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第2話 鑑定

初心者です。

生暖かい目でご覧ください。

頂いた感想からいくつか前話の情景等の描写について変更、追加しております。

気になる点、ご希望等ございましたら、感想で教えていただけたら嬉しいです。

誤字、脱字等ございましたら、ご連絡ください。

「うんん、ここは?」


そういって、俺は目を覚ました。

ネロが言っていた通り森だ。

木が生い茂っているし、空気もうまい。


「なんだこの本?」


俺の傍には、本が置いてあった。

俺は本を不思議そうに持ち上げて最初のページを開いた。

すると突如本が光りだした。


「眩しい」


俺は3秒程目を瞑っていた。

そして目を開けると前には12歳前後のかわいい少女がいた。


「私は貴方のアシスタント役。名はミコ、貴方と同じで外見の年齢は12歳だけど、中身の年齢は違うわ。話すのが苦手だから自分から話すことはあまりないけど、分からないことがあったらなんでも聞いてちょうだい」


少女は、外見の年齢からはだいぶかけ離れた口調でそう自己紹介をした。


「ああ、ミコさんよろしく頼む。俺の名は草葉蓮(くさばれん)だ」


俺はそう自己紹介した。


「草葉蓮ね、分かったわ。あぁあと敬語とかは不要よ、私も敬語は使わないし、これから一緒に過ごすんだしさん付けはやめて」


ミコは少し恥ずかしそうに言った。

外見は12歳なのもあって恥ずかしそうにしているのがとてもかわいかった。


「そうか、分かった、俺としても敬語はあまり得意じゃない、前世でもあまり話すタイプではなかったから」


そう俺は前世では成績こそよかったものの、教室では窓の外を眺める日々を送っていたのだ。

なので、俺としても慣れない敬語で話さないといけないのは少ししんどかった。


「うん、それでいいわ、じゃあまずこの世界について軽く説明をするわね。神様から、簡単な説明は聞いてると思うけど、この世界には蓮のいた世界にはない概念がたくさんあるわ。例えば、レベル、スキル、魔法、魔物、加護など蓮の世界にはなかった概念がこの世界にはたくさんあるの。種族も蓮のいた世界と違って人間のほかに、獣人、魔族、エルフなどの様々な種族がいるわね。さっきいった種族はどれも人間と同等レベルの知能を持っているわ。また種族としての特徴もあるわね、例えば獣人は動物のように尻尾や耳があって身体能力が人間よりも高かったり、エルフは特殊な魔法を使うことができたりって感じね。まぁ今言ったのは大まかな種類で獣人の中にも猫人や犬人ってかんじで区別されてたりでさらに細かく区別されていたりってのもあるし、この世界には人間と同等レベルの知能を持つ種族は他にもたくさんいるわ。他にも様々な概念や種族がいるわ例えば、錬金術とか、奇妙な術を使う人もいるし、種族だって、ほかにもたくさんいるから、正直私でも知らない力や種族だって存在するわ」


なるほど、この世界は俺がいた世界にはないものが無限といっていいほどにあるようだ。


「質問いいか?」


「どうぞ」


俺はミコの話を聞いて一番最初に気になった疑問について聞いた。


「俺には最初ミコが言っていたレベルやスキル、加護等はあるのか?俺は異世界の人間だから俺自身に加護やスキルとやらがあるとは思えないんだが」


「おそらく、あるわこの世界にスキルや加護がない人は基本的に存在しないわ。スキルや加護っていうのは生まれた時からあって、魂に刻まれている物だから蓮のいた世界にはスキルや加護なんて概念がなかったとしても、蓮の魂がこの世界に来た時に刻まれたと思うわ。ただあくまでこれは可能性だから、調べてみてもいいかしら」


ミコは俺にそう確認を取った。


「頼む、というか俺は見られてもわからないんだから勝手に見ればいいのに」

「人のスキルやレベルを勝手に見ることははたとえ家族や親友、恋人でもマナー違反とされているのよ」


そんなマナーがあるのか。

でも俺がいた世界にはなかった概念があるんだから、俺のいた世界にないマナーがあっても不思議じゃないな。


「俺は別にミコに見られてもなんとも思わないから、勝手に見てくれ、というか俺に加護やスキルを見る手段は無いからな調べて俺に教えてくれ」


なんでだろう、普段の俺なら人を警戒して勝手に見てくれなんて言わなかっただろうに、どうしてもミコを警戒することができない。


「分かったわ」


ミコの目が少しだけ、ほんの少しだけ光った。

そうしてミコは驚愕した。

しかしミコはそれを表情に出すことはなかった。


「ミコ、なぜ少し目が光ったんだ?」


「あら、光ってたかしら」


「あぁ、少しだけだが、光ってたぞ」


「蓮は魔力に敏感なのね」


「魔力?」


俺は新しくでてきた聞きなれない単語が出てきたので首を傾げた。

俺は小説などの類に疎い。

俺は前世で本はたくさん読んだが小説はあまり読まず、読むとしてもたまに推理小説を読むくらいだった。


「魔力っていうのはこの世界にあるエネルギーの一つで自然界にあふれかえっているの。そして、その魔力は人の体中にもあるの、ただ個人差があるけどね」


「なるほど、それで結局なんでさっきミコの目は光ったんだ?」


「あぁ、それはスキルを使ったからよ。「鑑定」と言って、相手のステータスが分かるスキルなの。

ステータスっていうのは相手の名前、年齢、性別、レベル、魔力量、種族、加護、スキル、耐性、適正属性、称号が分かるのこれをまとめてステータスというの。そして私の目が光ったのは目に魔力を集めたからよ」


「目に魔力を集めたらなぜ目が光るんだ?」


「魔力っていうのは本来見えないものなんだけど、魔力の感受性が高い人は魔力が一点に集中すると

光って見えるのよ」


ということは俺は魔力に敏感なのか。


「それで、俺のステータスはどんな感じなんだ?」


「見てもらった方が早いから、今から蓮に常用スキル「鑑定」を使ってもらうわ。まず、スキルの大まかな説明からするわよ。スキルっていうのは固有スキルと常用スキルの2種類があるの、常用スキルは誰でも使うことができるようになるスキルね、それぞれのスキルに習得条件があってそれを達成すれば使うことができるわ、まぁ実際にやってもらった方が早いわ」


「分かった、スキルっていうのはどうやって使うんだ?」


「まずは体内の魔力というものを感じる必要があるの、体に流れてる血液とはまた違う感覚のものな

んだけど、わかるかしら」


俺は目を瞑る、そして感じる、、、、

これか?血液とは違う、体中を流れる何か。

恐らくこれが魔力だろう。

俺が魔力を感じ取り試しに体外に放出してみると、俺を中心にして、絶大な魔力の奔流が流れる。

ミコは少し驚いたような表情だったがすぐに普通の表情に戻った、どうしたのだろう、まぁいいか、今は魔力を感じ取るのに集中しよう。


「ミコ、こんな感じでできてるか?」


「えぇ、完璧よ、それじゃ、次にスキルを使う場合は、そのスキルにあった場所に魔力を一点に集めないといけないの、今回の場合は目に」


「分かった」


俺は自分の中にある、魔力を目に集めた


「これでいいか?」


「えぇいいわ、じゃあまずスキル「鑑定」から、自分が鑑定したいものを強く意識して、今回は自分にかけるから自分を思い浮かべたらいいわ。そして頭の中で「鑑定」と念じるの、そうすれば目の前に意識したものの鑑定結果が出るわ。本来の常用スキルはスキルの取得条件を達成してからじゃないとスキルを使えないんだけど、この「鑑定」だけは例外なの」


「そうなのか、とりあえずやってみる」


俺は自分の魔力を目に流し、自分を強く意識して「鑑定」と念じた。すると、俺の目には


名前:

年齢:12歳

性別:男性

レベル1

魔力量:240000/240000

種族:人間

加護:創造神

スキル:創造、鑑定

耐性:精神的苦痛耐性、肉体的苦痛耐性、

適正属性:火、水、風、土、雷、闇、光、死、龍

称号:転生者、希代の天才、剣聖、


「なんか色々出た」


「それが貴方のステータスよ」


「えっと、なんか色々よく分からないのがのっているな。えっとまずなんで名前がないんだ?」


「多分、この世界での名前じゃないかしら、この世界では苗字とか無いから新しく考えないとだめなんじゃない?それにせっかくの第二の人生なんだし、前の名前は捨てて新しい名前考えたら」


「そうだな、でもなんでミコが苗字のことを知っ」


「それより、結局貴方の名前どうするの?」


ミコは俺の言葉を遮って言った。

苗字の件は気になるが確かに第二の人生新しい名前の方がいいだろう、少し考えた結果俺は、、、


「ミコが決めてくれないか?」


ミコに決めてもらうことにした。


「私が?」


ミコは呆けたように聞き直した。


「あぁミコが、俺は新しい人生を歩むんだから、前の名前は嫌だし、名前って家族につけてもらうものだろ」


そう、名前っていうのは自分で付けるのではなく家族がつけるものなのである、そして現状今この世界で俺と一番親しいのはミコなのだ、まぁそもそもネロとミコ以外のこの世界の人とあっていないんだが、それでも俺はミコを信用しているといえる、そもそも信用していなければ名前を付けてなんてなんて言わなかっただろう名前がなくても今のところ不便ではないのだから、放置していただろう。

蓮の言葉を聞いてミコはすぐには言葉が出なかったが、すごく嬉しそうだった。


「そうね、分かったわ、少し考えさせて」


そして少しの沈黙の後、ミコが


「貴方の名前はシンなんてどうかしら」


「シンか、いい名前だな、今日から俺はシンだ」


「改めでよろしくな」


「うん、よろしく」


この時、俺は草葉蓮からシンに生まれ変わったのだった。

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