これを読めば大丈夫!(弐) 東軍キャラのまとめ
今回は東軍とその他キャラを紹介します。
これを読めば、「関ヶ原で~」がよく分かる!敵ボスキャラの東宮院は当然ですが、東軍では異常なヤンデレ(対象兄だから、ブラコンプラス)、細川ルシアちゃんのキャラが光る。
彼女が演じる実際の人物の細川忠興も妻のガラシャ夫人にヤンデレでしたから。
美鳴ちゃんの敵 東軍キャラのまとめです。
東宮院是清・・・徳川家康、本多忠勝、井伊直政
…関ヶ原の戦いに勝利し、江戸幕府を設立し、250年もの太平の基礎を築いた徳川家康を演じる。また、デイトレーダーの腕を生かし、同時に3人の武将を動かせるというチートな技を持つので、本多忠勝と井伊直政、松平忠吉を同時に動かす。「戦国ばとる2」では、かなりの腕前で、主人公島大介をゲームで3度敗北させた腕の持ち主。
本人は株取引で得た巨万の富を使って、企業を買収する投資ファンドを経営する青年実業家。頭脳明晰で容姿端麗だが冷たい目つきが象徴するように、他人は利用する存在で信頼できるものは自分しかないと信じている。美鳴の会社の乗っ取り計画の一環で、趣味の「戦国ばとる2」で彼女と対戦することになる。
黒田メイサ・・・黒田長政
…関ヶ原の戦いでは、豊臣家恩顧の大名でありながら、早くから徳川家康に通じ、西軍大名に切り崩しに奔走し、おそらくは一番、東軍勝利に貢献した影の功労者とも言える、黒田長政を演じる。父親は秀吉の軍師で名高い、黒田如水父親は、次の天下を取る男と秀吉に恐れられたが、息子は優秀ながらそれまでの野心はなかった。関ヶ原の戦功で筑前(今の福岡県)52万石の大大名に取り立てられる。
本人はアナスタシア高等部3年で美鳴の同級生。ショートヘアの真面目な女学生だが、いつも美鳴にテストで負けて万年2位に甘んじている。美鳴にプライドを傷つけられて、憎んでいたところに東宮院に勧誘されて東軍に加わる。知的で頭がよく、史実の長政のように東宮院の右腕になっていく。
細川ルシア珠希・・・細川忠興
…関ヶ原の戦いでは、黒田長政とともに東軍の勝利のために活躍した細川忠興を演じる。芸術的才能に恵まれ、さらに戦えば一歩も引かないという猛将であったという。妻のガラシャ夫人に熱愛する愛妻家で、その狂気の愛は、彼女が人質に捕らえるなら殺せとまで命じたぐらいである。(実際にガラシャ夫人は命を絶っている)
本人はアナスタシア高等部の1年。美鳴の後輩に当たるが、兄の細川ジョルジュ忠人のヤンデレ妹のため、兄が美鳴に振られたことを根にもって、東軍に参加する。
「戦国ばとる2」は初心者だが、兄愛の狂気のままに、戦いをするので非常に手ごわいプレーヤーである。
福島帆稀・・・福島正則
…関ヶ原の戦いで、豊臣恩顧の大名の筆頭格で家康が最もその去就に気を使った、福島正則を演じる。頭は悪いが戦い恐れを知らない荒武者であったという。関ヶ原の戦いでは猪突猛進の戦いぶりで、戦功を上げ、大大名になるが、結局は徳川政権によって改易される。
本人はアナスタシア高等部2年のヤンキーギャル。家はパチンコ屋カラオケ店をいくつも経営するお金持ちお嬢さまだが、姿からは想像できない。(つまり、お下品な娘)でも、内面は一途なところがあり、それを東宮院に利用されて、現在は彼に身もココロも捧げ、ゲームに東軍として参加している。美鳴には、学校でタバコを吸っていたところをチクられ、停学になったことで彼女を憎悪している。
藤堂魅兎蘭・・・藤堂高虎
…豊臣恩顧の大名でありながら、利にさとく、秀吉が死んですぐ家康に加担した大名。黒田長政とともに、西軍の切り崩し工作を行い、高く評価された。本人はレディースチーム、アンダーツリーの2代目リーダー。初代の小西雪見を尊敬しており、彼女がリーダーをやめることになった島大介にヤキを入れようとしたことがある。東宮院にそそのかされて、美鳴と島大介から、雪見を救おうと東軍に参加している。レディースメンバーを6人参加させている。
東軍レディース(田中吉政、織田有楽斎、加藤嘉明、池田輝政、山内一豊、生駒一正)
…魅兎蘭に命ぜられて、「戦国ばとる2」に参加した6人のメンバー。ゲーム初心者で今ひとつ戦力にならない。
東宮院ファンド社員
…徳川本軍を率いて、中山道を進む徳川秀忠以下の武将を演じる。秀忠は、3万超の大軍にも関わらず、信州上田で、真田父子の作戦に乗っかり、ついには関ヶ原の決戦に間に合わなかったという大失敗を演じた。東宮院の意のままに動くだけの存在だが、彼らの前に立ちふさがるのが、歴研のマスコット「真田雪之ちゃん」。無事に社長の命令通り、関ヶ原の戦場にたどり着けるか?たどり着けなきゃ、ボーナスが・・・いや、クビもある!
「うあああっ!社長、それだけは勘弁を!」(課長談)
「どうやって動かせばいいんだ?」(係長談)
「えーっ!こんなの分かんな~い」(新入社員ちゃん22歳談)
その他 お金で雇われた公募参加の面々
…ネット公募上で雇われた人たち。役割やレベルで一人10万円~100万円と言った報酬で雇われている。お金が目当てなので今ひとつ忠誠心に欠ける。関ヶ原の決戦で使うキャラは、美鳴ちゃんと同じ年代という五代翁のルール上の縛りがあるが、その他はないので、年代は様々である。
その他キャラ 東軍、西軍に属さない立場の登場人物です。
本多アギト
…東宮院是清に雇われていた探偵是清に命ぜられるままに、調査したり工作を行っていた。東軍の主力3お嬢様は、アギトが見つけて東軍に引き込んだ。初めは東軍が圧勝では、雇い主もつまらないだろうという軽い気持ちで、美鳴に助け舟を出していたが、病気で死んだ恋人が幼少期の彼女に関わりがあったことを知り、積極的に助けようと東宮院を裏切ることになる。
現在、裏切りがバレて生死不明。風魔の小太郎と名乗っている。
秋山仁之助
…豊臣秀吉を演じている、太平洋銀行頭取のじいさん。美鳴のことが気に入って、会社の買収からの防衛に支援を約束するとともに、買収の鍵を握るゲームでも陰で助けてくれる。秋山自身は、美鳴の直接主君ということで、関ヶ原キャンペーンは参加できないため、友人の伊集院や早川秋帆を雇って参戦させている。
五代帝治郎
…この物語の一番の元凶、黒幕。東宮院より腹黒いかもしれない。日本経済を裏から牛耳るジジイ。美鳴の会社の買収計画の鍵を握っており、東宮院に「戦国ばとる2」で勝負するように命じた人物である。なぜ、ゲームで決めるのかは、おそらく金持ちじじいの退屈しのぎに過ぎない。そのために、東宮院にはいろいろ条件を付けて、ハンディを美鳴の西軍に与えている。しかし、最終的には東軍勝利を望んでいる。
こうして見ると、東宮院、明らかに信頼できる人が少ない!黒田さんは優秀だけど、ほぼ病んでるルシアちゃんに帆稀ちゃん。戦いよりも小西の姉御を正気にもどしたいだけの藤堂さんとか・・・一癖、二癖あります。
東宮院ファンドの社員も名前はないけど、後半、いい味出させたいですね。