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第198話 魔神の魔王様語り

今回、ルミネスの魔王様愛が爆発しております。

今話はルミネスがひたすらにシンの好きなところ良いところを話しているだけなので読まなくてもあまり問題ありません。

かなり読みにくいですが修正はしません。

ブックマーク150人ありがとうございます。

これからも頑張っていきたいと思います。

今日も少し短めです。

「私が魔王様に創られたのはもう4000年以上前。私は魔王様の魂の半分と魔王様と「災禍」の魔力、魔王様の神力を元に創られた。元々魔王様は魔王城を管理する存在が欲しくてホムンクルスを創ろうとした。その時に思い付きで神力を流したらホムンクルスではなく神が出来た。それが私。魔王様曰く完全に偶然の産物らしくて同じことをしても神は出来ないと思うって言っていた。だから魔王様は私に感情が芽生えたのも完全に偶然だと言っていた。創られた頃の私は感情がないも同然だった。好きや嫌いとかの最低限のものはあったけど、基本的には感情が湧かなかった。そんな私にも魔王様はとっても優しく接してくれた。「災禍」と「勇者」も勿論優しく接してくれてたけど、魔王様は創ってすぐの時はそれこそほんとんどの時間を一緒にいてくれて、色々なことを教えてくれた。「メモリートレース」での記憶の共有だけじゃんなくて、実際に色々なことを一緒にしてくれた。魔王様が普段ならする必要もない料理とか掃除とかまで一緒にやって、教えてくれた。あの時、私は何故魔王様が私にそんなことをしてくれるのかが分からなかった。でもとにかく楽しかった。嬉しかった。幸せだった。それがきっかけとなったのか、そこから私の感情は豊かになっていった。良い感情も良くない感情も。魔王様と一緒にいることが出来れば嬉しいし、魔王様と一緒にいられない時間は寂しい。そう思うようになった。そんな風に考えているうちに私は魔王様の役に立てると嬉しいと感じた。だから私は強くなった。幸い、私は強くなれるように創られていた。だから私は強くなって魔王様の役に立つことが出来る七魔公となることが出来た。まぁそのころは七魔公じゃなかったけれど。今はそれは置いておいて、本題に入ると魔王様の魅力はたくさんある。まず容姿から。分かりやすいところなら顔が良い。この世界で最もイケメンだと思う。よく比喩表現で天使のようなとか神のごときとかあるけど魔王様の顔の良さは天使や神なんて超越していると思う。次に声、いくらでも聞いていたくなるような声。かっこよくて寝る前に聞いたら、頭の中で魔王様の声がずっと流れて眠れなくなっちゃう。次に体系。パッと見は中世的。でも筋肉はしっかりとついていて色気を醸し出している。ちょっと前にお風呂上りの魔王様を見たときはその色気が本当にやばくてその日は一睡もできなかった。あの状態の魔王様と一緒に眠ることが出来る「災禍」と「勇者」が羨ましい。私も一緒に寝たい。絶対に眠れないのは確定だけれど長時間魔王様の近くにいられるのも幸せだし、顔を見れるなら睡眠なんていらない。元々この神の体には睡眠は不要だから問題ないし。次ににおい。とっても清潔な感じがする匂い。シャンプーとかボディソープとか同じものを使っているはずなのに匂いが全然私と違う。とってもドキドキする匂い。魔王様と一緒に眠っている「災禍」と「勇者」は本当によく眠れるなと思う。私なら匂いだけでも眠れない自信ある。次に髪。あのさらさらすべすべの黒髪。魔王様に一度聞いたことがあるけど大した手入れはしていないそう。なのにあのさらさらすべすべ。女として羨ましい。色も漆黒と魔王様らしくかっこよくて美しい。次に目。普段の澄んだ青色もいいけど「魔眼」使用時の赤色とか「神眼」の時の金色とかも美しくて最高。次に魔力。濃密で強力。圧倒的な力を感じる。魔力という点において「災禍」と並ぶのは魔王様だけ。黒く、美しい魔力。私の体の一部でもあるから魔王様の魔力はとっても落ちつく。次に剣術。世界最強の剣士は間違いなく魔王様。剣という領域においては剣神すらも軽く凌駕する。まさに圧倒的。私も大剣を使うから分かる。あんな動きは常人には不可能。努力では届かない領域。無限に成長することが出来る私だけど、きっと剣術と言う点において魔王様を超えるということはありえない。魔王様の剣術は強さと美しさを兼ね備えていて思わず見とれてしまう。次に魔法。さすがに「災禍」以上とは言えないけど、大抵の魔法は苦労なく使えるし、余裕で使いこなす。特に闇属性の魔法は魔王様が得意なためとても美しい。魔王様のあの美しい魔法ならくらってしまってもいいと本気で思う。次に優しさ。魔王様は4000年前、魔族と人間が平和に暮らす世界を夢見て自分を犠牲にして戦った。結果的に絶対に不可能と言われた人間と魔族の平和が短期間であれど実現された。本当にすごい。魔王様は一応味方であった魔族たちの死を嘆いておられた。そういうところも優しい。魔族なんて所詮は使い捨ての道具なのに、なんなら足手纏いまであるのに、それの死を悲しむだなんてなんて魔王様は慈悲深いのだろう。それに自分を殺そうとした人間すらお許しになられる。勿論反逆者は殺すけどそれは当たり前のこと。正直私は魔王様ほど慈悲深くないから何度魔王様の刃を向けた愚かな人間ともを駆逐しようと思ったか。というか七魔公は全員同じことを思っていたと思う。魔王様は本当に慈悲深く、優しいお方。それに私達七魔公を含めて親しい存在にはとっても甘い。私達の願いは大抵聞きいて、その神をも凌駕するお力で私達の願いを叶えてくれる。魔王様はよく私達に休んで欲しがっていた。魔王様に心配されるのは嬉しいけど、魔王様の役に立つことこそが私にとって至上の喜びだからそんなこと気にしなくてもいいと思う。でもそういうところも魔王様好き。あとご褒美。魔王様は私たちが仕事をしたら必ず何かしらのご褒美をくれる。魔王様のご褒美はいつもとても高価な物をくれておまけとして私達のお願いを聞いてくれるという形。でも私達からすれば高価な物の方がおまけ。魔王様へのお願い権。これが最高のご褒美。大抵皆頭を撫でてもらう。魔王様の頭なでなでは最高。適度に魔力を流してくれるからとっても気持ちがよいし、髪が崩れないようにとっても優しくなでてくれる。もし髪が崩れたら魔王様が整えてくれるアフターサービスまで充実してる。それが目当てで皆わざと髪を崩す。あとかっこよさ。魔王様の行動はすべてかっこいいけれど、特にかっこいいのは敵を前にしたとき。その敵が強ければ強いほどかっこよく感じる。敗北がないのは勿論、魔王様は敵を殺す時とても鮮やかに殺す。魔法で一撃。剣で急所を切断。魂の破壊。崇高な知略による罠。どれもとても素晴らしいもの。」


私がそういった時点で一つの棺桶が開き始めた。


「もう終わり。とにかく、魔王様は美しくて、かっこよくて、綺麗で、強くて、優しい。だから好き。私は私の全てを魔王様に捧げると決めている。魔王様には忠誠を示せば、示すだけ愛情で返してもらえる。だからみんな精一杯仕事をする。魔王様への忠誠を示す。コピも精々、私の忠誠を示すために魔王様のために働いて」


そう言って私は締めくくった。

そろそろ棺桶が全て開きそうだから。

そしてこの時、コピは強く思った。

確かに七魔公の方々にシン様の好きなところや素晴らしいところを聞くのはやめようと。

数分前、創造主様に魔王様の好きなところを聞いた自分を恨みながらコピはそう思うのだった。

ちなみにだが、後日ミコ、セーラ、ゼミル、ライシュ、ミーゼ、ルミネスの魔王様、シンのかっこいいところを語り合う会に強制参加させられることをコピはまだ知らない。

七魔公の魔王様大好き度を舐めてはいけないのだ。

作者はこれを書いて思いました。

自分は疲れているのだと。

最近少し精神的に嫌なことが連続していたのもあって、少しおかしい気がする。

いくら自分の作品の主人公とはいえここまで一人のキャラクターについてかけるのか。

ルミネスでこれだったらミコとかセーラみたいな更にシンを愛しているキャラクターだとどうなるのか。

自分に少し興味が湧いてきます。

とりあえず少し休むことにします。

巻き返しカウント:10話

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