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両想い ~Part3

「恋歌」


時には彼の腕の中

包まれて……


〈アイシテル〉


心の共有感

体の一体感


何をもにも代え難い

至福の時








「出逢ったふたり」


甘美な想いがぼろぼろに傷ついた

心の奥底へと優しく浸透してゆく

切れ切れにけれど絶え間なく続く

ライトな彼のくちづけ感じながら

それはまるで眠りへと(いざな)われて

ゆくかのような心地よさ……

唯ひたすら温かい胸に包み込まれ

いつしか私は恋の痛みを忘れゆく

もしあの時、出逢ってなかったら

私はまだ涙をいっぱい溜めたまま








「愛情の晩餐会」


あの人の好きな食べ物は

シチューにカレーにハンバーグ

オムレツ、ドリアにマカロニサラダ

まるで小さな子供みたい

最初は呆れたものだけど

けれど少年のような勢いで

いつもいつでも

美味しい美味しい!と食べてくれる

だから私は週に一度は

あの人の大好きなシチューを作る








「熱帯夜」


素肌のまま触れあいながら

眠りに就く二人きり

愛しくて愛おしくて

互いの名を囁きあい

睦言を交わしながら

今、この宇宙の中で

呼吸(いき)をしているのは二人だけ

そんな他愛なく幸せな錯覚を

あなたとだけ共にする

朝まで長い熱帯夜








「永久に……」


もういいから

貴男の気持ちは痛いほどわかるから

もうこれ以上

私の為に泣かないで

貴男のことは忘れない

貴男のことを想ってる

私はもうすぐ永久(とわ)にあなたの

あなただけのものになるから








「愛の方舟」


廻れ 廻れ

メリーゴーラウンド まわれ

風に乗って

夢を乗せて

夜の闇を彩りながら

二人だけの愛を運べ

天までも届くように

廻れ 廻れ

メリーゴーラウンド まわれ








「いつもふたりで」


目の前に立ちはだかるどのような困難も

全て乗り越えてゆけるように

勇気を下さい

臆病な私一人ではなく

いつも二人で立ち向かえるように








「朝」


安らかな微睡みの中にいる

あなたの無防備な寝顔を見ていると

ただそれだけで幸せな気分になれる

額にそっと口づけし

今日も一日頑張ろう








「男の子&女の子」


二人肩と肩を寄せ合って

電車の中で揺られながら

ヒソヒソ声で話している

幸せいっぱいて顔をして








「エンゲージ」


きらきら光るブルーサファイヤ

深い湖の底のまた底の色をした

きらきら光るブルーサファイヤ

私の左の手の薬指に今日よりは








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