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僕のP生活記録  作者: 三影 久遠
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新入生編4

とりあえず、今度はT警察署に電話し、腕時計をタクシー内で無くしたことを説明し、遺失物として届けをだそうとしたが、


「あ~、タクシーの雲助は正直に届け出りゃいいけど、今で届けてなければ自分の物としてパクってるだろう。多いよ悪い雲助は。」


と言われて、届け出すのを諦めました。


しょんぼりと当直室にむかうと、前に多分お仲間になると思われる男性が一人入口に立っていたので、後ろに並び待っていると、前の男性が


「失礼しゃ~す。」


とコンビニのバイトかってくらい軽~くノックせずに入って行った。

さすがにポカーンとして見ていると、さっきの年配の男性が豹変し


「お前!なんだその入り方は!」


と鬼が降臨しました。


「バイトじゃない。立派な社会人、公務員として、挨拶はしっかりしろ!あと…」


などと5分くらいでしょうか。指導を続けていると、男性がキレて


「うっせーな。んなに固いところなら、

辞めてやるよ!」


と言って学校から飛び出して行ってしまいました。


いや、公務員に固いところを求めずナニを求めろと…


とりあえず、同期生がさっそく一人減ってしまいました。

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