ロジハラって言葉を聞いて、ハラスメントについて考えてみた。
11/21 編集内容はただの段落下げです。
ハラスメントいちばんのトレンドはいま、キメハラ(鬼滅の刃ハラスメント。笑う)かもしれませんが、その前にロジハラってあったじゃないですか。
マウントとられたら喧嘩を売られたと判断して、正論で殴りに行くが? という喧嘩上等の自分がやりそう。自分からはしてないつもりだけど、ハラスメントって言われそう。それが怖くて感想書き込みができない。
ということでロジハラことロジカルハラスメントについて、考えてみた。
ロジハラっていうのは「正論、理詰めで相手を黙らせ、意気をくじくこと」かな、と認識しています。パワハラやモラハラの一種のように思えます。
パワハラは、指導にかこつけた加害、「行きすぎた行為であるからダメ」と定義されています。
モラハラは言葉や態度を用いた、モラル(倫理、道徳)による嫌がらせ、あるいは支配。精神的な加害にあたります。「当然」「常識」「ふつう」などの言葉や、無視や仲間外れなどの態度で対象者の気力をちまちまと削り、消耗させ、支配するものです。
(最近のネット界、モラハラを「モラルに反した嫌がらせ」って語っているところが増えてきたんだけど、パワハラが「権力による嫌がらせ」、セクハラが「性的な嫌がらせ」なんだから、モラルに『反した』っておかしくないです? いや、モラハラ自体は倫理、道徳に反する行為だと思うけれども、言葉の説明として『反した』って言っていいの?)
なんでわざわざパワハラ側だと定義したのかというと、「相手が不快だと感じたらアウト」なセクハラとは、一線を画するからです。だって「正論」ですよ? そのもの自体には問題がないでしょう。「性的な話題や行為を嫌う人に配慮すべき」って定義が含まれるセクハラとは違って。
しかしなぜ「正論」を武器としたハラスメントがある、と言われ始めたのか。まあハラスメント多様化は雨後の筍ではあるのだがそれは置いといて。
時代が進めば消える言葉かなという気がするけれど、まあ置いといて。
なぜハラスメントなのか。
正論とはつまり、「自分は正しい」「自分の言っていることは正しい」という立ち位置で行なわれるものだからです。相手の言い分を聞く気がないから。
つまり「ロジカルだから」嫌がらせだって言っているんじゃなくて、「正論なんだから自分の意見を受け入れろ」と押しつけている態度を指して、ハラスメントだと言っているんじゃないかと。
ハラスメント、つまり嫌がらせであるという言葉自体が、対象者を困らせる行為であると定義されているので、今さら感満載なわけですが。
ハラスメント加害だって指さされる人(行為者)、自分の胸に手を当てて、ちょっと考えてみませんか。
話すことは、一方的ならコミュニケーションじゃないんですよ。
相手が黙っていませんか。無表情、もしくは貼りつけた笑顔じゃないですか。時計を見てください、話題のわりに長時間自分のターンが続いていませんか。自分ばっかりいい気分だったりしませんか。
(わたしの文章の文字数……)(´;ω;`)
自分の言葉で背中から打撃を受けたので、(もしあったとしたら)感想返信は遅くなります。