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始まりの都から始まるデスゲーム

「っと、ここが舞台スディアか、かなり現実を模しているな」

僕がチュートリアル後、降り立った場所は小さな丘でときおり吹く風が心地よく草も良く揺れている。


コレがデスゲームが無かったなら一日中此処に居ただろうなと思うレベルに綺麗な景色がある。


がアルティナと約束したんだ。背中に剣と鞘を背負い道を進む。



やがて城壁が見えて来たところで兵士を乗せたが走って来る。

と抜剣し突撃してくる。

「ネイチャーバリア」

左手を出し無詠唱で放つ。すると周囲の土を収束し約3mちょいの草土の壁が出来あがる。

「スプライドウォーター」

「死ねぇ」


ドスン。

「アースシールド」

「マジックソード焔 セカンダリア」

水を溜めた落とし穴に落ちた兵士を土の盾魔法を発動して閉じ込めたら面白い事を始めた。だが

「デスバレット」

僅かな隙間から死の弾丸を降らす。

『逃亡兵士を倒しました。』



逃げ出しただけの屑か。それでいて弱者を襲うか。バラして正解だな。怜那や和葉などは例外だがとても女の子相手に見せて良いモンスターじゃないな。と


《全ての準備が整った為、プレイヤーを 始まりの都 スティトに転送します》


とプレイヤーは全員閃光と共に始まりの都 スティトの名スポット 嘆きの噴水を囲むように転送されたようだ。そして僕の隣には赤峰怜那こと「レナ・カーシア」で反対側には遠城和葉こと「ナギ・テシリア」が転送されたようで

「・・・」

「・・・」

「・・・何でそんなに睨みあってんだこんな場所で?」

2人とも僕の腕に胸を当て睨みあっている。・・・修羅場に勝手になっているんですけど。止めて貰えませんかね。



あの後何とか納まった2人は一掃くっ付いてきたが噴水の上にローブを着た何かが告げた

『さてと、皆の者何故こんな場所に集められたかと思う者も多いだろう。ただ我々はここに宣言する。

このゲームはデスゲームだ。」

暗殺アサシネイト

僕はその言葉が終わる前にローブの裏に回り首に短剣を押し込む。

「レッドバラージ」

「カタパルト 発射」

レーナの赤魔法とナギの弩がローブを捕らえるも有効打にならない。

「勝手ことはさせないぞ?ここでお前をバラす。贈り死」

贈り死。

僕が持つことを許されている最高峰の殺しの技。VRが全てとなった世界で貴族制が復活した後、政府が秘密裏にしていた秘伝でありとある理由から僕が受け継いだ短剣の技。だが

「は!そんなカスみたいな攻撃で如何する気だ?」

声が実体化した。今だ。

「ナギ!」

「えぇ!貴方がそれをと言う事は理解したわ。だからソイツをしばくのは協力するわ。」

と斧を出現させ右手に構える。・・・あれって両手斧だよなといかハルバートに近いし女性が片手で軽々と持つ物では無いな。いや遠城の名を持つ人に当てる物差しは持ち合わせていないし。

「スタラツパ」

ジャンプをすると柄でローブ男を打ち上げ刃で撞き落とす。だがそこには・・

「・・・・キエロ」

と怒り心頭のレーナがおり無言で、赤魔法戦闘術特殊派生《昴る思いは龍天の如く》をしたみたいだがそれだけでは収まらず下から更に特殊派生《真意は秘めたらし》による追撃を行う。それにより地面すれすれから成層圏まで打ち上げられた後

「オーバーワーク 限界突破 理性崩壊  ・・・・ブラットガノン」

「ちょつ!」

追い討ちを掛ける為に自己を失うレベルに自己強化を掛け、赤魔法上位 血魔法特殊派生ブラッドガノンでまた打ち上げる。ってアイツのあの構え・・・ってかまだ生きてんのかよ?

「愛の手」

暴走するレーナを止める為快楽点を突く愛の手を発動させるが無意味に終わる

「・・・やっぱり容赦ないのね。まぁ馬鹿みたいに自己強化に理性崩壊までは手に負えないのね。」

「いやはや素晴らしい。現時点でこのレベルの技量をお持ちだと。」

まだピンピンしてやがる。ステータスを見ることはできないが何らかの形で実装はされており現時点では倒せないほどの差があるのだろう。だが此処で言わないと柴葉の名に傷がつく。

「お前等は命を何だと思ってる?」

「ははっ!弱者が何をほざいている。公爵たる俺の勝手「100連斬首」ほうわ!」

「13 ゲリムソード」

死神のアルカナをアルティアのケースから取り出し剣へと変更する。今の発言は柴葉を死刃へと変更させる対象の一つでありそれと同時にマントを纏う。


「・・・お前はまさか」

今更気がついたようでローブの男は姿を露わにし小鹿のようにわなわなと震えている。あれ?もしかして・・・コイツ自分のにもデスゲームで死亡した時用に使用される電力パルスつけてんの?


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