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転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年が最強能力で完全無双~  作者:
十六魔将軍集結編

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第300話 ロアの加護

結局全然投稿できてなくすみません。

新年早々忙しかった。

それと、今回少しだけ今までと書き方を変えてみました。

読みにくかったら感想等で教えてください。

ユキとその恋人のイチャイチャを邪魔してしまった翌日、詫びの品を持って私は再びカケメ男爵家に足を運んでいた。

まぁ「テレポート」で来たので足なんてほとんど使ってないが。

そんなことはおいておいて、私は昨日と同様の手法でユキのいる部屋の前に移動する。


コンコン


「お入りください」


「失礼するわ」


許可が下りたのでドアを開け、入室する。

部屋の中にはユキとユキの恋人が並んで部屋の中にあるソファに座っていた。

昨日来た時はなかったし、恐らくわざわざ用意してくれたのだろう。


「どうぞ、お座りください」


ユキに促され、二人の対面にあるソファに座る。


「まず、昨日はごめんなさい。急に何の連絡もなく訪問して、二人の時間を邪魔しちゃったみたいで。これはお詫びの品よ」


持参した詫びの品を「ストレージ」から取り出して、ソファの前にある机に置く。


「これは?」


「媚薬よ」


「「へ?」」


二人から声が漏れる。

まぁ、詫びの品に媚薬を持ってくる人は少ないだろう。

ちなみに、この媚薬。

かなり前にユアにあげたものと同じものだったりする。


「その媚薬、世界一強力な媚薬で対象の感度を1000倍にするの。使い方は、そういうことをする人全員でその媚薬に魔力を流すの。そしたらその媚薬を飲んだ存在は媚薬に魔力を流した存在以外からは何をされても何も感じなくなって、そのかわりに魔力を流した人から与えられる感覚には感度が1000倍になるの」


「「せ、1000倍」」


二人は使った時を想像したのか、顔を赤らめている。


「ただ、1000倍の感度は普通の人間に使うと強すぎる快楽で死んじゃうから人間のロアに使う場合は大量の水で希釈してつかいなさい」


「分かりました」


ユキはにっこりと上機嫌に答えた。


「さて、私が持ってきた詫びの品。受け取ってもらえるかしら?」


「「はい」」


「ならよかったわ」


「ミコ様、まずは私の友人を紹介させてください」


「勿論、貴女の可愛いガールフレンド、召喚して頂戴」


「ガールフレンドなんて、ロア、ミコ様に挨拶を」


少女はユキの言葉に頷き、ソファから立ち上がって少し移動して私の前に膝をついた。


「魔王軍最高幹部七魔公筆頭「災禍」ミコ・ディザスター・クリエイトブレイク様。お会いでき、光栄です。4000年前、魔王陛下の妹様として数々の国々を滅ぼし、災禍の魔女と恐れられた、最高位にして世界最後の吸血鬼族である貴女様にお会いできる日が来ようとは、思いもしませんでした。私、ユキの友人である。バタフライ王国、カケメ男爵家当主。ロア・カケメと申します」


「ロアね。覚えておきましょう。しかし、貴女。私に詳しすぎないかしら?最初はユキに聞いただけだと思ったけれど、ユキに教えてないことまで知ってるし」


ユキ、ロアの発言に驚いているらしく口がポカンと空いたままだ。


「恥ずかしながら、私は読書を趣味としておりまして、歴史書等もたくさん読んだことがあるのです。特にこの国には魔王軍についての文献や歴史書が多いため、詳しく知っているのです」


確かにこの国はシェールが創った国であり、上位の貴族も全て魔王軍に所属していた者達で構成されている。

よって、魔王軍についての正確な文書が多数残っているというのはおかしな話ではない。

だが、私たちが王魔学院で生活していた時周りの生徒が話しているのを聞くに魔王軍に対して先ほどロアから聞いたほどの魔王軍に対しての知識がある者はいなかった。魔王教を深く信仰しているものであってもそんなに詳しくはなかった。

にも関わらず、目の前の少女は私についての情報を面白いほど正確に話して見せた。

4000年という時間は驚くほどに長い。

いくらバタフライ王国であっても、正確な歴史が記された歴史書というのは珍しい。

それはしょうがないことだ。

他国の歴史書では大抵が魔王軍が絶対悪とされていることがその証拠。

勿論、偶然正しい歴史書を得たという可能性もあるが正直可能性は低い。

つまり、彼女は私の強さを知りながら私に何か隠している。

いや、ユキの表情から恐らくユキにすら話していないのだろう。

私はまだこの少女、ロアのことを欠片程度しか知らない。

だが、態度からロアがユキに依存しているということは分かる。

そのユキにすら話していない秘密がある。

もしかしたら、誰にも話していないのかもしれない。

この少女は何か大きなことを隠している。

だがしかし、一つ大きな違和感がある。

ロアはシェールが既に接触している。

シェールから何も聞いていないことから、シェールはロアが何かを隠していることを見抜けなかった、もしくは既にそれを知って研究対象として放置しているのか。

まぁいいか。


「ねぇ、ロア。突然だけど、貴女を鑑定してもいいかしら?」


「構いませんよ」


「それじゃあ、失礼するわ」


「超鑑定」を発動する。

結果はこうだった。


名前:ロア・カケメ

年齢:10歳

性別:女性

レベル:49

魔力量:3920/3920

種族:人間

加護:魔導士

スキル:マナバレット、ダブルマナバレット、トリプルマナバレット、鑑定、索敵、危機察知、弱点看破、魔力感知、魔力視、魔力操作、収納

耐性:

適正属性:水、雷

称号:本を愛する者


一見、普通のステータスだ。

一般人から見ればかなり優秀な方だろう。

宮廷魔導士レベルなので年齢から考えれば神童だろうが、私の勘がこのステータスに違和感を感じている。


「ねぇ、ロア。貴女、ステータス偽装してるでしょ」


ロアの目が見開かれる。


「御見それしました。さすがは、災禍の魔女様と言うべきでしょうか?」


「え?ロア。どういうこと?」


ユキが困惑した様子でロアに聞く。


「ユキ、今まで私の加護教えてなかったでしょ。それは、私の加護がとっても稀有なものだからなの。だから普段はステータスを偽装しているの。ミコ様はこの一瞬でそれを見破られたの」


「ロア、貴女。私の強さを知りながら、私やシェールをだました意図は?」


「私の加護は、なるべき知られたくなかったので「解除」。これで私の本来のステータスが見れるはずです。ロアもせっかくだから見て」


名前:ロア・カケメ

年齢:10歳

性別:女性

レベル:49

魔力量:13920/13920

種族:人間

加護:司書神

スキル:神速読、本管理、本修復、魔導書召喚、万物理解、正誤判定、マナバレット、ダブルマナバレット、トリプルマナバレット、鑑定、索敵、危機察知、弱点看破、魔力感知、魔力視、魔力操作、収納、ステータス偽装

耐性:

適正属性:水、雷

称号:本の虫、本を愛する者、本に愛されし者、理を理解せし者、真実を知りし者、大賢人


「なるほど、これは」


「ロアって、神族系の加護だったの?だからあんなに強かったんだ」


ユキはとても驚いている。


「にしても、貴女のスキル。なるほど、これは私に隠すのも無理ないわね。万物を理解するスキルなんて、私にステータスを偽装したという事実は許してあげる」


「ありがとうございます」


「それで、ミコ様。私達に何の御用なのでしょうか?」


「あぁ、そうそう。忘れてたわ。今回の私の目的はロア。貴女よ」


「私に?」


「単刀直入に言うわ。貴女、魔王様に忠誠を誓う気はあるかしら?」


「魔王様に、忠誠を、勿論誓う覚悟はあります。バタフライ王国の国民として、魔王様に命を捧げるのは当然と言えます」


ロアが魔王軍に忠誠を誓う覚悟があるという話はシェールから聞いた。

なので、別に驚かない。

だけど、その理由は気に入らない。


「ロア、確かにバタフライ王国はシェールが魔王様のために創った国よ。だけど、だから魔王様に忠誠を誓うというのは無礼じゃないかしら?」


魔力をほんの少し解放してロアに圧をかける。


「失礼しました。私、ロアは最愛であるユキと永劫に一緒の時間を過ごすため、魔王様に忠誠を誓わせていただきたいです」


「ふふふ。正解よ。さすがはシェールが認めた友人だわ。私の名の元にロア、貴女が魔王軍へ入ることを認めましょう。貴女は私直属の部下となりなさい」


「承知しました」


こうして、ロア・カケメは正式に魔王軍に所属することとなった。

シェールには既に話を通しているから問題ない。

物事がミコの思い通りに運んでいく。

今回で300話。

いつか、《一年くらい先》に番外編をきっと出します。

巻き返しカウント:84話

誤字脱字等ございましたらお気軽にご連絡ください。

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作品についての疑問やご質問、ご指摘も受け付けておりますので感想などを貰えると嬉しいです。

感想については全て返答させていただくつもりです。


この作品の番外編です。

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