第1話 現実逃避
すみません、今回は短いです。
この世にはたくさんの世界が存在するらしい。
僕たちが住んでいる平和な世界の地球
ロボットや電脳空間などの化学が発展したSF世界
神々が住む天上の世界
剣や魔法があり魔物がいるファンタジーな世界
人類が存在しない世界など
僕の家系である浦之家ではこんな家訓がある。
1, 美女・美少女には優しく、そうでない女性にもそれなりに
2, 女性の敵は即排除すべし
3, 浦之家の男児は紳士を目指せ
4, そして異世界には気をつけよ
これはご先祖様が霧崎家を作る際に家来とともに決めたものらしい。
そしてもう一つ。ご先祖様が自ら作り霧崎の血を引くものは必ず覚えなければならない家訓がある。
異世界に来たなら、王や召喚主には気をつけよ。決して最初から信用してはならん。また領地経営、戦術、料理は必ず学ぶこと。これにより異世界生活で困ることはないだろう。
郷に入れば郷に従え。常識に囚われてはならぬ。自身に好意を持っている女性は皆幸せにするべし。
家族や仲間を守るための殺害は躊躇うな。
以上、異世界へ行くようなことになれば上記の家訓を必ず守れ。初代浦之家当主より
こんなものがある。
そして、浦之家では過去から現在まで、行方不明者が何人も出ている。
行方不明になるのは決まって浦之家の血を受け継ぐものだけらしい。
僕の従兄弟たちも行方不明となっている。
幼少の頃から教育の一つとして教えられるわけなんだが、はっきり言って信じてるものはほとんどいないだろう。かくいう自分も従兄弟の悠魔や悠斗たちも信じてなかったからな。
ただ、浦之家の血を受け継ぐ者には不思議なことがあるんだ。生まれてくる子供は男女関係なく全員が美形なんだ。
僕の従兄弟たちも皆美形だったんだよね。悠魔なんてこれが原因で髪で顔を隠すようになったからな。
ちなみに僕は別に自分がイケメンなんて想ってないよ。ただ、どうも僕や従兄弟たちは似ているんだって。
疑問に思って本家にいる大叔母様に聞いたことあるんだけどその時に「悠璃、それは貴方や悠魔たちの中にはエルフや獣人、つまり異世界の他種族の血が流れているからよ」なんて言われたよ。
最初は何を言ってるかわからなかったね。エルフや獣人なんて知らないし。それからは気にするのをやめた。
少し前からラノベを読むようになった。
悠魔や悠斗たちに勧められたんだよね。
僕は異世界ファンタジーが好きだ。
魔法を使ってみたくて、真似をしたこともあったね。あの時は妹に見られて死ぬほど恥ずかしかったよ。妹にも生温かい目で見られていたからね。
他にも異世界に行ってみたいな〜とか 死んだら転生できるのかな〜なんて妄想したり考えたりしたこともあった。
今では黒歴史となっている中二病ノートなんかもあるよ。
さて、僕は今絶賛困惑中なのだ。そのために浦之家の事について考えながら現実逃避していたわけだが・・・
「どうしてこうなった・・・」
僕は最大の疑問は周りの声で消えていった。
まず、時は数時間前へと遡る。
次回の更新は明日になります。




