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僕のP生活記録  作者: 三影 久遠
7/9

新入生編7

売店の前にはCLOSEの文字が、どうやら平日しか開いてないみたいだ。


まあ、すぐに必要ってわけじゃないから、

と余裕を持って、自分の荷物をベッド下の収納部分に分けていると、ドアが開いた。


「おはこんばんちわ。」


……いや、スランプ知ってる年代だけど、リアルに言うヤツはじめて見たわ。


「おはこんばんちわ」


「いや、続けて言わんでも分かるから。ア○レちゃんネタぶっ混んでくるの初めて聞いたわ。」


身長は少し低めで、ややぽっちゃり


お坊ちゃ○君だ…

最初の感想はまさにそんな感じだった。


「まだ時間が早いから、一番だと思ったけど、もう来てる人いたんだ。」


「まあな。葉加瀬、葉加瀬太郎だ。」


「俺田、俺田勉(おれだつとむ)。これからよろしく。」


ニヤリと笑って、ニヒルなつもりなんだろうが、お坊ちゃ○君が、ニヤリとしても様にならない。

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