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game 4:シャンパッパーティーナイト ゲーム紹介

 こんにちは、(かど)八降(やつふる)です。

 今日紹介するのは『シャンパッパーティーナイト』、その名前の通りのハイテンションパーティゲームです。


 ボードゲームにはいろんなゲームがあるので、好みも人それぞれ。ばちばちの読み合いや駆け引きが好きという人もいれば、戦略を立ててこつこつと場を整えるようなゲームが好きという人もいます。

 その中でもパーティゲームは特に、好き嫌いが大きく分かれるゲームかもしれません。考える要素がない、ゲーム性がない、騒がしい、というネガティブな言葉を聞くこともありますが、逆にパーティゲームは盛り上がるから好きという人もいますし、ボードゲームって言葉を知らなくてもパーティゲームは遊んだことがあるという人もいます。


 パーティゲームにもいろんなゲームがありますが、この『シャンパッパーティーナイト』を一言で説明するならリズムゲームです。

 ルールはとても単純で、手札のカードをリズムに乗って読み上げながら出すだけ。リズムに合わせてカードに書かれた言葉を言う。

 ただそれだけなのに、妙なパワーと面白さがあるのは、ホストクラブという舞台設定と、カードに書かれている妙にパワーのある言葉のせいです。「テンション」「アゲアゲ」「朝まで」「飲みます」「ずっきゅん」「エンジェル」「プリンセス」といったコールの言葉。始まりの言葉は「シャンパン入りました」、終わりの言葉は「ご来店、ありがとうございました」、さらに合いの手は「Foo⤴︎」。

 書かれている言葉の絶妙さで笑い、時々現れるリズムに乗せにくい言葉に戸惑って笑い、言い淀んだり噛んだりして笑い、合間でおもむろに「ほら、姫が困ってるじゃん」「そんなだからさ、いつまでもナンバーワンになれないんだよ」「はいはい、テンションあげてこー」という謎の小芝居が始まり、気付けば謎のハイテンション空間になっている。その頃にはもう、単語をリズムに乗せるのが楽しくなってきて、「Foo⤴︎」と声を出すことにもためらいがなくなってきているはずです。


 ……というのは、俺の感想です。効果には個人差があるので、最後までこのノリは無理という人も、まあいると思います。俺も、ボドゲだから遊べるけど、そうじゃなかったら無理だと思うので。

 独特なノリなので、無理強いはせずに、楽しめる人たちだけで遊ぶのが良いかなと思います。

 そんな感じで、ちょっとおすすめするのに人を選ぶところはありますが、盛り上がれたらめちゃくちゃ盛り上がる面白いゲームです。


 似たようなプレイ感のゲームで『ねぶたビート』というゲームもありますね。『ラッセーラゲーム』という名前でも販売されています。

 この『ねぶたビート』は、めくられたカードの模様や色に合わせて跳ね踊るというゲームです。

 最初の「らっせーらー、らっせーら」でカードをめくり、次の「らっせーらっせーらっせーら」で、指定の人が踊る。この時、踊り忘れたり、間違えて踊ったりしたらミス。

 これも、踊っているうちにだんだん楽しくなってきて、気付けば謎の空間が生まれるという面白いゲームでした。


 あ、ちなみに、どちらのゲームも声を出すゲームなので、ボドゲカフェや公共の場所では周囲の人に迷惑がかからないように気を付けましょう。ボドゲカフェなら、店員さんに相談してから遊んでください。


 こういうゲームって、きっと単純に声を出したり飛び跳ねたりっていう、プリミティブな行為自体の楽しさもあるんだろうな、と思います。

 というわけで、こういう声を出してわいわいするようなゲームも楽しいぞ、というゲーム紹介でした。




『シャンパッパーティーナイト』


・プレイ人数: 4人〜5人

・参考年齢: 8歳以上

 (ルール的には子供でも遊べるとは思いますが、子供にこんな単語を言わせて良いのだろうかという気はします)

・プレイ時間: 15〜30分




『ねぶたビート』


・プレイ人数: 3人〜5人

・参考年齢: 6歳以上

・プレイ時間: 10分前後




『ラッセーラ ゲーム NEBUTA BEAT』


・プレイ人数: 3人〜6人

・参考年齢: 6歳以上

・プレイ時間: 10分前後

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