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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ナンパ男のエイリアン

作者: たかぴ

A「マジっすか?実験人間のストック切れたんすか?」

8「こいつ…あぁマジだ…また人間を拉致する…」


物騒な会話をしている2人は

宇宙のどこかの国の博士たち…

どうやら下等生物の地球人で実験しているらしい


A「結構命がけっすよねー…大丈夫すか?」

8「それはお前が遊んでいるからだろう!

作戦通り動け!」


そうして2人の宇宙人は地球へと急ぐ

地球の近くに行くと、乗っいた船は

ステルスモードに入る…

地球のレベルでは見つかったりしない…

たまに誤作動を起こし、地球人にバレるのだが…


2人は急ぎ準備する

コイツら宇宙人の見た目はタコ

手足が八本…ヌメヌメ…青臭い

人間スーツを着て擬態する


朝方ある森に囲まれている草原にゆっくり着陸する


A「さぁーて!今日も捕まえちゃいますか!」

8「いいか?今回捕まえるのは…10代の地球人だ!」

A「解ってますってー」


2人は森から町へ向かう

人間の姿では、Aアーはチャラついた男

8(エイト)はメガネをつけたスーツの女性であった


町についた頃はちょうど通勤時間帯

子供達は学校に向かって

大人達は仕事へ…


宇宙人達は作戦を始める

まずAが注意を引き

8がすかさず後に立ち睡眠光線を当てる

地球人が倒れる

助けるフリをして連れて行く

そういう手はずだ…


まずは1人で歩いている子供を探す



1人空き地で猫を触っている

アホそうな男の子を見つけた…


8「こいつがいいだろう…」

とAに指示を出す



A「こんにちは♪君かわいいねー!

何してんのーオジサンと遊ばなーい?」

ちっと古いタイプのチャラ男が

男の子に声を掛けている

周りから見たら、普通に通報案件である


優太「オジサン誰ー?知らない人とは話しちゃいけないんだよー」

と座って猫を触っていた優太が立ち上がる


8が近づく


A「いいじゃねーのー、オジサンもさー

猫触りたいのよー」

Aは8に合図を送る


8が子供の後に立ち

睡眠光線を撃とうした時



ドン!



後から別の男の子が8に当たってきた


翔吾「ごめんなさい!急いでて!あ!優太!」


その拍子に催眠光線がAに当たり

Aは爆睡する


優太「うゎーーーー!オジサン倒れた!」

と子供達が騒ぐ

騒ぎを聞いて大人たちが集まる


8「クソ!」

8は急いでAを担いで運ぶ


優太「すごいね!オバサン!軽々と持っちゃった」

翔吾「すげー!すげー!」



8は走り逃げた…


数分後、公園のベンチでAを降ろし

顔を叩くが全く起きる様子は無い…





この宇宙人達が

地球人を誘拐し実験する理由は

宇宙人達が使う薬の治験の為だった

いわばマウス、猿に行われる実験だ

そして、明日この実験の成果を

国に提出しなければ

2人の宇宙人はクビとなる…


期限ギリギリになった理由は

Aが実験結果をあやまって宇宙に捨てたからである




8「ヤバい…こんな時に眠りやがって…」

8はAを殴り考える


もう一人で人間を捕まえるしかない

8は焦りながら動き出す…


地球人を探すが通勤時間を過ぎており

大人や子供達が少くなっていた



走って探していると

車椅子の女の子を見つける

これなら一人で捕まえられると思い

8は近づく…



いつもは父親に車で学校に

送ってもらっているミサキだが

今日は父親が早朝から仕事で居らず

母親は赤ちゃんを世話している

自分で学校に行けると

ミサキは車椅子を動かしていた



8は後から睡眠光線を当て女の子を寝かし

急いで宇宙船のある森に行き

女の子を担いで運ぶ


8「今日は担いでばっかりだ…」

いつもAに運ばしていた為、

なれない事で疲れ切っていた



宇宙船に着き、実験を始める

女の子に投薬し、カプセルに入れる

このカプセルは中に入れると

1000倍の速さで時間を進められる

カプセルでは女の子が起きては寝てを繰り返す…


5分後には…83時間…3日と半日


10分後にカプセルを開け

やせ細った女の子を取り出し

栄養の詰まった薬を脅し飲ませる


睡眠光線で寝かし

デカい機械で記憶消去をして

夕方、バレないよう誘拐した場所へ戻す

子供が居なくなったと両親が騒いだのだろう

警官らしい者たちが多い…

急いで宇宙船に戻り出発する



その日の夜、不思議な事が起きる

女の子の足が動き出し

立てるようになっていたのだ

女の子は泣きながら両親と抱き合う








A「俺を忘れてるってぇーーー!」






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