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フラペチーノ。
「よかったらチャンネル登録、高評価ボタン、よろしくお願いしまーす!」
3秒間笑顔で手を振った。
リサが立ち上がり、停止ボタンを押した。
「お腹タポタポなんだけど、やばい、立ち上がったらトイレ行きたくなっちゃった!」
リサは右手でお腹を抑え、くの字に体を折りながらトイレへ向かった。
扉は閉まり、撮影部屋にはサユリとマネージャーの2人になった。
「片付けましょうか」
テーブルにあった12種類のフラペチーノ。
人気トップ3を当てる企画の撮影。
飲み比べて当てるので、全部は飲んでいないが、12種類から探さなければならない。
飲んだ量はフラペチーノ2つくらいだろう。
ズーーー。
「おいしいね」
「…はい」
最後にサユリが飲んだフラペチーノ。
サユリが使ったストローを変える事なく、そのストローで彼はフラペチーノを飲んだ。




