第一章 悪夢の始まり
「ふぅ、あいつ追いかけてきてないよね。」
あまりにも寒いギャグを連発され私は命からがら逃げきった。
近くにドアがあった
「入ってみよう」
中に入ってみるとその部屋には本棚があった
適当に1冊取って読んでみた。
「フフ、ちょっと残酷な話ね」
なぜここで笑ったのか。私にも分からなかった。何故かこの残酷な話が『面白い』と思ってしまった。
「おっと」
体がよろけて本棚に手をかけた。
そしたら本棚が崩れた。腐っていたみたいだ
「仕方ない。この本は持っておこう」
本棚の部屋から出たら目の前に違う部屋があった。その部屋に入ったら
トントントントン
「え?なんの音。」
よく見ると『ナイフだけが動いていた』
ナイフに近づくとナイフの近くに人のような気配がした。気配だけだったがとりあえず持っていた本を思いっきりふってみた
そしたら『何か』に当たったそしてナイフが空中に上がって地面に刺さる直前で止まった。そこから赤い液体が流れ出ていた。
私の手から本が落下した。私の目はそのナイフに釘付けになった。
「こうすれば良かったんだ」
私はナイフを拾って部屋から出た
廊下にいたはずのあいつ、『怠惰のスケルトン』だっけ?あいつが居なくなっていた。
かわりに紙が置いてあった
『お前とは二度と会うことはないかもしれないな』
少し廊下を歩いていると、ドアを見つけた。
中には骸骨が沢山いた
!?骸骨が歩きよってきた。
「え!?」
不味いこのままでは、殺され・・・
「やられる前にやらないと」
そう思って私は骸骨共をナイフで斬った。
なんだろう、笑みがこぼれる。
「出口は・・・ないな」
戻ろうとしてドアを開けたら。
違う廊下になっていた。この館は不思議な事がいくらでも起こるみたいだ。