小翼竜から飛び降り、
縦一列で十数人が同時に落下の勢いも乗せて刀を振り下ろしていた。
そして、一撃を加えた瞬間に乗っていた小翼竜が体当たりしつつ、騎手を回収。
だんだけダブルインパクト。 それを繰り返してあの時も吹き飛ばしていた様だ。
つか…狂気の沙汰としか言いようが無い攻撃方法を平然ととなるなよ…あの民族。
小翼竜との連携もそうだが、ガイトスの5000強の兵と遣り合ってきただけあると。
ほぼ10倍近い戦力差だろう確か。 それを埋める近接戦闘能力、恐ろしい。
まぁ、スイグトとの戦いでも優秀な陣地制圧用ユニットだろうこりゃ。
建物やらまぁ、障害物在りの白兵戦で無類の強さを発揮するというタイプ。
問題は数が少ないので多用厳禁と。
そんな彼等を見ていると、姐御が肩を叩いてきた。
「さて、そろそろアンタ達の番だね」
それに頷いて答える俺。
「ああ。 シアンも戦いたいだろうけど、アンタはイグリスの指導者だ。
何かあったら色々と困るワケだ」
「判ってるよ。 ったく、こんな強そうな奴を目の前にして指くわえて見ているだけとは」
この人もこの人で、戦闘狂なんだよな。 半竜化した時の攻撃力は先のレガートで見た。
強力な攻撃と防御を誇る竜系のリンカーを、一撃で肉片にしちまったし。
まだまだその戦闘能力は不明なユニット。 同時に国のシンボルでもあるので迂闊に動かせない。
シンボルは一つで良い。 俺は影であるべき。双頭の生物は反目していずれ二つに割れる。
お? イグナさんも右腕振り回して、今か今かと待ってるな。 ちょい姐御の元を離れて彼女の元に。
「やる気満々スな」
俺に気付いて振り向いてきたイグナさん。 うーわー…なんつう嬉しそうな顔。
焔の瞳の性能もそうだが、何より全力で押すなら好きに戦って構わない。 それが嬉しいんだろうか。
「そりゃそうだ…神だろうがなんだろうが消し炭にしてくれるわ!」
「豪気じゃのう…」
全くで。 取り合えず俺はイグリス・レガート・ガイトスの混合編成で一度に押す時の手順を説明する。
先に、俺とイストで尻尾を切り落とす。 それをイグナさんとラナさんである程度は爆散させる。
その後に、全員で各自自由に攻撃して押し上げる。 一回戦力再確認しないと、イグナさんもそうだが、
ロドさん組の力もそこまで知らないからな。 それに併せて再編成する必要あるだろ。
少し離れた所を見ると、ラナさんがロドさん達と話ししているな。 何かやるつもりか?
判らないが、俺はイグナさんから離れラナさん達に話しかけてそれを告げる。
その後、一度後方の全部隊召集をかけて作戦を告げる。
ファリアさんもファリアさんで、意中の人だろう人。 サイスさんとリンカーフェイズする様で戦力不明。
さてさて、俺も久しぶりに一丁暴れますか。
周囲を見回すとたま~に手ごろな岩もある…が微妙に使えないな。 となると運搬動物パワーで押すしかないか。
…とことん地味だな俺。