1 始まり
※小説初心者
誤った情報有
『あ"ぁぁ~…仕事疲れたぁぁ…』
仕事場から家に直行してベッドに飛込む。
枕に顔を埋めてぶつぶつと仕事の愚痴を言う。
基本的には上司への恨みである。
散々こき使ったり仕事押し付けたりしやがって…!!!
私は探偵助手の浦月真奈。
数々の謎を解いてきた探偵の助手であり部下だ。
探偵の仕事は主に3つ。
・浮気調査
・家出捜査
・裁判時の証拠集め
探偵といえば、皆事件解決を思いつくだろう。
見た目は子供、頭脳は大人の人だってそうだ。
でも現実はそう上手くはいかない。
人によってはそう言う依頼も入ってくるんだろうが、あくまで私の探偵事務所は浮気調査等が主本だ。
だから何の面白みもない。
浮気調査を依頼してきても基本はしていないし、
家出捜査だって案外近くにいる。
裁判時の証拠集めはあんまり楽しくないし。
まぁこれは個人の意見だから真摯に受け止めないで欲しい。
探偵目指してね皆。
ってわけで仕事の疲労が凄く溜まっている。
それなのに上司は私に仕事を押し付けてくる。
彼奴はどれだけ辛いか分かっていないのだ。
疲れた体に追い打ちをかけられる辛さも、苦しみも。
パワハラで訴えてやろうか。
『めんどくさいしもういいか…』
日々の疲れが少しづつ減っていく中、私は重い瞼をゆっくりと閉じた。
___ 次の日
『ん~~~…!!いい朝…な訳ないか……』
今は午前6時。
出勤時間である。
何時もはこんな朝早くから出勤しても暇だが、今日は私に対しての依頼が入っている。
探偵助手ではなく、"探偵"としての仕事だ。
今日達成するのはかなり珍しい依頼である。
「幽霊事件」の調査だ。
警察は証拠がないから調査ができないため、探偵の私がやることになった。
上司は幽霊系が苦手なので、私が引き受けることに。
深夜に行くと尚危険なので朝方となったわけだ。
『よしっ…行ってきまーす!』
しっかりと服を整えて誰も居ない部屋に挨拶をする。
鍵を閉めて急いで事務所へ向かい、待たせている依頼主の話を聞く。
『まず御名前をお伺いしても…?』
「あ、はい。」
清「俺は清水悟です。」
『清水さんですね。合ってます。』
名前を聞いて本人確認をする。
其処から沢山の質問をして情報を集める。
『調査して欲しい場所は?』
清「フユウ町という小さな町で…」
大きな街より小さな町の方がアニメ等ではよくいるイメージだ。
幽霊がいる可能性は少し高そうだが…
話を聞いているところその幽霊はフユウ町の何処でも出現しているとか。
地縛霊の類だろうか。
最後に目撃情報があったのは大きなトンネル。
今日はその近くを調査しよう。
『ご協力ありがとうございます。』
『必ず幽霊を見つけ、解決いたしましょう。』
そう言いお辞儀して、清水さんを見送った。
…さて、作戦を考えようか。
______ 1 始まり __ fin…
始めまして、作者のるーじゅです。
お楽しみ頂けましたでしょうか。
小説初心者であったり、
少し違った意見も多数あったと思います。
その辺りは目を逸らしていただけると幸いです。
最後までスクロール、お疲れ様でした。
御閲覧、ありがとうございます。
これからも良ければ御愛読ください。