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無敵オーラの灯台守シャシルは、捨てられた願いを拾って港町を救う

作者:聖稲
最新エピソード掲載日:2026/03/26
 王都で「価値なし」と判じられた祈紙を焼かせまいとして上役に逆らった元討灯官シャシルは、西岸の月明かりの灯台へ左遷される。そこは閉鎖寸前の古い灯台で、帳簿は崩壊し、捨てられるはずだった祈紙だけが山のように積まれていた。見習い灯台守チャトリンは不器用ながらも、その紙を見捨てきれず守り続けていた。
 この世界では、人々が祈紙へ書いた願いが「願火」となり、灯台で焚き上げられて海を守る結界の光へ変わる。ところが王都は、暮らしに根ざした小さな願いを「役に立たない」と切り捨て、地方から奪っていた。シャシルは月明かりの灯台を勝手に「捨てられた願い受付所」として再開し、猫探し、花屋の赤い薔薇、食堂の避難所づくり、老女の悔いなど、町の小さな困りごとへ全力で踏み込んでいく。
 やがて元監査官レオンティナや港湾警備のエルケ、工匠ブラルらも加わり、灯台の地下書庫から王都の不正が浮かび上がる。星渡り祭の夜、シャシルとチャトリンは灯台を再起動し、衆人環視のなかで真実を暴く。憎しみで壊すのではなく、生きて償わせる道を選んだ先に、月明かりの灯台は「今日を越えたい願い」を受け取る場所として生まれ変わる
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