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僕のP生活記録  作者: 三影 久遠
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新入生編2

T市

僕が住む県の中央付近に位置し、県庁所在地の隣で、そこそこ人口があり、幹線道路や特急も停まる駅もあるが、急発展した感じは否めない。


僕はあの面接の後、合格の連絡をもらい、両親親戚一同が祝会を開いて、義兄から、


「警察になるなら、時間はきっちりしなきゃね。」


と僕でも知ってる海外メーカーの時計(約3万円くらい)をもらった。(もったいなくて当日まで使えなかった。)

大学でなまった体を少しでも絞ろうとしているうちに、入学の日になり、男なんで着替えくらいでいいだろう。と思い、そんなに荷物は持ち込まなかった。


最寄り駅に着いたが、学校までそこそこ距離があるので、タクシーで行こうと思い、


黒色のタクシーに乗り込み学校まで向かった。途中、もらった腕時計の機能を確認するため、外してスイッチをいじり回していると学校に着いた。


学校正面に門番がおり、入校すると説明すると入口を開けて正面の当直室に行くように言われたんでタクシー料金を払い、荷物を下ろしてから当直室に向かった。室前には他の入校生もおり、先に


「○○ ○○です。これからよろしくお願いします。」


と大きな声で言ってたので、あぁ言えば良いのか。と同じように真似をすると、中にいた年配の男性が


「君はA204だね。まだ他の人は来てないから、鍵を持っていって部屋を開けてくれるかい。」


と言って鍵を渡して来たのでわかりましたと答えて荷物を持ちながらA204を探していると部屋入口にその部屋人員の名簿があったのですぐに見つけることができた。


中は12畳くらいの大きさので、備えつけられたベッドが8つ、つまり最大8人が部屋人員なんだろう。別に窓際とか気にしないので、真ん中にのベッドに荷物を置くとふと、腕時計がないのに気づく。


「ヤバい。タクシーに置き忘れた。」


と知るもタクシーは立ち去り、どこだか会社はわからない。


僕は先ほどの当直室に聞きに行くことにした。

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