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ジュン、呼んで、気付いて、ジュン・・・

ってか、何で私より先に他の子に気付くのー!

ジュンのバカー!どんかーん!

私の方が誰よりも近いのにー!


朝目覚めて・・・何かすごい罵られた夢?を見た。

シルフの一件で終わったんじゃないの?

何か夢の中ですごい怒ってたなぁ。

俺は起きてしばらく、この声が何なのか考えた。

セフィルに聞いたけど、シルフは建物の中には

自分からは入れないみたい。

風の流れが遮断されるから。

となるとシルフじゃないって事かな?んー・・・

また、聞ける時にセフィルに聞こうと切り替え

朝の練習の準備をする。

この日はそのままシスの宿屋に泊まった。

セフィル、少し元気無さそうに見えたな。

ゆっくり眠れてるといいけど。宿屋を出て外を走る。

改めて、海岸線!

朝日が上がる方向では無いのが残念だけど、すっごく

気持ちが良い!

夕べは、パシムの事で飲みに付き合うぞとロナールに

誘われて、結構飲んだ。

けど、思ったよりも残らなかったなぁ。

強くなったかな?海風の当たる砂浜で立ち止まり

練習を始めた。

砂浜は良い感じに動きに重さを与えてくれる。

これ、すっごく良い!

いつもここで練習出来たら良いのになぁ。なんて

思って、結構練習に没頭した。

流石に慣れない砂浜で少し疲れ、休憩を入れたら

フワリと風が身体を巻いた。また来てくれてるんだ。

姿見えたら良いのになって思ってたら

「また会いたいな・・・。」

そのまま声に出てしまった!

姿出すのって力使うってセフィル言ってたのに!

でも、精霊語じゃないから大丈夫かな?って思ったら

フワリ

姿を出してくれた。

「ごめんー!俺のわがままだったのに。」

って言ったら、不思議とシルフが笑った様に感じた。

表情なんて分からない姿なのに。

「ありがとう。今日も一緒にいてくれて。」

話しかけたら、これって感情なのかな?

嬉しそうな感覚が伝わってきた。不思議だ。

また姿が消え風が流れる。

でも、いつも1人でやってる練習も、見てくれてる人?

がいたんだなって思ったら、ちょっと嬉しくなった。

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