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アイオライトの魔導人形(エンテシア)  作者: 七瀬朔夜
第6章 目覚め-息吹-
60/70

本当の結末

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!今年も、何卒よろしくお願いします。


…と、朝投稿したやつに挨拶を忘れてたので今更しておきます。それほど切羽詰まってたんですよ…。

さて、再び朝の投稿の前書きの話で触れさせてもらいますが、何気に投稿時間を決めてるという訳じゃないです。今までは予約投稿とかで何とかなってましたが、これからもそれが続いていけるとは限らないので先に言っておきます。

まぁ一応、ある人をリスペクトして似たようなことをしてますけど、私は私なので好きにやります。現に、2回投稿とかしてますしね。なので、いつもと違う時間帯の場合は私に何かあったのだと思ってください。あんまりないとは思いますが…。


こんな感じで長くなっちゃいましたが、前書きは終わります。

後書きは5章の初めに言ったように、報告やらいろいろあるのでこれ以上の長さになります。もしよろしければ、お付き合いください。


あと、明日か明後日くらいには幕間を投稿するので少々お待ちください。

それでは、この章最後のお話をお楽しみください!

 クロノの短剣とマルコシアスの拳がぶつかり合う。お互いどちらも譲ることなく、力が拮抗する状態が続いてしまう。普通の短剣なら圧し折れてしまっても不思議ではない所を、クロノが所持している短剣は何故か圧し折れることなくマルコシアスの拳に耐えている。いやそれよりも、魔術師であるはずなのに何故短剣を持っているのか、という疑問が出てくる。クロノが「これで終わり」と言っていたように、持っていることには何か理由がありそうだ。

 しかし、マルコシアスはそんなことに興味を示すことなくクロノの奥の手を冷罵する。


「失望したぞ、クロノベルトよ。最後の一手がそのような(なまく)らな剣とは……。せめて、拳でなら愉しめた処を――」

「……鈍らなのかどうか、試してみればいいだろう。僕は負けない――いや、負けるわけにはいかないんだっ!!」

「フン……、なら望み通り、試してやろうではないか! その鈍らを圧し折ってお主の選択が間違いであったとなっ!!」

 マルコシアスは有言実行するように、クロノを短剣と共に押していく。それだけじゃなく、短剣は炎を纏った拳に触れていることから熱され、段々と紅色へと変色してしまう。鉄なのだから当然熱にも弱い。それを知らないクロノではないはずなのに、彼は尚も短剣を握り締めてマルコシアスに向けて突き立て続ける。意地になっているのか、このまま短剣が圧し折れて終わるかに思われた時、マルコシアスの表情が豹変する。それもそのはずだ。マルコシアスが押していたかに思われたぶつかり合いは、いつの間にかクロノが逆転して押す立場になったからだ。何故そんなことになったのか、マルコシアスはクロノへと問い掛ける。

「どういうことだ……、その鈍らが圧し折れる処か、我の拳へと食い込んでくるだとっ?! お主のその鈍ら、ただの鈍らではないというのか!?」

「……ただの短剣だなんて言った覚えはない。それに、僕が何の考えもなく、ただ短剣をあなたに突き立てていると思ったのか? これは本当に()()()()()だ。危険過ぎるから易々と出来ないが、あの子を取り戻すことが出来るのなら、僕の命なんて軽いもんだ!!」

 クロノの言葉にマルコシアスは満足するように笑うと、彼との果し合いに臨むため意気込み勇む。

「クックックッ、……ハーッハッハッ! これだ――我はこれを望んでいたのだ! やはり、人というものは侮れん! このままどちらが先に果てるか、手合わせといこうではないかっ!!」

「……残念だけど、あなたの期待には応えるつもりはない。言っただろう。これで終わりだ、と。僕の短剣があなたの拳に触れた時点で、僕の勝ちは決まっていた。そう、この決闘の勝敗の決め方はあなたの血を流させること――つまり、この短剣をこのまま振り抜けば、僕の勝ちだっ!!」

 そう言ったクロノはマルコシアスに突き立てていた短剣を思いっきり振り抜く。すると、拳に食い込んでいた短剣はマルコシアスの拳を悠々と裂き傷付ける。その拳からはクロノが言った通り、血が滴り落ちることになってしまった。



 こうして、長くも辛い決闘は幕を落とした――かに思われたが、マルコシアスはそのことを無視するようにクロノへと襲い掛かろうとする。

「こんなことで終いとは、そんなつまらん幕切れはなかろう……。まだ愉しめるはずだ――なぁ、クロノベルトよ!!」

 マルコシアスはそのままクロノの顔目掛けて拳を繰り出した。クロノはマルコシアスのそんな行動を微動だにすることなく彼を見据える。

 ここで2人の間に入るように1つの影が現れ、マルコシアスの行動を阻止しようとする。その影の正体というのは、今までこの決闘を見守っていたルェインだった。そのルェインはマルコシアスの拳を易々と受け止めると、彼に意見を申し立てる。

「……マルコシアス様、これ以上事を荒立てれば貴方様の誇りを傷付けることになります。どうかその矛を収めてください」

「我の誇りなど、どうでも良い。これほど愉しい戦はそうそうないのだぞ? それでも収めろと申すのか、ルェインよ」

「はい。僭越ながら、貴方様だけでなく、我等のためにも収めてください」

 ルェインはマルコシアスに向かって膝を突き頭を垂れると頼み込むように彼に申し立てる。

「――お主にそこまで言われては止むを得ないか。我の恥はお主等の恥でもあるからな」

「……心より感謝します、主よ」

「よい。我も逆上していたのが収まったからな。礼を言うぞ、ルェインよ――……して、クロノベルトよ。ルェインの言うようにこの決闘、お主等の勝利だ。喜ぶが良い」

 ルェイン、並びにマルコシアスからクロノの勝ちという宣言がなされる。

 しかし、決闘に勝ったというのにクロノの顔は浮かないまま暗く沈んでしまっている。その理由はおそらくエンテのことだろう。いくら自分が勝ったからといって彼女の命は――

「……勝ったからどうだって言うんだよ。いくら勝ったからと言って、エンテは生き返るわけじゃない……」

 その場に崩れ落ち、項垂れてしまったクロノはポツポツと自身の無力を呪う。自分がもう少し早く戻っていれば……、もう少し役に立つ術を仕掛けていれば――そんな今更考えてもどうしようもないことを考えてしまう。

 そんな項垂れてしまっているクロノへ向かって、悪魔の口から予想外な言葉が零れる。

「――安心せよ。そこな娘は生きておるぞ」

「…………え?」

 その言葉に、クロノは呆気に取られたようにかなり間の抜けたような声が口から出てしまう。無理もない。死んでいると思っていたエンテが実は生きていただなんて、気が抜けて変な声も出るというものだ。

「フッ……、我はこの娘が死んだなどと1度たりとて言った覚えはないぞ? お主が勝手に勘違いして我に挑んできただけだ」

「いや、だけど……、非常に口惜しいって……!」

「あぁ、あれか。あれは、愉しい戦いが終わってしまって口惜しいと言ったのだ」

「……ちょっと待ってくれ。そこまでは良い。だけど、この決闘は勝ちだとか言っていたのは何だったんだよっ!?」

「ん? あぁ、確かに言ったな。あれはお主のやる気を……んん゛! いや、エンテを組み伏してはいるのだ。よって、我の勝ちと言っても問題はなかろう?」

「何だよ、それ……。そんなの詐欺じゃないか。あなたは嘘を吐くのも吐かれるのも嫌いなんじゃなかったんですか!?」

「……いや、我は嘘を言っておらぬぞ。元より、お主が確認しなかったのが悪いのではないか?」

 実に悪魔らしい責任転嫁をするような言葉を吐き捨てる。確かに、ちゃんと生きているのか確認しないクロノも悪い所がある。だが、戦っていたのだからそんな余裕もなかっただろう。悪魔の言い分には少し無理があるというものである。とはいえ実の所、マルコシアスは演技を忘れて所々言ってしまったら演技がバレるようなことを言ってしまっている。頭に血が上ってしまったクロノはそれに気付くことなく戦ってしまったので、実際はどっちもどっちだと言える。

「一先ず、これにて宴は終焉だ。今宵は良き宴であったぞ、クロノベルトよ」

「……誤魔化そうとしても、あなたの言ったことは全部覚えていますよ。そんな見え透いた手には乗りません」

「――では、ルェインよ。敗者の我等は帰るとするか」

 クロノの言葉を無視し、マルコシアスはこの場から去ろうとする。何故か、いつの間にかルェインも敗者になってしまっている。そんな最後まで"悪魔らしい"マルコシアスにクロノは呆れて言葉を失ってしまう。

 ここから去って自分達の世界へと戻ろうとしていたマルコシアスは急に止まると、クロノへ向けて伝令を頼む。

「忘れる処であった。そこな娘に改めて伝えておけ。良き一撃であった。再び相見(あいま)えることを愉しみにしている、とな。無論、お主もだ。クロノベルトよ」

 マルコシアスはクロノへ向けて不気味に笑うと、ルェインと共に帰っていった。



 エンテと共に取り残されたクロノは呆然としながら深いため息を吐くと、去っていった悪魔へ愚痴を零す。

「はあぁぁ……っ。今回は完全に悪魔にしてやられてしまったな……。でもまぁ――目的のモノは手に入ったんだ。それに、ここが失われるようなこともない……。だったら、1度戻ってからもう1度来た方がいいのかもしれないな。その方がゆっくりと過ごすことが出来るしね……ねぇ、エンテ」


 魔力切れで(疲れて)眠ってしまったエンテを労い、褒めるようにクロノは彼女の頭を撫でる。そして、自身も疲れてしまっていることから、1度出直すためにエンテを背負いながらクロノは屋敷(帰路)へと向かうのだった。

この話が投稿されているということは、今頃私は1人忘年…いや、新年会を楽しんでいると思います。お酒おいしい。1年で数回の飲酒ということでブレイコーですよ!



……はい、ここまで読んでくれてありがとうございます。それでは、ちゃんとした報告をしていきますね。

主に3つほど、連絡・報告があります。


まず、1つ目。

やっていた仕事を辞めました。イェーイ!

あ、この小説を主軸にしたいから辞めた、というよりも、いろいろと限界が来てたので辞めたのが1つ目の理由です。流石にオーバーワーク過ぎました…。


もう1つの理由というのが報告その2と被っているのですが、やりたいと思う仕事が出来たので辞めた、という感じです。今はその仕事の資格を取るために勉強中です。先月からなので結構いっぱいいっぱいでした。とはいえ、そこまで勉強しているという訳じゃなくて、今まで自然と身に付いたものに専門用語が付く形なのでそこまで難しくもなく考える必要もなかったので楽でした。ただ、時間を作るのが難しかったことを除いては…。

一応、この仕事の知識は作品を作る上でも結構有効なので、何かしら専門的な話やキャラのやり取りがあれば「こいつ使ってやがる」と思ってください(笑)

ここまで言うと何の職業なのかバレると思いますが、一応内緒ということで。名前と素性を隠しているとはいえ、どこで何が流出するか分かりませんからね。

いろいろと生き急いでる感じがすると思われそうですが、無理はしてないです。今まで立ち止まっていた分、動いて達成しないといけないことがいろいろあるので実はこれでも少ないくらい…?

まぁ、そんな感じです。


ではでは、最後の3つ目になります。

今年中にこの作品の本を出したいと思います。金銭が発生するのでここではそこまで詳しく言えませんが、出す予定です。あ、誰かに言われたとかじゃなくて、自分自身、やりたいと思っていた夢の1つなので好きに作っていくつもりです。一応、心ばかりの挿絵と書き下ろしなんかも書く予定です。とはいえ、作るといっても少量でいつになるか分からないのであんまり期待はしないでください。あくまで、予定ですしね(笑)



ということで、連絡・報告は以上となります。長い文章でしたが、お付き合いありがとうございます!

最後に私から問答を1つしてみます。


「やりたいこと・やらないといけないこと・やるべきこと」


この3つの問いの答えを皆さん自分の中で当て嵌めてみてください。それぞれ似ているけれど、似て非なるものが答えになるかと思います。答えは私が用意するわけではなくて、皆さんの中にあるものというわけですね。何で私がこんな問答をするのかというと、各々答えが見つかっている人は分かると思うので言わないでおきます。まぁ、考えても考えなくてもどっちでもいいので流してもらっても構いません(笑)


それでは、次は明日か明後日の幕間でお会いしましょう~

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