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第12話 マイホームへの帰還

今回は短いです

 リリーナ王女と別れたあと、天歩を発動して王都に戻ってきた。


「ああ、やっと王都に戻ってきた。この後は、ミリアたちに合って帰ってきたことを報告しないとな」


 僕は自分の家に向かった。


「あら、ご主人様お帰りなさいませ」

「リナ、ただいま、今戻ってきたよ」


 門をくぐると、メイドゴーストのリナが出迎えてくれた。


「ああ、ご主人様だ!!お帰りなさい!!」

「うん、ただいま、ルカ」


 家の中に入ると、今度はルカが声を掛けてくれた。彼女は、5人いるメイドゴーストの中でも一番と歳が若い14歳だ。この14歳というのはゴーストになってからというわけではなく、死んだときの年齢だ。ゴーストは死んだときのままの容姿で年を取らないからね。


「ミリア、アル、メイナ、エイル!!ご主人様が帰っていたよ」

「本当だね、ご主人様お帰りなさい」

「「お帰りなさいませ」」

「うん、3人ともただいま」


 次に声を掛けてきた3人はアル、メイナ、エイルで、アルは、ルカの次に年が若い16歳で僕と同じだ。メイナとエイルは双子の姉妹でともに20歳。ちなみに最年長だと思われるリナは年齢わからなかった。テイムの時にステータスの確認をしたんだけど、なぜか年齢だけ見えなかったんだよね。実際は鑑定眼を使えば見れるんだろうけど、女性の年齢を勝手に見るのは男としてどうかと思うんだよ。


「ご主人様、お帰りなさい」

「ただいま、ミリア」


 最後に声を掛けてくれたのは僕の奴隷で錬金術師のミリアだ。彼女達メイドゴーストの5人と一緒にこの家で暮らしてもらっている。王城には部屋を取れないからね。


「みんな元気そうでよかったよ」

「ミリアはともかく、私たちはアンデットなので元気も何もありませんけどね」

「あはは、そうだね。でも、体はともかく、気持ちや心は別でしょ?生前の記憶もすべて取り戻したんだし。人間と変わらないよ」

「私たちを人間のように扱ってくれるのはご主人様くらいですね」


 うーむ、やっぱり僕とこの世界の人たちでは元々生きてきた世界が違うから価値観も違うのは仕方ないとは思うけどね。それでも人間だったころの記憶と心を持っているんだから、他のアンデット系の魔物はともかく、彼女達だけは、人間と同じようにとはいかなくてもせめて魔物扱いだけはして欲しくないなぁ。ミリアは普通人間として、友人として接してくれているからね。


「そんなことないと思うけどなぁ。まぁ、いいかな。ミリアは、元気だったかい」

「はい、私も元気です。頑張って錬金術のレベルを上げました」


 ミリアは、僕がいない間は錬金術のレベル上げをしていたみたいだ。どれくらいレベルが上がったかや作ったものなどをあとで見せてもらおう。


「そうか、ならあとで見せてもらってもいいかい?」

「はい!!」


 ミリアは嬉しそうに返事をした。


「さて、少し休んだら王城の方へ行くよ。鈴華たちにも報告しておかないと行かないからね。夕食を食べた後にまた戻ってくる予定だから、ミリアはその時に見せてくれ」

「分かりました」


 それから、リナが出してくれたお茶を飲みながら休憩して、そのあとに王城へ向かった。

来週の日曜日10月21日にFE(基本情報技術者試験)を受けるので勉強のために更新が遅れます。読んでくれている皆様には本当にご迷惑をお掛けしますが、これからもよろしくお願いします。

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