表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

27/368

第27話 最強の戦い1

初心者です。

生暖かい目でご覧ください。

誤字脱字等ございましたら、ご連絡ください。

少し前に投稿した「ステータス」の話の中のシンとミコの鑑定結果のスキル欄に「完全記憶」と「速読」のスキルが抜けていました。

申し訳ございません。

上記二つのスキルに関しては既に編集済みです。


今日は色々あったので疲れていたので、普段より少し早いけど寝ることになった。

だが、セーラが私と寝たいなんていったのでセーラは私の部屋で寝ることになった。


「ねぇミコ」


「どうしたの?」


「ミコたちはどうしてそんなに強いの?」


「嫌味に聞こえるかもしれないけどもともとの才能よ」


「そりゃ、シンもミコも才能はあると思うよ。でも私がいいたいのはそんなことじゃないのはわかってるでしょ」


分かってる。

セーラが聞きたいのは私たちの家族の話だとか魔法についての知識についてだ。


「それは、言えないわ。私たちの秘密だから」


「そう。まぁ出会って初日でそんなに信頼されているわけないか」


「別に、信頼してないわけじゃないわよ。そうじゃなきゃ一緒に寝たりなんてしないわ」


「ミコなら私が本気で攻撃しても傷一つつかないと思うけど」


「それでも、信用できない人といっしょに寝ようだなんて思わないわ」


「それもそっか。なら、嬉しいな。私は家族以外で信用されることも信用することもなかったから。始めて家族以外で信用した人が私を信用してくれてうれしい」


「そう。セーラ、私たちはその、、友達ということでいいのよね?」


「私としては嬉しいけど、いいの?」


「えぇ、セーラが構わないのなら」


「そっか、ありがと」


「セーラ、友達になったとはいえまだ出会って初日の私がいうことでもないけど、何か困ったことがあったら私たちを頼りなさい。私は出会って初日だけどなるべく貴女の力になってあげたいと思う程度には貴女のことを良く思っているわ」


「ありがと」


「セーラ、貴女にならいつか私たちの秘密を打ち明けられるかもしれないわ」


「じゃあ、その時を楽しみにしているわ」


そんな会話をして私とセーラは眠りについた。




翌日

シン視点


俺たちは普段より遅めに起きた。

と言っても普段起きる時間がかなり早いためセーラ達と同じくらいの起床時間になったが。


「今日はレイルさん達はどうします?」


「実は昨日の夜、僕たちで話し合ってね。セーラに関しては完全にシン君とミコちゃんに任せて、僕たちだけで狩りをしておこうって話になったんだ」


「なるほど、分かりました。ではセーラはこちらでお預かりします。それと部屋については引き続き使ってもらって構いませんし、ごはんに関しては言ってくれれば創りますし、レイルさん達で作って食べても問題ありません」


「分かった」


「では、セーラ今日の訓練を開始しようか」


そう言って「白黒世界(二人の世界)」を発動する。

今回、「白黒世界(二人の世界)」に入るのは俺、ミコ、セーラの3人だ。


「セーラ、今からすることは他言無用だ。いいか?」


「えぇ問題ないわ」


「それじゃ、始めよう。単刀直入に言うとセーラには新しいスキルを取得したり、スキルを進化させたりしてもらう」


「新しいスキルの取得はわかるけど進化?」


「そうだ。俺のスキル「スキル創造」は文字通り新しいスキルが創れるんだが、他の創造系スキルとは違って、創造というよりはスキルを進化や統合したり、派生スキルを新しく創ったりする感じなんだ」


「つまり、何らかのスキルを強くすることはできてもゼロから新しいスキルを創ることはできないとおいうこと?」


「正解だ。例えば俺のスキル「超強化」は「身体強化」と「部分強化」を統合進化させたスキルだ」


「なるほど。シンの加護には関係なさそうなのに知らないスキルはそんな感じで統合したり進化したり派生したりしたスキルってわけね」


「そういうことだ。だからとりあえずセーラには大本のスキルを取得してもらう」


「神族系の加護を持っているとスキルの取得速度は他の人より速くなるからすぐに取得できると思う」


スキルの取得条件については覚えているのでセーラにその行動をやってもらうだけだ。


3時間後


「セーラ「速読」のスキルは取得できてるわ。これで取得してもらいたいスキルは終わりよ」


「お疲れ様」


「いや、普通スキルって一つ取得するのにどれだけ簡単で速くても1時間はかかるものなのに、この短時間ででこんなに大量のスキルを取得できるとは思わなかったわ。大体12時間くらいかしら?」


「この空間の時間ならそれくらいだな」


「この空間の時間なら?」


「「白黒世界(二人の世界)」は俺たちの思った通りにできる。それは外の空間との時間すらな」


「どういうこと?」


「今、この空間の4時間は外の時間の1時間になっている」


「じゃあこの空間は外の4倍の速度で進んでいるってことかしら」


「正解だ」


「なるほどね」


「だから外の時間ではまだ3時間くらいしか経ってない」


「本当になんでもありね」


「セーラ、少し休憩するか?12時間ぶっ通しでスキルを取得し続けたんだから疲れただろ」


「そうね。少し疲れたわ」


「じゃあ、休憩だな」


「そういえば、思っていたのだけれどシンとミコはどっちの方が強いの?」


「ミコ」「シン」


俺とミコの声が被る。


「ミコの方がレベルが高いんだし、魔法も強いし、たくさんのことを知っているしミコの方が強いだろ」


「何を言ってるの?シンは何でも創れるし、剣も強いし、スキルの使い方が上手いし、絶対シンの方が強いわ」


「なら、今ここで摸擬戦でもして見たら。私、シンとミコの全力見てみたいし」


「ミコの方が強いが最近全力は出せていないし久しぶりにやるか摸擬戦」


「そうね。いつも通りのルールで10回偽魂を破壊した方の勝ち。勝った方が負けた方の言うことを聞く。このルールでいいかいしら?」


「構わないぞ」


「偽魂って?」


「俺たちは緊急用に自分の体内に10個の偽魂を入れてあるんだ」


「だから、摸擬戦のときはその偽魂を破壊するの。これなら本物の魂は破壊しないから死なないわ。まぁ死んでもこの空間ならたやすく蘇生できるし、この空間じゃなくても蘇生魔法を使えば蘇生できるから問題ないんだけどね。まぁ偽魂とはいえ痛みは本物の魂を破壊されたときと遜色ない痛みを感じるけど」


「なるほどね」


「それじゃ始めるか。セーラ開始の合図をしてくれ」


俺はそう言って「無限収納」から神魔を取り出す。

ミコも「ストレージ」から吸魔を取り出す。


「よーい、はじめ」


その瞬間、俺は全力の「身体強化」を発動してミコに接近する。

そして神魔でミコを斬る。

が、、、、、

神魔は空振った。

そしてミコは遠くにいた。


「「時間停止」か」


「正解」


「時間停止」はその名と通り自分以外の時間を止めることができ、自分だけはその停めたときの中で行動できるというアーツだ。


「相変わらず強いアーツだ。なら開け、「天門」「地獄門」」


その瞬間、ミコの左に大きな白い門が、右に大きな赤い門が現れる。

そして白い門から白い手が赤い門から赤い手が伸びてきてミコを門に引き入れようとする。


「まずい、開きなさい「霊獄門」「霊園」」


すると俺の後ろに大きな青い門が現れ、そこから青い手が伸びてきて俺を門に引きずり込もうとする。さらに俺の周りに白い花と墓が現れる。

だが、門も墓も花も全て消えた。


「「空間停止」ね」


俺のアーツである「空間停止」はその指定した空間で起こっている現象を停止させることができる。

これを使えばスキルや魔法、アーツは魔力の供給が停止し、スキルや魔法、アーツの効果は消滅する。


「「神器召喚」グングニル」


俺はグングニルを召喚する。


「「グングニル」「神龍斬」」


俺はグングニルを投擲し、さらに斬撃を放つ。


「否定」


その瞬間グングニルは力を失い落ちて、斬撃は落ちる。

ミコのアーツ「否定」はありとあらゆるものを否定する。


「俺がスキルを使ったという事実を「否定」したか」


「正解よ。記念にプレゼントをあげるわ」


そう言って、ミコは100程の災害魔法を放つ。

どの魔法も災害級魔法なため強力だ。

さすがにすべて俺に命中すれば俺の魂は一つや二つは壊れるだろう。

だが、俺だってミコの「否定」と似たことはできるのだ。

俺は避けるのではなく、ミコに接近する。


「無視」


魔法が次々に俺に当たるが俺は全く怪我を負わない。

これはアーツ「無視」のおかげだ。

「無視」は俺が指定したあらゆるものを「無視」する。


「なるほど、魔法自体を「無視」したわけか」


そう、ありとあらゆる物、それは魔法自体も含まれるため魔法の効果を「無視」したのだ。


「さてと、そろそろお遊びは終わりよ」


「そうだな」


「「魔眼」」


その瞬間、ミコの瞳は青に俺の瞳は赤に光る。

スキル「魔眼」は様々なスキルが統合進化したスキルであり。

使用者は莫大な力を得る。


「さてと、じゃやるか」


その瞬間、お互いから莫大なる魔力の奔流が流れる。


「崩壊」


「罪科:私に構わない。ギルティ:アイアンメイデン」


「超強化」


「絶対防御結界」


その瞬間、ミコが張った絶対防御結界が崩壊する。

その瞬間、俺はとげだらけの鉄の檻に入れられ、全身をその針で刺される。

が、「超強化」により防御力が上がっているので針が通らず鉄の檻を神魔で切り伏せる。

そのまま「テレポート」でミコの後ろに回り、ミコの体を手で貫き、偽魂を引き抜きつぶす。

ミコは痛みに悶えながらも俺の魂を吸魔で突き刺す。

めちゃくちゃ痛い。

お互いに「テレポート」で距離をとる。


「まずは一つだな」


「お互いにね」


「「神器召喚」ミョルニル、ヤールングレイプル」


ミョルニルは槌、ヤールングレイプルは手袋だ。

俺は手袋をつける。

ミョルニルとヤールングレイプルの鑑定結果はこうだ。


名前:ミョルニル

種類:神槌

加護:雷神トールの加護

スキル:ミョルニル、舞い戻り、巨大化、縮小、神打、神力撃、魔力打、魔力撃

適性属性:雷

使用条件:ヤールグレイプルを付けていること

所有者:シン、トール(変更不可)

破壊不能


名前:ヤールングレイプル

種類:神手袋

加護:雷神トールの加護

スキル:なし

適性属性:雷

所有者:シン、オーディン(変更不可)

使用方法:ミョルニルを使う時に使う。

破壊不能


ミョルニルは普通に優秀だ。

ミョルニルはありとあらゆるものを粉砕する。

ヤールグレイプルはミョルニルを使用するのに必要だ。

わざわざ鑑定結果に出るくらいだし、ミョルニルにはヤールングレイプルが必死なのだろう。


「闇属性破滅級魔法「ブラックホール」氷属性絶望級魔法「ニブルヘイム」」


ミコの魔法が迫ってくる。


「粉砕しろ、「ミョルニル」


俺はミョルニルのスキル「ミョルニル」を使う。

「ミョルニル」のはミョルニルを投擲することで使う。

「ブラックホール」と「ニブルヘイム」は消滅した。

俺とミコの戦いはまだまだ続きそうだ。

最強の戦いです。

シンとミコのアーツはとても強力ですが魔力の消費がめっちゃやばいです。

二人は頭おかしいくらいの魔力があるので使えますが、休みなしで1000回くらい使い続けたらいくらシンやミコでも魔力が無くなります。

まぁシンとミコは魔力が尽きてもすぐ回復しますが。

誤字脱字等ございましたらお気軽にご連絡ください。

気に入ってくださいましたら、ブックマーク、レビュー、評価いいね等よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ