それぞれの四竜征剣の設定3
3度目の設定の整理。
・前回分に▲ ▼ ▲部分を追記
・『幻』『開闢』『終焉』のシリーズの説明
四竜征剣・・・
大地と海、朝と夜。それぞれを創成したという伝説の竜の力を宿した、「表」の4本の剣が一般的にが広く認知されている。
他に「裏」、「真」「幻」の一式がある。
それとは別に神が作った「開闢」「終焉」も別に存在する。
◆四竜征剣:表
・火、土、水、風の四大元素ほか、雷、氷、闇、光を征する強力な性能を誇る。
○ジアースケイル
燻る煙を上げ、赤黒い光を放っている剣。
灼熱の砂嵐を体現したような剣舞に特化している。
○ウェーブレイス
宝石のようなコバルト色の、屈強な人間より一回りは大きい剣。
果てない大海の大波のような範囲攻撃に特化している。
○ブリッツバーサー
鈍く金に光る、全体に走る銀色の電柄が美しい鞘に収まった刀。
回避不可能の雷光の如く、居合術に特化している。
○ダースクウカ
光の当たり方により七色に光る刀身を持つレイピア。
目の利かない暗き闇からの不意の一撃を模すような、刺突に特化している。
*特筆すべき注意事項*
表の四竜征剣の一式全てを同時に目にした場合、『耐性』を持たない者でない限り瞬時に昏睡状態に陥る。
(昏睡状態は数か月から、長くても半年を経過すれば後遺症など無く回復する)
強さだけでなく美しさも備えた魔性によるものか、製作者が仕掛けた見えざる力によるものかは不明。
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※耐性・・・
表の一式が備えている『強制昏睡』に対抗できる能力で、神器を1度でも手にすれば得られる。
※神器・・・
神により作られた武器のこと。
アル達が生きる世界にはもともと存在しておらず、深海に沈められても、溶岩の中に捨てられても、朽ちず壊れることが無いほど強固。
人の手によって作られる例もあるが、そもそもその強固な武器をどうやって加工したのか、製造方法は謎に包まれている。
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◆四竜征剣:裏
・バリアーシリーズ(対象が第三者の五感へ与える情報を『妨げる』能力)
○バリアー・シー
黄色の刀身のショートソード。
対象のものの姿、視覚的情報を消し去る。
○バリア―・テフ
青色の刀身のショートソード。
対象のものが発する音、聴覚的情報を消し去る。
○バリア―・ソク
緑色の刀身のショートソード。
対象のものの指先から吐息、あらゆる物理的干渉の手段を消し去る。
○バリアー・キウ
白色の刀身のショートソード。
対象のものが纏う匂い、嗅覚的情報を消し去る。
(本編では未登場)
*特筆すべき注意事項*
その能力を重ねがけして発動する場合、3つ目では『死の警告』がなされる。
それは4つ全てを発動した場合を想定したものであり、
姿、音、実体、匂いが全て消えると現世の何者にも認識されなくなり、存在が完全に消失する。
1度消失してしまうと現世に戻ることはできない。
◆四竜征剣:真
・いずれもペーパーナイフほどの小さな刃物で、その『量』がゼロでない限り対象の次元を操作できる。
他のものと組み合わせることができて応用が利く。
○ハカルグラム
単体では対象の重量の次元を操作できる。
○ノバスメータ
単体では対象の長さ、平面に立体的な大きさの次元を操作できる。
○ワクケルビン
単体では対象の温度の次元を操作できる。
○キザムセカン
他と組み合わせて使うことが前提の1本。
(特にノバスメータとで『加速度』を操作できる)
*特筆すべき注意事項*
???
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◆四竜征剣:幻
・全貌は謎に包まれている。
○万刃 → 【万 + 刃 → マンバ(蛇の一種)】
自らの尾を食べ続ける不滅の蛇、『無限蛇』に着想を得た。
∞になった蛇の、頭と反対の位置に柄が刺さった見た目で鱗が小さな刃になっている。
半透明の蛇の頭を召喚し、飲み込んだ生体の消化と再構築により使用者の思った通りに『整形』を行える。
*特筆すべき注意事項*
変化は不可逆で、元の状態に戻す機能が備わっていない。
万刃の場合、対象が右手の場合は左手のように、モデルが無い限りは失敗すれば2度と復元できない。
◆四竜征剣:開闢
・ツバキの伴侶である神が作ったという、正真正銘の神器。
詳細は不明
◆四竜征剣:終焉
・ツバキの伴侶である神が、ツバキのために作ったという、正真正銘の神器。
終焉の称号にふさわしく、対人の戦闘能力に特化している。
それぞれアルが存在する世界の四字熟語の言霊を宿す。
いずれも陽炎を纏った長剣で、本来は無銘。
○終焉の壱
『一刀両断』の言霊を宿し、あらゆるものを豆腐のように容易く真っ二つにする。
神器だけはその対象外。
○終焉の弐
『二人三脚』の言霊を宿し、自身の分身を発現させられる。
分身が見聞きした情報や記憶は共有可能で、即復活する分身ゆえに捨て身での特攻もできる。
○終焉の参
『三千世界』の言霊を宿し、目で見える範囲でなら瞬間移動が可能。
目では見えているがガラスなどの遮蔽物があると阻まれる。
○終焉の肆
『四六時中』の言霊を宿し、自身と対峙している相手を除いて周囲の時間の流れを限りなく遅くさせられる、結界のようなものを展開する。
範囲は発動時の地点を基準にした小さな規模で、例えば逃走のために長距離を移動したりはできない。
周囲への干渉も不可能で、結界内の1組が破壊できるのはその互い同士に限られ、共謀して物的損害を出すようなことはできない。
※『シリュウセイケン』は人間が表の一式を作って初めて生まれた言葉のはずが、ツバキと神の『開闢』と『終焉』に既に使用されているのは果たして……?
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◆四竜征剣:偽
・ジェネシスが表の一式を参考に製造した、神器には一歩及ばないが強力な武器。
人造人間の燃料であるエーテレールを特殊処理した素材を原料としていて、エーテレールを用いた再生機能を備えている。
○ジアースケイル・虚
ジアースケイルに瓜二つの剣。
火と土を征する性能は本物に劣り、奥義の雄叫びも奇妙な金属音に過ぎない。
○ウェーブレイス・虚
ウェーブレイスに瓜二つの剣。
水と氷を征する性能は本物に劣り、奥義の雄叫びも奇妙な金属音に過ぎない。
○ブリッツバーサー・虚
ブリッツバーサーに瓜二つの剣。
光と雷を征する性能は本物に劣り、奥義の雄叫びも奇妙な金属音に過ぎない。
○ダースクウカ・虚
ダースクウカに瓜二つの剣。
闇と風を征する性能は本物に劣り、奥義の雄叫びも奇妙な金属音に過ぎない。