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このディストピアシリーズ

詩 このディストピアには必ず終わりがやってくる

作者: 仲仁へび



「もうだめだ」「救世主なんていないんだよ」「俺たちは見捨てられたのさ」「奇跡なんて起きない」「どうせだめならもういっそ……」


 時代が変わる

 世界が開ける


 その時は必ずやってくる


 日の光が隅々までも届く日は


 きっと必ずやってくる


 だからそれまでは


 希望を捨てないで


 どんなに苦しくて

 どんなに辛くて

 どんなに悲しくても


 きっといつか過去にできる日が来るから

 笑顔を思い出せる日が来るから


 隣人を疑わなくてもいい

 互いを監視しあわなくてもいい


 言葉の裏なんて考えなくていい

 善意をそのまま受け取ってもいい


 まだ見ぬ未来の明日に

 貴方も 私も 家族も 友人も


 そして大切な人だって

 愛しい人だって いてほしい


 幸せをかみしめることができると


 そんな日が来ると信じて


 どうかまだ諦めないで

 希望を捨てないでいて



「ストーリー」


 残酷なディストピア。

 貧しい人間は富める人間に搾取される一方。

 けれど、そんな彼らを励ますのは、ラジオから流れる一人の女性の歌。



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