第3話 武器
初心者です。
生暖かい目でご覧ください。
頂いた感想からいくつか前話の情景等の描写について変更、追加しております。
気になる点、ご希望等ございましたら、感想で教えていただけたら嬉しいです。
誤字脱字等ございましたら、ご連絡ください。
俺の名前がシンと決まった瞬間、俺の目の前に出ていた鑑定の名前の欄にシンと刻まれた。
「他にも分からない単語があるんだが、まず魔力量って何だ?」
「魔力量っていうのは読んで字のごとくその人の体内魔力の限界保有値と残存魔力量をあらわした数値のことね。魔力には体内魔力と自然魔力の2種類があって、体内魔力っていうのはさっきシンが『鑑定』を発動するために使った魔力のことね。まぁ『鑑定』は魔力を消費しないから、数値として減ってないのだけど。今はそれは置いといて、自然魔力っていうのは自然界にある魔力のことで魔法を発動するときに使うことが多いわ。まぁ魔法についても後で教えるから置いておくとして、他には何かあるかしら?」
「スキルについてだが『鑑定』は分かるんだが『創造』ってなんだ?」
「それは恐らく固有スキルね。シンの加護って創造神の加護でしょ。固有スキルっていうのはその人の加護に影響するから恐らくそれの影響ね。固有スキルは加護によって取得できるスキル。だから加護が同じ人は固有スキルが同じだったりするの。まぁシンは神族系の加護だからシンと同じスキルや加護を持った人はいないけど」
「神族系の加護って?」
「文字通り神を冠する加護のことよ。シンの加護は創造神の加護。だけど普通の人の加護っていうのは魔法士の加護とか剣士の加護って感じなんだけど魔法師とか剣士の加護っていうのは結構いて特に珍しいものじゃないの。でも神族系の加護は違う。それは1000年に1度いるかいないかってレベルで稀少で、その加護が他に現れることは絶対にないの、それが神族系の加護」
「耐性っていうのはなんだ?特にそのあとの精神的苦痛耐性とか肉体的苦痛耐性について知りたい」
「耐性っていうのはスキルと同じで一定の条件を達成すれば得ることができるの。スキルと違う点はスキルは何かを行う時に使うけど耐性は自分の意思で発動するんじゃなくて、自分がくらったダメージをやわらげたりするの。例えば、火耐性。火耐性があればある程度炎を浴びても火傷を負わなくなるわ。ただ完全にじゃなくて、強い炎だと耐えられないけどね。まぁ例外はあるけど。それで貴方の場合は精神的な苦痛、肉体的な苦痛がやわらぐわ。貴方はこの世界に来たばかりだから普通は耐性は何も持っていないはずなのだけれど、この2つの達成条件は精神的なものだから。恐らく貴方はこの世界に着た瞬間に取得したのでしょうね」
「なるほど、じゃあ次に適正属性とやらについて教えてくれ」
「適正属性っていうのはその人の魔法の適性が分かるわ、火なら火属性の魔法が使えるって感じね。属性っていのは火、水、風、土、雷の基本5属性と闇、光の稀少2属性の計7属性よ。ただ、これにも例外があって、貴方の死属性と龍属性みたいな奴。これを固有属性って言うんだけど。固有属性はその人しか使えないの。遺伝によって受け継がれることはあるみたいだけど。っと話が逸れたわね。属性についてはこんな感じ。詳しいことは魔法を使うときにでも」
「じゃあ最後に称号について教えてくれ」
「称号っていうのはスキルと似ていて、ある一定の条件を達成し神様に認めてもらうとえることができるものね。持っているといい効果を表すものもあるから持っていて損はないわ。他に自分のステータスについて聞きたいことはある?」
俺は首を横に振った。
ミコの説明はどれも分かりやすかった。
「じゃあ次は私に『鑑定』をかけてみて、自分にかけるのと、他人にかけるのは少し感覚が違うから、あと『鑑定』を他人にかける場合は余程実力差があるか、かける相手が貴方のことを信用していないと相手のステータスは見れないから」
「わかった。それじゃあミコにも『鑑定』をかけるぞ」
「いつでも大丈夫よ」
俺はミコに『鑑定』を発動した。
名前:ミコ
年齢:12歳
性別:女性
レベル:1
魔力量:300000/300000
種族:人間
加護:魔法神の加護
スキル:魔法創造、鑑定
耐性:魔法耐性、精神的苦痛耐性、肉体的苦痛耐性
適正属性:火、水、風、土、雷、闇、光、氷、霊
称号:大賢者、希代の天才、神の遣い、導く者
「すごいな、魔力量も俺より高いし、スキルも耐性も称号もたくさんある」
「ふふ、ありがと。まぁ魔力量に関しては、シンも十分よ。一般的な数値としては大体100くらい、多くても300ね、冒険者ならレベルによるけど大体低レベルなら400、高レベルでも700ってところね。宮廷魔導士レベルなら、低くても1000、高くて3000ってところ。あと王族とか貴族とは多い傾向があるみたい。王族は平均5000はあるみたいだけど、まぁ個人差はあるし、王族=高いって訳でもないわ。あくまでこの国の王族はって話だけど。まぁ、シンも私も魔力量は常人よりかなり多いってことさえ理解してくれたらOKよ」
「なるほど大体この世界のことが分かった」
にしてもこの世界の人間、魔力低すぎないか?
俺が240000、ミコが300000なのに、一般人っていっても100は低すぎるだろ。
ミコが言った中で高い宮廷魔導士とかいうのでも3000って、そう考えると、王族はかなり高いように思える。一般人の50倍って、まぁ俺たちは例外だな。
「そう、ならよかったわ。これでもアシスタントだしね」
「さて、じゃあ今度は『創造』を使ってみるか」
「あ、あと言い忘れてたけど、固有スキルは常用スキルに比べて、威力や効力が高い場合が多いから」
「なるほど、つまり俺のスキル『創造』は固有スキルだから、威力や効力が高いと」
「そういうこと」
俺は集中するために目を瞑る。
創造という名称から、恐らく何かを創ることができるスキルなんだろう。
ならば、色々試してみよう。
どんなものが作れるのか。
じゃあとりあえず、魔物がいるって言ってたし、武器でも作ってみるか。
どんな武器がいいだろう?
とりあえず剣にするか。
どんな剣にしようか。
俺がしばし考えていると、ふいに剣のイメージが頭に流れ込んできた。
その剣はまるで、自分で使っていたかのようにこと細かくイメージできた。
その剣を思い浮かべながら、魔力を手に集め、「創造」を発動した。
突然目の前が光った。
光が消えると、シンの前の地面には一本の剣が刺さっていた。
「できた」
それは俺のイメージ通りの剣だった。
龍のような模様が施された直剣だ、それを見たミコはなぜか目を見開いていた。
「ミコ、ミコ」
急に何も言わなくなったミコの肩をゆする。
「え、なに」
「この剣どうすればいいと思う?魔物とかいう人間と敵対する生物がいるって聞いたから作ってみたはいいもののどうすればいいかわからくて」
「そうね普通、鍛冶師とかは剣ができたらすぐに剣の出来を見るために『鑑定』するものなの。だからとりあえず鑑定してみてはどうかしら」
「そうか、分かった」
そうして俺とミコは『鑑定』を発動した。
名前:神龍剣神魔
レベル:1
種類:神剣
加護:創造神の加護、神龍の加護
スキル:神龍斬、神力撃、魔力撃、魔法斬り、変化、神龍解放
適正属性:火、水、風、土、雷、光、闇、死、龍
所持者:シン(変更不可)
破壊不能
「中々強そうだな」
スキルを見ただけだとよくわからないが、名前だけ見れば強そうだ。
「そうね、これほど強いのはあまり見ないわね」
ミコが言うなら強いのか?
比較対象がないためよくよくわからないが。
「じゃあ次はミコの分だな、ミコは普段武器は何を使っているんだ?」
「基本的には魔法を使っているからあまり武器は使わないのよね。でも昔ある人に剣を教えてもらったことがあったから、剣は多少使えるけど」
「そうか、じゃあ剣にしよう」
シンは集中するために目を閉じた。
ミコの剣はどんなものがいいだろう?
ミコは魔法を使うと言っていた。
そもそも、魔法とはどんなものかは分からないがとにかく動きやすいほうがいいだろう。
ミコは女性だし、大剣などの重い武器はないだろう。
なら直剣か?
あまり似合わない気がするが、、、夢中になって考えているとすると先ほどと同じように頭にはまるで見たことのあるように剣のイメージが湧いてきた。
そしてその剣をイメージしながらスキル『創造』を発動した。
そして今度はミコの目の前が光った。
そして光が消え見てみるとそこにはレイピアのように刀身が細い剣が地面に刺さっていた。
「よし、ミコの剣もできたぞ」
ミコはその剣を抜いた。
嬉しそうにしているようだし満足したようだ。
今のところ、ミコは無表情か、驚いたような顔しかしていなかったから、嬉しそうにしているのは新鮮だった。
まぁ出会って1日目で新鮮も何もないが。
「結構しっくりくるわね」
「それはよかった」
「じゃあ早速『鑑定』しましょ」
二人はスキル『鑑定』を発動した。
名前:神霊剣吸魔
レベル:1
種類:神剣
加護:魔法神の加護、神霊の加護
スキル:神霊突き、神力撃、魔力撃、魔法突き、変化、神霊解放
適正属性:火、水、風、土、雷、闇、光、霊、氷
所持者:ミコ(変更不可)
破壊不能
「これまた、中々すごいわね」
何か俺の剣と似ている気がするが、まぁ気にするほどのことでもないか。
「じゃあこの剣は私が『ストレージ』っていう収納魔法とも呼ばれる、物を異空間に入れて保管しておける魔法の中に入れておくわ。いつでも中に入れた物を取り出せるし、どんなに大荷物でも持ち運べる魔法よ。ずっと持っておくのは面倒でしょうし、しばらくこの剣は預かっておく。まぁ必要になったらすぐ渡しすし、シンが『ストレージ』を覚えるまでは預かっておく」
「了解」
そんな便利な魔法があるなら、ぜひ使ってもらおう。
にしても調子が狂うな、普段の俺なら自分の武器を出会って間もない相手に預けるなんてことしないのに、ミコならいいと思ってしまう。
俺はそんな普段とは違う違和感を感じつつもどこか心地よかった。
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