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第76話 学園対抗戦準備2

初心者です。

生暖かい目でご覧ください。

誤字脱字等ございましたら、ご連絡ください。

本日2話同時投稿。

この話は2話目です。

今回、きりがいいところまでいったので短めです。

俺たちは今、学園対抗戦の準備をする班で集まり。

自己紹介をしているところだ。

ユアたち高等部3年と俺たち中等部1年の自己紹介は終わったので、次は初等部6年の自己紹介だ。


「俺は初等部6年Sクラス代表生徒カイゼン・ビルガイルズだ。俺が最強だ」


「お、同じく初等部6年Sクラス代表生徒リルネ・フォメルと申します。よろしくお願いします」


「同じく、初等部6年Sクラス代表生徒レズ・シュルトと申します。先輩方、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」


「僕は初等部Sクラス代表生徒ケイル・リジルです。よろしくお願いします」


「僕ちゃんは初等部Sクラス代表生徒バホ・カアだ。僕ちゃんは偉いんだぞ」


これで初等部6年の自己紹介は終わった。

次で最後だな。


「ぼ、僕は初等部4年代表生徒サレ・ギハーレです。よろしくお願いします。サロ・ギハーレの双子の弟です」


「僕は初等部4年代表生徒サロ・ギハーレです。よろしくお願いします。サレ・ギハーレの双子の兄です」


「わ、私は初等部4年代表生徒ミカリ・セルブルグと申しますわ。よろしくお願いしますわ」


「初等部4年代表生徒セム・キルラ」


「僕が最後かぁ。ついてない。初等部4年代表生徒のムレスト・リブライグだよ。よろしく」


これでC班全員の自己紹介が終わった。


「自己紹介は全員したようね。じゃあ次はだれがどの競技に出るのか教えてくれないかしら?総合に出るのは確定しいるから言わなくていいわ。ちなみに私は全ての競技に出るわ」


ユアのその言葉にユア自身と中等部1年Sクラス以外の全員が驚いた表情をする。


「会長。いくらなんでもそれは」


「何か問題があるのかしら?」


「すべてをやって全て中途半端じゃいけません。せめて魔法だけとか剣術だけとかに絞るべきです」


「なぜ、私の競技をあなたに決められなければならないのかしら?」


「俺は会長のこと思って言っているのです」


「それならば、私に何か一つでも勝利してからでも言いなさい。私は自分が問題ないと判断したからそう言っているの。これ以上私に意見するなら私の邪魔をしたと判断するわよ」


邪魔をしたと判断する。

これは先ほどの言葉と照らし合わせると、これ以上邪魔するならば気絶させるぞ。という脅しである。


「、、、、分かりました。俺は剣術の個人に出るつもりです」


「僕は剣術の個人と魔法の個人に出るつもりだよ」


「私は剣術のダブルと魔法のダブルだね」


「俺は剣術の個人と魔法の個人だな」


高等部3年生が言い終わったので次は順番的に俺たちだろう。


「俺は全てだ」


「私も全てね」


「私も」


「私もー」


「お姉ちゃんと同じ」


俺たちは全員が全てに出る気だ。

それにまたもや、俺たちとユア以外が驚いた表情になる。


「貴様ら、さっきの会長と俺の話を聞いていなかったのか?会長程の強さがあるならまだしも、貴様らではどっちつかずの中途半端な成績になるだけだ」


「それなら大丈夫じゃない」


またもや、ユアが喋った。


「どういうことです?」


副会長はユアに聞く。


「だって、シンもミコもセーラもゼミルも私より強いし。ユイだって私と同程度の強さはあるから。私で大丈夫なら私より強いシン、ミコ、セーラ、ゼミルは全く問題ないし。私と同じくらいの強さのユイも大丈夫ってことでしょ」


またもや、俺たちとユア以外は驚く。


「事実よ。実際に摸擬戦も何回かしたことあるけど。私、シンたちに勝ったことないし。ユイともいつも引き分けだし」


ちなみにだが、ユアとユイが引き分けるのは結局途中でお互いに甘えたくなって戦いどころではなくなるからだったりする。


「そ、そうですか」


副会長は顔を引きつらせている。

恐らく、本来ならありえないというのだろうがダンジョンスタンピードで俺たちの実力を見たせいで一概に否定できないのだろう。


「納得したのなら次、お願いするわ」


「俺様は剣術の個人だな」


「わ、私は魔法の個人です」


「私は魔法の個人と剣術の個人ですわ」


「僕も魔法の個人と剣術の個人ですね」


「僕ちゃんは魔法の個人だ」


これで初等部の6年が終わり。

次が最後の初等部4年か。


「僕は剣術のダブルと魔法のダブルです」


「僕も剣術のダブルと魔法のダブルだね」


「私は魔法個人ですわ」


「私は魔法個人と剣術個人」


「僕は剣術個人かな」


「なるほどね。皆が何に出場する気かは分かったわ。それじゃあ、剣術だけの人。魔法だけの人。どっちも出る人で別れましょうか。3年生は副会長以外は全員どっちもになっちゃうから。指導目的の意味でも振り分けましょうか私がどっちもする人を担当するからガジル君は剣術、イレ君とミルちゃんは魔法をお願い。それじゃあ、皆は高等部の人がいるとこをに集まって頂戴」


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


俺たちはユアに言われた通りに分かれる。

俺たちはユアの元に集まる。

俺たちとユア以外の人で集まっている人は初等部6年のレズ嬢とケイル君。

初等部4年のサレ君、サロ君、セム嬢だ。

ぶっちゃけどっちもの人数が一番多い。

20人の班を3つに分けたのに1つのグループで11人はかなり多いだろう。

まぁ、ユアの中で俺たちは教える側なのだろう。


「別れたら、各々初めて頂戴」


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「了解」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


そうして各々のグループが始める。


「私たちはどうしましょうか」


「とりあえず、この中で剣術が得意な子はシンと。魔法が得意な子はミコと戦って頂戴」


「俺たちの許可とかとらないのか?」


「そうよ。私たちも中等部なんだから訓練しないと」


「いらないでしょ。貴方たちは教える側。みんな、シンたちは滅茶苦茶強いから人数とか考えないでひたすら襲い掛かりなさい」


そう言いながらユアが常闇を召喚し、俺に切りかかってきた。

俺は咄嗟に「無限収納」から神魔を取り出しそれを防ぐ。

するとミコに向かって魔法が飛んできた。

ミコはそれを「レジスト」で防ぐ。

魔法を使ったのはユイだった。

あっちも始まったらしい。


「まったく。少しは楽しませろよ」


俺はそう言いながら半歩後ろに下がる。

すると急に俺の先ほどまでいた場所に殺魔が飛んでくる。

初等部の生徒たちは固まっているな。


「お前たちもかかってこい。さもなきゃ」


俺は初等部の生徒たちに接近し、一番近いケイル君の首筋に神魔を優しく当てる。


「ひっ」


「痛い目みるぞ」


これは訓練だからしょうがない。

だが、俺を見て怖がるのかと思えばそんなことはなく。

嬉しそうに笑いながらレズ嬢やケイル君は自分の獲物を取り出して切りかかってきた。

俺はそれを全て避ける。

そこにユアとセーラの攻撃が入ってくる。

そして更に触発されたのかサレ君とサロ君も俺に切りかかってくる。

俺に遠慮はいらないと分かったみたいだ。


「さぁ。俺を楽しませろ」


俺は不敵な笑みで笑う。

俺に切りかかってくるやつは皆笑顔だった。

なんだ、ここには同類(戦闘狂)しかいないらしい。

なら遠慮は必要なさそうだ。

俺は自分から斬りかかったりしていく。

勿論峰うちにしていくが。

さすがにセーラやユアがいるなかで多対一は少しばかりきついが、それなりに楽しめそうだ。

皆は剣術に疲れて少し休んだら魔法に行ったりとしっかり訓練している。

そしてまるでローテーションでも組んでいるのかと言うほど俺にひっきりなしに切りかかってくる。

そのおかげで昼には俺たちはかなり仲良くなっていた。





ミコ視点


ユアの指示のせいで私はユイ、ゼミル、セム嬢が魔法をひっきりなしで放ってくる。

さすがにユイとゼミル相手では油断できない。

セム嬢もかなり魔法の才能がある。

シンの剣術の方が人数は多いが、こっちも決して楽じゃない。

でも、かなり楽しい。


「こういう魔法戦は久ぶりだけど、少しは楽しませて頂戴」


私は笑いながらそう言った。

ここにいるのは皆同類(戦闘狂)らしい。

なので遠慮などしない。

多少の怪我は許してもらおう。

きっと、その方が向こうも楽しいから。

皆は魔法に疲れて少し休んだら剣術に行ったりとしっかり訓練している。

そしてまるでローテーションでも組んでいるのかと言うほど魔法がひっきりなしに飛んでくる。

そのおかげで昼には私たちはかなり打ち解けていた。

その後も私たちはひたすらに剣術やら魔法やらで戦った。

皆強くなったと思う。

剣術だけのグループと魔法だけのグループの様子はわからないが、どちらものグループのメンバーは剣術も魔法も格段に成長した。

まだまだ時間はある。

このまま成長すれば、優勝にだって届くだろう。

俺たちはそんなことを考えながら、毎日皆と剣を交えた。

自己紹介と誰がどれに出場するかに時間を使いすぎた。

かなり疲れた。

誤字脱字等ございましたらお気軽にご連絡ください。

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