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慈悲を乞う奴隷少女、主人はガチンコで罰を下す


サンタ「メリークリスマス! 孤児院のみんな、一年いい子にしてたかい?」


<ワアアア! サンタサーン!


サンタ「ホッーホウ! いい反応だ。いい子にしているならプレゼントをあげないとね」


サンタ「はい、君は新しいパソコン。これでいっぱい勉強するんだよ?」


サンタ「君はマウンテンバイク。いろんなところにいって沢山楽しい思い出を作るんだよ」


サンタ「君は野球をやっていたね、ほら新しいグローブだよ未来のディマジオ君」


サンタ「君は……新しいスマートフォン、あるいはタブレットのほうがいいかな? それとも他のものを……いや、」


サンタ「ごめんね、君が本当に欲しいものはここにはないんだ……」


サンタ「欲しいものはあらかじめアンケートで教えてもらったからね。でも君は欲しい物を書かなかった」


サンタ「事故で亡くなったお父さんとお母さん、そう君は書いたんだよね…」


サンタ「……ごめんね、私は偽物のサンタなんだ。奇跡を起こせる本物じゃない。物を君たちに渡せても、本当にこの孤児院のみんなが欲しいものをあげられるわけじゃないんだ……」


サンタ「でもね、私は偽物のサンタにしかなれないけれど、君なら本物のサンタになれると思う」


サンタ「大人になって、家族を作って、いつか君の子供に、君が本物のサンタになってあげるんだ。……そう、良い子だ。君は男の子なんだから、泣いちゃいけない。こんな日に涙は似合わないよ」


サンタ「ハッピーメリークリスマス……」


奴隷少女「あそこの臭いセリフいってるデブサンタは誰か? うちのご主人様がコスプレでやってんですよ。今時サンタ信じてる子供とかいないってのにまた無駄に張り切ってて。周りの子? 空気読んで信じてるフリして接待してやってるだけでしょアレ。ハハッ」


サンタ「ゴラアアアア!!このクソ奴隷がぁああああ!!!」



 ▽ ▽ ▽


主人「なんでさぁ! ああいうこと! 子供の前で言うの!? ねぇなんで言うの!? マジでやめてくんない!!?」


奴隷少女「いやそんな切れられても……子供の顔明らかに愛想笑いしてたでしょ」


主人「信じてるから!! みんなまだサンタいるって信じてるから!! そういうのホントやめろよクソ奴隷!!」


奴隷少女「ご主人様たまにすごいめんどくさくなりますよね……」


主人「うるせぇよこのクソバカ奴隷があああ!! もう許さん!! 今日はもう本気で罰を与えてやるからな!!」



 ▽ ▽ ▽


奴隷少女「こ、これはなんですかご主人様……? なぜ私は寝かされたまま縛り付けられて……」


主人「今日は罰として……お前の隠された部分をたっぷりと撮影してやろうと思ってな……プロの先生にお願いしたぞ」


先生「おやおや、こんな若い娘さんにやるのは初めてだなあ」


奴隷少女「い、いやぁ……そんなところを人に見られたら私は生きていけませんご主人様……」


主人「黙れクズ奴隷が……お前に拒否権はない。たっぷりと恥ずかしい思いをして俺たちを楽しませるんだな! 先生お願いします!」


先生「クックック、おやおやキレイなピンク色だぁ。やはり若い娘は違うなあ」


奴隷少女「う、うぅ、ぐ!」


主人「どうだゴミ奴隷! 初めての胃カメラは!」


先生「キレイな胃壁だねぇ。健康なんだねぇ」



 ▽ ▽ ▽


若者「久しぶりに見るあの男のTwitter……」


 クソバカ奴隷の恥ずかしい写真撮影したぜ! いいねが1000超えたら公開!

 いいね!999


若者「いやあの男はもう悪人ではないとわかったはず……だがまさか……とりあえずいいね!を押しておくか」


 いいねが1000を超えた! というわけで恥ずかしい写真公開だ! どうだ、キレイな胃壁だろ!


若者「……俺のいいね!返せよぉ!!」



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