夢オチでした
初めまして!!長良龍悪と申します!
今回が初めての投稿となりますので色々不備があるとは思いますが、どうぞ宜しくお願いします!
このお話は私の好みに偏りまくってますが、お付き合い頂ければ嬉しいです!!!
空が、割れていた
鬱々と垂れこめた雲も、その先にあった青空も真っ二つに裂け、何も無い空間だけがあった
その下には翼が二対
終わることの無い永遠の命と続くことの無い刹那の命にもがき、苦しんでいた
生まれて死んでまた生まれ
死んで生まれてまた死んだ
ただ繰り返されすれ違い続けた生への救済を求めながら
「んあ?」
星宮陽斗は大層間抜けな声で目を覚ました。寝起きのせいか頭がぼんやりとしている。何だか重々しい夢を見てた気がするがよく覚えてない。
時間を確認。AM8時。
「まぁ…こんくらいなら間に合うか…」
のそのそと起き上がり制服に着替える。高校二年になったばかりの4月。まだまだ上着は必要だ。
「朝飯も急がないとヤバイかな…」
ここで再び時計を確認。AM8時。
「あっ…」
時計止まっとるやないの!
…………… はい、遅刻イベント発生ー
「こんちくしょうめがぁぁぁ!!!!!!!!」
…朝から盛り下がる1日の始まり始まり!!