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勇者から魔王に転職したので世界征服始めました  作者: たまサラ
第3章 魔王とエルフの国レイグランド
77/94

幕間 ミレーリア VS 乱入者

ミレーリア視点です。

ライトエロ入ります

苦手なかたは飛ばしてください

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趣味で書きなぐっていた素人小説の投稿です。

語彙力や表現力等まだまだ足りないところばかりですが、楽しんでもらえるように頑張ります!!

少しずつでも、コンスタントにUPしていきたいです。

応援、よろしくお願いします。


Twitter:@TamaSala_novel 次回予告を呟くとかつぶやかないとか

外伝:https://ncode.syosetu.com/n5068ex/1/  カケル君達紅蓮隊メインの外伝ストーリーです。2話まで更新済み

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ブクマありがとうです!!宜しければ評価も是非!!

お願いします\(^-^)/


「明日までここは閉鎖します!良いですね!」


そう言って、バタンッ!とドアを締めるアイリ。

私とリーアの行動にあわてふためいていた。


「んふ、動揺しちゃって、どこまでも可愛い子。アルの気持ちを独占している事への嫉妬とか全部吹き飛んで、何とかしてあげたくなるくらいに。」

「ミレーリア様、アイリ様が部屋の中からトラップを仕掛け始めたようです。」

「そ、狙い通りね。」


ま、私達に向けたトラップがあの乱入者相手にどこまで有効かはわかんないけど。

私はドアにそっと手を当てて中の様子をスキャンする。


どうやら一番最初に強固な魔法レジストのトラップ、その後に誤誘導による認識阻害トラップ、さらには精神弱体化のドット(DoT)トラップ、これが基本的セットになっている?これを何層にも重ねて最後に捕獲トラップか。

何だかそれの中にヤバイのを隠しトラップに仕込んでいる見たいだけと、流石にそこまではスキャンできない。

ただ、ヤバイのはわかる。

多分、そのトラップを踏んだら死ぬ、、、良くて瀕死。

分かりやすくスキャン可能なトラップを複雑に張って、そちらに意識を持たせてからの隠しで瞬殺、、、。


「流石はアイリね。選ぶトラップが秀逸だわ。て言うか、、、あの子、、、。」

「気付いていたようですね。」

「アイリ、子供だと思っていたけど、ちゃんと私達の行動の裏まで読んでいたのねぇ。」


そう、アイリの張ったトラップは身内のイタズラに向けたそれじゃない。

本気で相手を捕獲、または殺しに掛かっている。 


その相手は明らか。


「さて、アイリの努力をムダにするようで悪いけど、貴方のお相手は私で良いわよね?乱入者さん?」

「あぁ、構わないさ。」


廊下の壁からソレがにゅるりと出てくる。

その体はまるでウナギのようににゅるにゅるとしている。


「気持ちわる。もっとマシな登場は出来なかった?」

「バーカ!俺以外の誰がここまで侵入できんだよ!入ってこれただけでも誉めてもらわねぇとな。」

「ふん!あんたのせいで苦しんでいるアイリの話聞いたら、よりあんたの事が嫌いになったわよ!あんたが要らない事さえしなければ!」


男は立ち上がり、パッパと手で足元を払う。


「俺のやることに意味の無い事何てないんだぜ?」


先ほどまでの見た目が大きく変わり、今では普通の人の姿に戻っている。


「はいはい、いつもあんたはハッタリだらけ。あんたがゼエルを助けた理由を説明してもらえるのかしら?」

「吐かせてみるか?」

「茶化すな!うちの子(ホワイトドラゴン)の尻尾代は高くつくわよ!アイゼン!!」


ダンッ!とその場で床を蹴る。

次元が歪む。


私とリーアと、、、アイゼンを次元の狭間に閉じ込めた。


「私をあまり怒らせない事ね。アイゼン!次元魔法:超重力圧殺(ハイグラビティスタン)

「ハンッ!やるようになったな!しかし、、、ぬるい。」


超重力がアイゼンの体にふりかかるが、アイゼンは平然と立っている。

そして、一歩ミレーリアに歩み寄る。

その歩みはまるで重力そのものが彼には無効であるかのようだ。


「このムダな重力波を続けるつもりなら、これで終わりだぜ?」

「そうね、一旦やめておこうかしら。」


わたしは諦めたように超重力圧殺を解除した!

ドッガァンッ!!!!

アイゼンの胸元で大爆発が発生し辺り一面が光に包まれる!!

完全にやつの虚を付いた筈!!


「どう?アイゼン!攻撃解除をトリガーにした攻撃は!リーアと私の協力次元魔法:超新星爆発(スーパーノバ)は!」

「なるほどな、超重力の本当のターゲットは俺じゃなくリオ―レアのスプラッシュボムか、それを超重力で圧縮して重力崩壊させてからの瞬間開放による疑似超新星爆発とは恐れ入る。」

「!?」


いつの間にかアイゼンは私の真後ろに移動していた。


片腕を失ったアイゼンなのに相手にすらならないというの!?


アイゼンは片腕で私の手首を器用に両方掴んで持ち上げる。

両手首を掴まれて私は腕を上に上げたかっこうでぶらんとぶら下がる。


「流石はかつての四英雄の一人、それなりに痛かったぜ?」

「く!アイゼん!?んー!!んー!!」


アイゼンが私の口を奴の口で塞ぐ。


「ぷはっ!ちょっと!何すんのよこのロリコンやろう!」

「お前、自分の歳言ってみな。お前こそ旦那の弟子に何を飲ませようと、、、飲ませやがった。」

「誰が旦那だ!あたしは元々アル見たいな可愛い男の子が好きなの!あんた見たいな筋肉オッサンは御断りよ。」

「おいおい、最初のびんびん薬の被害者誰かいってみろよ。」

「強い子種が欲しかっただけですから!子供(カルナ)さえできりゃあんたなんかいらな!あ!ちょ!ん、、、。」


アイゼンに良いようにされ体が反応してしまう。

やれやれといった感じでリーアが次元空間を抜け出してしまう。


「あ、、、また、、、好き勝手して、、、ん。終わったら会いにもきてくれない癖に。」


そこまでしておきながらアイゼンは急に私を弄るてを止めた。


「え?アイゼン?」

「本当に嫌がる女に手は出さねえ。やめとくか?」


く!ムカつく!ムカつく!ムカつく!

体が、、、うぅん、、、たぶん心もアイゼンを求めている。

それを知ってる癖に!!


「ベ、別に、、、い、嫌じゃ、、、ないわよ、、、気持ちいい事は好きだし。」

「ん?何て?」


ニヤニヤしているのがムカつく!!


「みーあ?俺はお前を抱きたくて来たんだぜ?」


あぁ、私はまた負けたのか。


そんな事を考えながらアイゼンの奴に飛び付いて大人のキスを求めるように彼の唇に吸い付く。


こうなってしまっては、私の発情モードを引き出されてしまっては負け確定だ。

会議の時のアルにもやられたけど、私は意外と押しに弱いのよね、、、気になる男に強気でぐっと来られると発情スイッチが入ってしまう。


「みーあ、俺の子を孕め!」

「はい!何度でも!」


もう、自分で自分を止めることは出来ない。

リーアは多分、事が終わるまで外で待つつもりだろう。

アイゼンとの子供ならリーアも文句は無いだろう、強さで言えばアルだけど、脈の無いアルに固執するよりアイゼンのがリーア的にはいいのかも。


はぁ、こいつ始まると無尽蔵だから疲れるのよね。

そんな事を考えながらも、自ら衣類を落としていく。


「終わったら、絶対に色々聞かせてもらうからね?」

「あぁ、みーあ。お前の話も聞いてやるから、今は、、、。」


それから朝まで、かつて愛した相手の体を獣の様に求め続けた。


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