ポイント気になる。アンダーマイニング
アンダーマイニング(行動経済学用語)
“内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、モチベーション(やる気)が低減する現象である。例えば、好きでプレイしていたゲームに金銭的な報酬を与えられると、やる気がなくなってしまうなど。抑制効果ともいう。”Wikipedia
「効果」もしくは「現象」とつく。
ちなみに対義語は、エンハンシングという。
なろうの闇。すべての原因。ポイントが気になってしょうがない……! 反応がないと書き続けるモチベーションを保てない……!
なにもおかしくありません。まさにこいつ。この心理のせいである。
すべての原因は言いすぎでした。でもけっこう大きい。PVとかの数字も含む。
好きで書いていたはずなのに、ポイントが上がらないとモチベーションも駄々下がり。無料で読み、無料で投稿できるこの『小説家になろう』における報酬は、当然ながらポイントですね。読者さまの感想やコメントがモチベーションの人もいる。
何度も言うがわたしは自分のために書いているし、完結してから投稿するので、そんなに響かない。そんなに響かないけれど、毎日のようにアクセス数とか見に行っている。気になる。とても気になる。
響いてるじゃないかって? エタらせないんだから、響いてません! だが気にしてはいる。気にならない人はいないと思うのよ。ランキングインをあきらめていてもね。
どうすればいいんでしょうね、これ?
読者さまの反応を欲しがっていないなら、そもそも作者は投稿などしないんだ。
反応があるってことはつまり、報酬を受け取っているんだ。
報酬が減ると作者のモチベも減る。仕方ない。
読者的には仕方なくない。おもしろくないからポイント入れない。あたりまえだ。
おもしろかったらポイント入れてほしい。ぜひとも。
Win‐Winになる方法があるかな。読者も作者も、「人間はこういうもの」という前提で、考えてみませんか?
作者は、他の部分でもモチベを保つ方法を見つけるとか。
読者は、軽率にポイントあげちゃうとか。
っていうのを、枠だけ作って執筆中に保存していたら、新年にアンダーマイニングを書いている人がいた……。あー、やられた~、って思ったけど別にパクリじゃないからあげちゃお。
人間はそういうものなので、それぞれが「そういうものである」と知って、自分に合った対処法を見つけていきましょうね。
っていうだけの話でした。
(これでおよそ千文字。やっぱりわたしには物足りないなぁ、文字数)
でも、☆1つか2つはけっこう「あいたたた…(ダメージ)」ってなるな…、平均ポイントへの影響大きいし。作家は気づいたらあかんやつなのかもしれない。
自分の実力と向き合わねば…。わたしは自分の書きたい話しか書けないんだから、点数入れてもらえるだけでありがたいと思わなければ…。いやでもへこむ。
小説なんて嗜好品なんだから、読んだ人の好みの点数でいいんだけどさ。